5月半ばから突然の体重減少に見舞われていた僕だが、7月半ばに底を打ち、その後体重はジワジワと増加を続けていることは既に報告していた通り。11月に入り、ついに元のレベルに戻ってしまったようだ。
問題は体脂肪量で(体脂肪率も)、体重減少前の値を超えて尚、増加の勢いが衰える気配がない。
徐脂肪量は、8月以降は比較的安定している。
よくわからないが何だか嫌〜なのは、体水分率が減ってきていること。人間の身体の60%は水分なのに、その水分が減ってきているのだ。何かいろいろ良からぬことの原因になりそうな…。
今年は人生で初めて3カ月半で5回も東京に行った(1年に10回も飛行機に乗ることなど、今後2度とないのではないか!?)。東京に行くたびに体重が1kg増えて帰ってきた。
それと言うのも、ホテルの朝食があまり美味しくないのだ。「美味しいからついついたくさん食べてしまう」のではない。「美味しくないから満足できず、『質より量』と食べまくってしまう」のである。
3軒のホテルに泊まったが、どこの朝食もイマイチ。いずれもバイキング形式で、朝食付きプランで宿泊していたので、ある意味「食べ放題」。朝食だけ別料金で頼むと850〜1200円相当のようだ。
ところがこれが…、美味しくなかった。2年前も東京に4回行ったんだけど、あのときはそんな印象はなかったけどなぁ…。
で、「元を取ろう」とついついたくさん食べてしまったワケ(と言うか、朝食付きのホテル代、経費として払ってくれる人がいるんですけどね…)。貧乏性なのよね…。
こうやって考えてみると、道東の朝食付き1泊4000円のホテルの朝食の方がはるかに美味いよなぁ…。「ひょっとして、北海道って食べ物が美味いのか?」と思い当たった。そうか、北海道は食べ物が美味しいのか…。
北海道で生まれ育って、「北海道は食べ物が美味しい」と思ったことは1度もない。北海道の食文化は「素材の良さ(新鮮さ)」で勝負するから、「美味しいと感じるように調理する」文化が育たない。北海道の人間としては「美味しいものは都会に集まる」という感覚がある。北海道に美味いものなんかない、と。
ただ、考えてみると、東京で美味いものを食べたいと思ったら、お金も出さないとならないのかもしれない。美味いものは高く、安く済ませたいと思ったら味は我慢しないとならないのかもしれない。
北海道はちょっと違って、お金を出しても特別に美味いものなんか手に入らない(そもそも存在しない)。ところが、安いものでもそこそこ美味い。僕は「美味しいものを食べるために金を払う」というタイプでは決してないから、北海道にいる方が美味しいものを食べられるのかもしれない。
とか何とか理屈をコネていないで、この体脂肪を何とかしなければ…。

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