朝一で電話のお問い合わせがありました。
憂歌団のCDを探しているというので
「中古は滅多に入らないから新品の方がてっとり早いですよ」
そう言うと
「新品は廃盤だ」
と言われましたという。
タワー・レコード・オンライン見てみると全盛期の作品はほとんどお買い物出来る状態になっていた。
いやー。超適当だなあ・・・
「お客さん。どこのお店に問い合わせたかはともかくありますよ」
そのことだけはしっかり伝えると、とても喜んでいた様子。
つい先日、友人が
「新品屋に足運ぶよりアマゾンで買います。だって店舗行っても従業員わかってないし、コミュニケーション愉しいわけでもないし・・・」
なんかそれ。わかる・・・
CDが売れないって諦める前に、当たり前のことしてほしいよなあ・・・
僕なんかはお客さんとの会話で磨かれていった部分もそうとう大きいかな?
簡単なこと。20歳代前半の頃、NRBQ探してる人がいて、
「すんません。僕そのバンド聴いたことないんですよね」
それだけでも自分にとっては興味のひとつになるし、タイミングよくラウンダーから再発があった時は、そのお客さんの要望にも応えることができた。
アメリカへ行ってありったけNRBQを買った。ほぼ完売。
時代もよかったけどね。
僕の店が新品あつかえたら即注文するんだけどなあ・・・
いろいろあって今の時代は国内盤卸してくれる問屋がありません。
理由はジュディー・シルを毎週確実に売る店よりエグザイルを1000枚売ってくれるお店じゃなきゃ困るんだそうです・・・
売れる音楽がなくてはならないけど、いい音楽を売りたいって志は簡単に却下される世の中です。
そんなかで僕は中古の在庫のみでなんとかやってるわけです。
なんかもういいや!
中古だけでもお客さん喜ばせるさ!
今はすっかり開き直ってます。
棚にギュウギュウとレコード出しました。
遊びにきてくださいね。
お店

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