2か月ぶりくらいの安曇野でした、しかも今回は一人なので「特急あずさ」での往復です。最近渋滞の高速がおっくうになってきました。小声で鼻歌を歌っても気にならないくらいの席の埋まりようの中で小説を読みながらの旅は優雅なものでした。
そして安曇野での早朝の散歩はというと、稲穂が重そうに首を垂れ、川の清流は飲んでもいいくらい澄み、会う人ごとに挨拶を交わし、ここに住みたいという気持ちを一層強くしました。
しかし世の中いいことばかりはありません、その後過酷な労働が待っていました。土日は山登りに忙しい息子たちが私の安曇野訪問に合わせ、庭いじりを計画。
軽トラで二回運んだのは200袋の砂利と8本の枕木です、まずは枕木埋め、家の地盤が川からごろごろ石を運んで盛り上げたらしくとても歯が立ちません。
酷暑の中で30過ぎの息子もハアハア吐息を切らしながらつるはしを振り上げます。
・・・・・・シベリア抑留の兵士たちが凍りついた地面を掘りながらシベリア鉄道の工事をやらされた・・・・多分これを何万倍か大きくしたような苦労だったのでしょう。


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