BOOWIE GIGS T32-1095 ¥4500 (A−)
このバンドのファンでもなんでもないのだが、ボウイが人気があった頃はいい時代だったのかな?って思うことがある。
(この頃、テレビにはまだ歌謡曲の文化がギリギリ残っていたが、つまんない自作曲でデビューするバンドも増えてきた頃でもある)
なにがよかったかと言えば、子供が音楽を聴いていたって事。
女。子供という言い方があるが、まずはガキが夢中になって初めてブームが生まれるっていうところは今も昔も変わらないところであろう。
中古レコード屋にはガクランも女性も多かった。
マニアやビギナーって差別的な用語もあるけれど、そのどちらでもない人が聴く音楽があってもいいじゃないのかな。
いつの間に忘れられていく音楽があってもいいんじゃないのかな?
本当にいいものは、時を経て再評価されてきたし、そして本当にいい音楽は、ビギナーもマニアも関係なく受け入れられる力を持っているわけだからね。
この先はこのバンドの評価がどうなっていくかはわからないよ。
でも、解散から向こう5年くらいは今の倍くらいの値段で取引されていたような気がする。
個人的には、布袋のギター・・・やっぱり巧いなあ・・・そんなところのバンドかな・・・
「お客さん。なにが好きなの?ボウイ?ああ。ギターいいよね」
って、繋がることも出来たわけだし、お店に通ってくれるようになると、「今かけているのはなに?」って問いかけてくれるようになっていって。
いつの間に洋楽リスナーになっていったりして。
いい時代だったんじゃあないのかなあ・・・

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