東芝EMIの廃業
VICTORも音楽ソフトから撤退。
そうか、そうか・・・と気軽に考えている今日この頃である。
その間、オリコンが自分達に不利な発言をしたとしてJ−POP評論の第一人者を相手に高額訴訟を起こす・・・・
そうかそうか・・・と全く赤の他人のように考えている。
メーカーが消えても音楽は無くならない。
オリコンで上位になってもゴミはゴミ・・・
オレの付ける値段は今年も主観と客観のバランスは7対3。
クソと思えば新譜であろうと無言でオリコン上位を¥99。
良いと思えば無名であろうとレギュラー・プライス、赤ペンコメントのオマケつき。
こんなことを言っている中古レコ屋は独善、暴力的と思う人間がいても仕方が無いだろうが、『期待の新人』『注目の!』と書かれたキャッチ・コピーと戦うオレの耳には罪は無い。
客には「高い金出したけどつまんなかった」と言われるよりか「やっぱり¥99だったね」と言われるほうが商売もより快感。今年の楽音舎も多分儲からない展開となるであろう。
だが本音のところは格好をつけている訳でもなく、粋がっている訳でもなく、「これを続けないとオレの店、楽音舎は潰れる」と言うのが実の所なのである。何故だかは説明不要。流通が答えを出してくれたからだ。
大義名分を誰もが疑う世の中となったような気がする。
オレだけじゃ無いことを祈る。
売れていようが、そうでなかろうが、音楽未満のCDを無責任に排泄してきた幻の10年・・・
全く以って勿体無い。
文明の力、音楽ソフト。
本来であれば素晴らしい文化のハズではなかろうか・・・
人に『NO』と言われる物ではなく、『YES』と言われる音楽を探していくのがオレの人生。だから、これからもどんなガキンチョの未確認バンドも、無名インディーズでも、入荷した全ての音楽を聴きつづけていくことであろう。あとは飯喰う、寝るの「俺の人生はスリー・コード」。
つまらない人生だが、今年も、これからも、楽音舎のお客さんには好きな物を探し当てて欲しい。
そう思いながらも今日も大掃除の延長戦は終らなかった。
特価CD整理の方がまだ楽だぜ・・・


0