2005/5/31
3年生の選択授業に「ボイストレーニング」という
声楽専門の講座が毎週火曜日(つまり今日)の1、2時間目にある。
歌を勉強したい生徒、声優になりたくて発声を身に付けたい生徒、
ただ歌が好きで上手くなりたいと思っている生徒などなど・・・。
講座を選択した理由はまちまちだけど、基本的に皆歌が好きなのは確か。
結局ボイストレーニングって、声帯(筋肉)のトレーニングだから
授業の内容は結構スポーツ的。
例えば、授業が始まったらさっそく腹筋と背筋30回を3セット。
でも今後は徐々に回数を増やす予定。
(これを生徒に言ったら「鬼〜!」と言われてしまった・・・。)
その後、仰向けに寝て両足を5センチくらい上げながら息を吐いたり声を出したり。
これだけで生徒達はグッタリしてしまう。
でも、ズルをして回数をサバよんだりはしない。さすが3年生。
その他にも、腹式呼吸やブレスコントロール、母音・子音の発音方法、
早口言葉(滑舌)、簡単な歌曲で歌い方を身に付ける・・・みたいな授業を展開している。
今日は5、6時間目に授業初日を向かえる実習生クドちゃんのために
授業の後半を彼の歌唱指導の予行練習にあてた。
(もちろん生徒にはそんな事は言えないけど)
曲は「千と千尋の神隠し」の『いつも何度でも』。
緊張していたようで、やっぱり上手く進められない。
クドちゃんは管楽器専門(トロンボーン)だから、歌唱指導は苦手の様子。
終わった後に少しだけ発声練習の仕方や指導方法のアドバイスをする。
そう。頭では分かっているんだけど
話したいネタもたくさん用意してきているんだけど
いざ授業となるとパ〜っと飛んでしまう。
思い通りに進められなかったりする。
10個ネタを用意していても、2、3個しか話せないもの。
そんなこんなで、どうやら5、6時間目の初授業も、上手くいかなかったそうだ。
めげずに頑張れ!クドちゃん!
明日は授業を見に行くぞ♪

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