大掃除中です。
お店のバック・ルームを片付けていると、随分と放置してあった懐かしいものに出会えるものです。
この段ボール箱は・・・
ああ、開業時に家から持ってきた僕の私物CDたち・・・
ただ放っておいてごめんよ・・・
随分と内容の濃いシンガー・ソング・ライターものがいっぱい。
これらは僕の大事な宝物だったはずだ・・・
しかし、開業直後から忙しく過ごしていると・・・なんと丸七年も放置されていたことになる。
ちょっと考えた・・・
今のままでは一生聴くこともないかも・・・と思った・・・
なにせ入荷してきたレコード、CDに耳を通し続ける毎日。
仕事が終わり家に帰ると静寂を好み、たまーに映画を見るくらいの余暇。
それでとりあえず、7年も経ち、自分のなかでは心が離れた、いや、別の言い方をすれば僕の中では浄化したものから出していくことにした。
とりあえず、ボブ・ディランのDYRANがROCK。
2003年のプロモCD。
いつかディラン好きの友達と対等に話ができるようになりたいと思い、ずっと取っておいたが理解すべきものはアイテムではない。音楽があればよい。パっと放出。
サジー・アンド・マギー・ローチ・・・これ、買ったはいいけど、前作からくらべると内容が優しくなりすぎ、ゆるめの作風が多すぎて、それに、ハモリがあみんみたいで全然ローチスっぽくない。
放出。
次、マーティン・セクストン・・・
う!これは手放せない・・・
次、ダーリン・アンド・ストリート・・・
ああ、これも廃盤中のいい作品だ・・・
ああ、これらは昔コミュニティ・ラジオ局で音楽番組を作っていた時のネタ用に買っていたものも随分とある。しかもオンエアもされず・・・
そんな余計なことを思い出していると、どうしても手が止まり、大掃除のペースが遅れる。
ああ、これはインディペンデント系レーベルだが・・・内容は最高だったはずだ・・・
やはりスパっと出せるものは少ないが、もう一回聴いてみて、今の自分に必要かどうか確かめてみたい。
そうするときっとまた悩むのだろうが大事にしてくれる人がいれば・・・う〜ん、どうだろうなあ・・・
頭脳がI-PODならよかったのに・・・

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