2005/5/18
県内の高校音楽教師の研究会があって、朝から出張。
公立私立関係なく集まるので、結構楽しい会です。
午前中は地区ごとの総会、午後は全県総会。
その後には、毎年研究協議会があってゲストの方が講演をしてくれます。
今年はウーロン亭ちゃ太郎さん。
世界でただ1人「オペラ落語」が出来る方で
上演すれば何時間にもおよぶオペラ作品を
20分程であらすじを落語調に話しながら、
アリア(歌)まで含めて演じるという芸をお持ちの方です。
ヴェルディ作曲の「ラ・トラビアータ(椿姫)」を
楽しく鑑賞させていただきました。
オペラって、ドロドロの愛憎劇が多い。
浮気だの愛人だの殺人だの…必ず誰かが死んでしまうパターン。
「生徒に鑑賞させる時は先生方も気を使われていると思いますが…」と
ちゃ太郎さん。
うちの生徒達にはビゼー作曲の「カルメン」を見せてるけど
そういえばあの作品も最後、カルメンがドン・ホセに殺されちゃう。
ヤバイ。気をつけてないじゃん、うち。(^-^;)
オペラは貴族社会の大人が好んで鑑賞していたものだから
過激な人生を堪能できる芸能として好まれていたんだろうね。
でも、「カルメン」は分かりやすくて曲も有名なものが多い。
2学期鑑賞させるつもりでいるんだけど
あわわわ…困ったな。
ちゃ太郎さん、今年引退してしまうらしい。ご本人がそうおっしゃってました。
オペラ落語なんて間単に出来るもんじゃないから後継者がいないんだとか。
うむむ…とってももったいない!!!
ちゃ太郎さんのプロフィール

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