自宅のデスクトップPC、2008年3月に購入したショップブランドのWindows Vistaマシンですが、昨年からHDDの不具合が発生していました。これまで騙し騙し使ってきたんですが、7月末についにWindowsが起動しなくなってしまいました。
で、とにかく行動力・決定力のない当方、今後の自宅のPC環境をどうするか決めあぐねていたんですが…、取り敢えずHDDを交換し、Linuxをインストールしてみることにしました。
新しいHDDは何故か既にあるんですよね(笑)。2年前のゴールデンウィークだったか、普段行かないPCショップをブラブラ覗いていたら、2TBの内蔵型HDDがセールで安売りされていて、(僕には珍しく)衝動的に買ってしまいました。一応、過去にPC自作の経験があったので。で、その後放置(笑)。
Linuxに関しては、常用したことはないんだけど、20世紀末の「Linuxブーム」以来、Linuxに関する雑誌やムックなんかはときどき見ていて、仕事でバリバリ使いたい!というのではなく、メールの送受信やWEB閲覧に使うだけなら、何の問題もなくすぐ使えるだろうということはわかっていました(でも、あれかな、無線LAN、スキャナ、プリンタ、等々、周辺機器の使用でハマるときはハマるかな。今ではトラブルはだいぶ起きなくなってきてるんだろうけど)。
今回は(いつもボロクソに言っている)雑誌「日経Linux(2018年9月号)」の付録DVD-ROMに収められていた「Xubuntu 18.04 LTS」をインストール。情報量は圧倒的に「Ubuntu」の方が多いんだけど、Ubuntuは10年前のPCには荷が重過ぎる(うちのマシンのCPUはAMD Athlon64 X2 4200+(64ビットのデュアルコア)、メモリ2GBで、DVDからライブ起動すらできず)。インストールするならLubuntuかな?と思っていたんだけど、XubuntuをDVDからライブ起動してみると何とか動きそうだったので。ダメなら、改めてLubuntuをインストールする。
5年ほど前に「日経Linux」を毎月買っていたことがあって(ほとんど読んでなかったけど(笑))、その頃は「WindowsのインストールされているHDDに後から追加でLinuxをインストールする際にHDDのパーティション分割を行い、デュアルブート環境を構築する」というのがメジャーだったのだけど、最近はその方法は推奨されていないようですね。
で、インストールはあっけなく終了。日本語入力機能も最初から使えました。日本語入力機能ですら「後から追加でインストール」とか面倒臭くて嫌なんで良かったです。これまでWindows VistaやWindows 7をメインPCとして使っていた人間としては、Windows 10なんかよりもユーザーインターフェースに関して違和感ないです。
ただ、あれですね、Linux系はプログラム開発環境が最初から充実している、というイメージを持っていたんだけど、プログラミング言語系は何もインストールされていないみたい。CもJavaもRubyもPythonも。まぁ、おいおい。
で、まだ本格的なことは何もしていなくて、WEB閲覧くらいしかしていないんだけど、Firefox用(?)のフラッシュプレーヤーのインストールについて、将来の自分に向けてメモ。
Xubuntuのメニューの「設定」から「ソフトウェアとアップデート」を起動、「他のソフトウェア」タブの「Canonicalパートナー」にチェックを入れる。
で、「端末」を開いて、
$ sudo apt-get install adobe-flashplugin
を実行。WEB上の情報を見ると、
$ sudo apt install adobe-flashplugin
や、
$ sudo apt-get install flashplugin-installer
でもいいみたいですが(試してません)。
ついでに(しなくてもいいのかもしれないけれど)、
$ sudo apt autoremove
で、フラッシュプレーヤーのインストール後に不要になったパッケージ(?)を削除。「sudo」ってのが「須藤」みたいで、如何にもLinux/UNIXだよな〜!って感じですよね!
本当はこういうのも面倒臭いとも言えるけど、僕が最初にコンピューターにハマったのはMS-DOS時代なんで、CUIに対する抵抗はほとんどないんですよね。むしろ、楽しい(笑)。次は、Thunderbirdの設定だな〜!

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