何年か前、ラジオから流れる友部正人さんの弾き語りライヴを生放送で聴いた事があったのだが、
「う〜ん、なんだかブルースやロック・ギタリストが弾く生ギターっぽいな〜、意外〜、だけどカッコいいぞ〜」
と思った事があった。
今日、久し振りにお会いした友部さんは、以前お会いした時とかわらず、ニッコリ笑った顔が穏やかで安心感を与えてくれる。でも僕はやっぱり、やや緊張。
「前に買っていったあのレコードね、面白かったですよ。その人の書いた詩集も古本屋で見つけちゃった。面白かったですネエ」
友部さんおっしゃっている。
ふ〜ん、友部さんNYに家があるんだもんな。英語の詩集くらい当り前に読みこなすのか・・・
そんなお話をしながらも、
S.S.W.
ブルース、
R&B、
から短時間で、それぞれ一点ずつお選びになった。
やっぱり聴いている音楽が幅広い。
だけど奥様には「一枚買って来たら一枚処分したら」と、言われるという事だ。
そんな友部さんって庶民派なのかもしれないな。
仕事が音楽でも女性ってナカナカわかってもらえないものなんだろうか・・・
ちなみに、ご同伴の奥様は楽音舎には立ち寄らず、近所の古本屋さんへ・・・
お帰りになる時、いつまでも手を振ってくれる友部さん、今日は小樽、明日は函館でライヴ。でも、その前に奥様を迎えに古本屋に立ち寄っているはず。
友部さん、ありがとうございました。
天気がよくてよかったなあ・・・


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