何年か前にやっとCD化された「paul simon song book」の国内初回レコード。
sonx60054 モノラル。盤B(ノイズ小)。ジャケットはシミあり。
¥1480
CDが発売されたとはいえ、アナログの固体自体、とっても少ないので聴いたことがない人も多いのでは?
簡単にこのレコードが世に出た経緯を説明。
1964年。S&Gデビュー。が、全く売れず、サイモンはひとり渡英。
ポールのギター1本をバックにロンドンで " THE PAUL SIMON SONG BOOK "を録音。翌年、イギリスでのみ " THE PAUL SIMON SONG BOOK " 発売されるが、本人に無許可で販売されたため即回収指示が出される。
1965年末、ポールがコペンハーゲン滞在中に " The Sound Of Silence " がヒットチャート上昇中であることを知り急遽帰国。S&G再編。
いや、まあ何があったかというと、サウンド・オブ・サイレンスですよ。
アコースティックでシンプルだったものに勝手に鍵盤やら付け足してシングルにしたら売れちゃったってお話。
そんなわけでよかったな!ポール・サイモン!って思っていたら、この幻のひとり録音盤は日本でだけ勝手に発売され続けていたんですなあ・・・
1974年の来日時に本人が知って、即、店頭から回収という流れに・・・
今、聴いているのだが、やっぱり素晴らしい・・・
S&Gよりも優れたトラックがいっぱい入っている。
アイ・アム・ア・ロックなんかボブ・ディランか?てくらい、荒削りでかっこいい。
A面五曲目「ようこそ暗闇よ・・・私の旧友・・・」う〜ん。こんなライヴ感覚で歌い上げるサイモン。いかしてるよなあ・・・
どうして回収しちゃったのかなあ・・・
よっぽど辛い思い出が染み付いているとか・・・
本人にしかわからないよね。
でも、これは素晴らしいアルバムだ。
やっぱりギター一本こそ、歌の本当の姿。良さが見えてくるね。
アナログの再生装置がない人は是非CDで購入しよう。
CDの方もそのうち廃盤になると思うよ・・・

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