疲れてしまって1週間もこのブログエントリーを書く気力が湧いてこなかったのだが…、
先週末の3連休、お通夜・お葬式に参加するために、母を連れて横浜・鎌倉に行ってきた(亡くなったのは母の実姉)。
その数日前から台風が近づいてきており飛行機の運航が気になったが、天候には問題なし。ただ、「天候に問題なし」と言うことは…、最高気温が31℃、33℃、31℃と普段北海道に住んでいる身には蒸し暑さが堪えた。
70代の母と一緒ということで、ホテルは横浜中心部の、駅からなるべく歩かないで済むところ。僕独りなら絶対に泊まらないような(料金の高い)ホテルに2泊した(僕独りなら1泊だよね。まぁ、宿泊費や交通費は全部母持ちだったんだけど(笑))。ホテルからの景色も見事だったし、バイキング形式の朝食も美味しかった。
横浜の海のすぐ近く、というところは…、やはり海風の影響なのか、暖かい空気が妙にベタついた。ホテルから外へ出てものの数分で喪服のズボンが太腿に張り付いて、非常に気持ち悪い。
お葬式そのものは鎌倉。大船から鎌倉の方へ分岐していくと、電車の窓から見える景色が少し変わったように思う。親戚(今回亡くなった伯母さんの家族)が住んでいることもあり、僕は鎌倉には小中高校生時代にカレコレ4〜5回は来たことがあると思う。自分で電車の路線を調べて来たのが初めてだったせいか、「こういう感じのところはちょっと好きだな」と今回特に強く思った。緑が多いのかな?
前回母と一緒に鎌倉を訪れたのは…、僕が中学校を卒業した春休みだったから、ちょうど30年くらい前だ。考えてみると、当時の母は今の僕より数歳若かったワケで…、鎌倉駅から江の島の方まで随分(徒歩で)歩き回った記憶がある(鎌倉駅近くのちょっとした山(丘?)の上のお寺だとか)。
母は今回も「天気が良ければお葬式の後で江の島に行きたい。海を見たい」と言っていたのだが…、実際のところ行っていけないことはなかったと思うが(江ノ電の車両の中から景色を眺めて、藤沢からJRで横浜へ戻ってくる、とか)、母は同年代の人と比べてもかなり体力が落ちているのでやめておいた(体力的に「最短ルートを通る」以外できなくなりつつある)。僕も独りだったら、江の島だとか大仏だとかちょっと寄ってきたかったんだけど(そう言えば、小学校2年生のとき、2年前に亡くなったおばあちゃんと大仏に行ったなぁ〜、とかね。金色に輝く大仏のミニチュアを買って帰ってきた)。僕にとって「大仏」と言えば、奈良じゃなくて鎌倉なので!
母と一緒に鎌倉を訪れるのはこれが最後になるのだろう。伯父さんが亡くなったときには僕独りで行くことになるだろうし。それは何年先の話になるのだろう…? 初めて会った従姉妹の娘のリナちゃんは僕のことをおぼえていてくれるかな? 今度会ったときには、僕も彼女も戌年だ!ということで盛り上がりたいところなのだが…。
ところで、驚いたのは、横浜の桜木町(こんなとこにいるはずもないのに…)のホテルの窓からバッチリ富士山が見えたこと! (直線距離で82kmといったところ。)
考えてみると僕は…、富士山を自分の目で見たのってこれが初めてのことなのではないか? だって、札幌から富士山なんて見えないも〜ん。
お天気良くて、(あの世への)旅立ちの日としては良かったんじゃないかと思いますね。鎌倉は気持ちの良い1日でした。

0