楽音舎

04.12.30　壁のレコード　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
左上〜右下
エディー・コクラン/12 of his biggest hits (original)\25000
songs of the rolling stones (米プロモ用レコード）￥48000
who/my generation(英brunswick原盤）￥30000
ビートルズＮＯ．５（→帯）￥32000
spirogyra/old boot wine(英オリジ）￥35000
クリムゾン･キングの宮殿（英オリジＥ．Ｊ．ｄａｙｓクレジット）￥40000
bonzo dog band/doughunt in　granny's greenhouse(英オリジ）本付￥10000
rolling stones(英オリジ）￥15000
マンフレッド･マン/マイティー・ガｰヴィー￥10000
band on the run(picture美品）￥15000
キンクス/アーサー（日本盤初回英国製ジャケ・カンガルー・ポッケ）￥8000
ホリーズ/バタフライ（英オリジ）￥8000
そっから下３段はお問い合わせ下さい。一枚空いてる面出しはなにを飾ろう。
今年も一年どうもありがとうございました。
新年は１月２日午後１２時より営業。２日３日は６時までの営業となります。
４日より平常営業１２:００から９時まで〜気分次第
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

アコースティック･スウィングも日本で商売出来るようになりブライアン・セッアー・オーケストラも相変わらず人気。けれどもなんとなーく忘れられてるような気がするのがこの両方の魅力をあわせ持ったスターゲイザーズというイギリスの五人組。いわゆるネオ･ロカというやつを聴いてきたリスナーからはずーっと前から愛されてきたお馴染みのグループ。大成功を収めたわけではないがメンバー数人は映画「ビギナーズ」にキャバレー･バンド役で演奏もしているので知らずに触れている人もいるわけだ。デビュー・アルバムは８３年エピックから発売されているが時期的な流行色の録音ではなく、今聴いてもいつの時代のバンドか特定しずらいところに名作の定義みたいなものを感じる。ウッド･ベースのスラップ、絡みつくサックスが歌メロを邪魔することなく効果的、全てが上手くいっていると言っても過言ではないスウィング、ジャイヴ、ロカビリーの傑作だ。久々の再発となったが数年前はあっという間にプレス終了だったのが惜しい。廃盤にせずいつまでも作り続けて踊らせてほしい。２１世紀に入っても通用する５０年代スタイルの８０年代のバンド。貴重なボーナス･トラック収録。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新品ＣＤ　STARGAZERS/GROOVE　BABY　GROOVE　￥２４９９

JUDEE　SILL　
｢DREAMS　COME　TRUE−HI−I　LOVE　YOU　HEARTILY　HERE」
　　　　２枚組　予価￥３１５０〜￥３４００

貴重な発掘音源集！７２ページブックレット！デラックス･パッケージ！しかもエンハウンスド仕様！６０〜７０年代にかけての音源をジム・オルークが手直ししたものだとか・・・あまり情報はありませんが５曲１２分のライヴ･ビデオ･クリップが収録されております。

　　[お問い合わせ]　rakuon@grape.plala.or.jp

札幌市北区北１８条西５丁目北清ビル1F
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　011-709-7203

　　　　　　　　　　楽音舎
　

ジュディー・シルがＣＤ化された９９年は｢癒し」の二文字をよく見かけたものです。彼女の１stにも書いてありました。あれから５年も経ってほとんどの癒し系作品が忘れられていく中、ジュディー･シルの作品だけは買った人ほとんどの心の中に｢癒し」以上の何かを与えてくれたことでしょう。どんな音楽かと訊かれればシンガー・ソング･ライターとただ言ってしまうのも悔しいので「生きていたらキャロル･キングとかジョニ・ミッチェル位の存在にはなっていたんじゃない」と月並な答えをしています。仕事に集中していて「はっ」と気がついたら彼女の音楽が流れていて店内の空気も何となく入れ替わったように感じたこともあります。空気清浄機やマイナス･イオン発生器のような・・・とかＰＯＰに書こうかと思いましたが今は「風邪によく効きます」にしておいてます。「フォークとクリスチャン･ミュージックの見事な融合」と真面目なコピーも在りなのですが融合と聞くとついミクスチャーという言葉を思い出すのでそれもやめて、などといろんなことを考えてみるより聴いてもらった方がいいようです。Ｊ−ＰＯＰばっかり聴いていた女の子が「これはなんですか？」と三千円以上もするライノ・ハンドメイドＣＤを買ってくれました。嬉しかったですねえ。こんな事がもう何回も続いて
います。今の若い人って、いい意味で白紙状態なんですねえ。けどこんなきっかけを作ってくれたり気づかせてくれたりするのは彼女の作品が持つ引力の勝利ですねえ。今回アメリカ、ＲＨＩＮＯがハンド･メイドＣＤに続いてアナログ出してくれました。この機会に是非！・・・　癒し系、変換するといや死刑　


新品　１８０ｇＬＰ　各￥２８６７　新品　ハンドメイドＣＤ　各￥３５２８　全て信頼の米ライノより

写真は今一だが・・・店内にあったヤア！ヤア！ヤア！・・・左上→右下

目たこ国内盤￥１３５０/フランス盤売約済/国内オデオン初回盤（赤）￥５０００/国内アップル・ぺラジャケ（Ｂ）￥１５００/国内モノラル美品・来日２０盤￥４８００/スペイン盤que noche la de aquel￥５０００/ドイツ盤yeah yeah yeahオデオン・ブルー￥６９００/イタリー盤tutti per uno B&Sレーベル￥６９００

ヨーロッパ盤は全てコーティング･ジャケ。７０〜７３年位のプレス。それぞれ裏ジャケも素敵。デフ・ジャケ・コレクターの方は是非。このアルバムってほとんどジョンの曲でポールは３曲。ジョンってこの頃曲書くの早くてノリノリでシャウトもカッコ良くて・・・実体験あるビートルズ世代にジョンのファンが多いのも納得。後追いの私は映画見て泣けるようになりました。若くて可愛くて２０代だから身体にバネがあって（列車の外で走ってる彼等を見てはそう思う）けど才能ある若者達なのに子供。ほんとに子供・・・。自分が歳とって行くことより、きっとＲ＆Ｒ黄金期がどんどん遠くなっていくのが寂しいだけなんだけど・・・。

動いてるLINDLEYだ。しかも弾いてる！世界中の弦楽器を全てマスターし弾きこなすDAVID LINDLEY.このライヴＤＶＤにも様々な弦楽器が登場する。
カメラ･ワークが非常に良いので手元がよく見える。どうやって弾いているのか研究したい人にもうってつけの映像だ。笑顔がよい、が時おり見せる歯を食いしばって弾く表情も化け物でまたよい。名人もウルトラＣ級のプレイにはやはり緊張感があるのか・・・。

しかし持ってるギターのルックスがどれもまた間抜けでテスコ･マニア、ギター･コレクターが見てもまた楽しめる内容になっている。バンドのもうひとりの後ろの人も変なギター、なんだろ、この人たちは・・・。

着てるシャツを見て暑い国に行きたくなった。沖縄音階をはじめ南国風味たっぷりの音楽に観客もねっきょう・・・！あれ、あっけにとられてる人も結構まざってるのもまた楽し！この次はハニ・ナッサとのライヴ映像も出してほしい。


　　　
ＤＡＶＩＤ　ＬＩＮＤＬＥＹ/ロック･パラスト’８２
プロ･ショット１００分。ただしモノラル　新品￥２７９３

’６８年８月発売。日本独自ジャケット。フランス本国の４枚目。日本盤は残念ながら擬似ステ、残念！けどいいんだなあ見てるだけで・・・。当店にいらっしゃる男性客みんなの永遠のアイドル。

Ａｐｐｌｅ発足当時のポールは「デニｰ･レインやデイヴ･メイソンのような才能のあるミュージシャンが前に出て来れないのはおかしい」と言っていた。

ブラック・ダイク・ミルズ・バンドは英国を代表するブラス・バンド。
ポップス･ファンよりむしろ管楽器ファンに馴染みのあるグループではあるがチーフタンズとの共演作もあるのでトラッド･ファンもご存知かと思う。

音楽的視野が広いポールとまだお金もタップリあったＡｐｐｌｅであった。ポール自らバンドの指揮をとって制作されたシングルがこれ！デニーやデイヴは放っといて制作されたのがこれ！しかもＡｐｐｌｅ第３弾シングル！だったのだがあまり話題になることもなく今では滅多に見ることもない超レア盤！しかし、ただの珍版の手かといえばそうでもない。本国ではＡ面のTHINGUMYBOBはポールの書き下ろしなのでポール･ファンもチェック！日本でのＡ面YELLOW　SUBMARINEは運動会に最適！日本盤はこんなジャケ！ポールと愛犬マーサも一緒！
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　
　ブラック・ダイク・ミルズ・バンド『イエロー・サブマリン』 ￥４００００
　　　　　ジャケ、盤ともに痛んでるので安くなっております

「僕はずっと前からパンツの好みはやかましいんだ」４年振りの新作『SELECTED　SHORTS』が発売されたばかりのダン・ヒックス来札！困りました・・・お店早じまいするしかありません。一生もののライヴとなること間違いなしです。思えば昨年の今頃１２月、発売されたばかりのダン・ヒックスのライヴＤＶＤ見て店内盛り上がっておりました。その日にクラプトンが来てることは全く忘れてレコード・ＣＤ見に来た方達との楽しい時間でした。アンドリュー・シスターズ、ジャンゴ、ハワイアン、その他いろいろ取りまぜた大人のミクスチャーを是非体験してほしい。コステロ、トム・ウェイツ、Ｂ．セッツァーも前作参加していたけど今回のライヴでシド・ペイジも生で見られればいいなあ。

　　05/2/20Sun bessie hall start6:00

　　

人と蚊の会話を歌った『アイム・ネイチャー・モスキート』
・・・ご主人様、僕にも生まれてきた理由があるのです・・・じゃあ吸ってもいいよ・・・噛む、噛む、蚊むかむかムなんでー？・・・だって天然の蚊だからー♪こんな調子でジョナサン・リッチマンの「みんなの歌」的世界が思う存分堪能できる『バック･イン･ユア･ライフ』７９年作品がやっと再登場。ラヴィン･スプーンフルの「魔法を信じるかい」がフェヴァリット･ソングだということで本来はハッピーな歌が彼の身上。ギター一本に歌とコーラスのみでシンプルに作られたこの曲は、本当に人間が持ってる本来の遊びを思い出させてくれる。世界中の子供の遊びの共通点に、手を繋いで輪になって回る、という事があげられるがジョナサンの歌とギターには常にそれがある・・・とか考えるより何も言わずまずは踊って聴いてほしい一枚。それにしてもこの人のギターの刻みって最高！寂しかったからバンドを始めた人に特にお勧め！ジョナサンがそうだったからね・・・。

新品ＣＤ　￥２０５８　イタリアＧＥＴ　ＢＡＣＫより

この冬来札したフィンランドが誇るテディー・ボーイ・ロカビリー・バンド！ハウスレッカーズ！直筆サインつきＣＤ入荷！アルバム｢ＷＡＴＣＨ　ＯＵＴ］｢ＷＲＥＣＫ&ＲＯＬＬ｣［ＷＲＥＣＫＥＲＳ　ＰＡＲＴＹ］各￥２０５８在庫少数在り。マキシ・シングル｢ＷＲＥＣＫ　IT　ＵＰ｣｢ＴＩＧＥＲ　ＯＦ　ＨＥＬＬ」各￥１０２９.早いもの勝ちです！うーん、このバンドレコーディングもほとんどライブといっしょですねえ。多重録音ほとんどしてませんよー。ライブに行けなかった人もこれらのスタジオ作聴けばライブでの音想像出来ると思います。ホント関心ですねえ。現存するスリー・ピース・ロカビリー・バンドの中でも超実力派です！シンプルで生きがいいですわー。