7月1日は、昨年(→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/541.html)に続いて、甲子園の阪神戦に行ってまいりました。
たまたま手に入った3塁側アルプス席の、それもかなり上の方だったので、写真は総じて遠くからになってしまうのですが、このところ何かというとまず
***「強いですねえ・・・」
という話題になる、こんな良い時期の阪神の戦いぶりをナマで見ることが出来、良い思いをさせてもらいました。
※この日記を書いたのは、正確には7月「2日」なのですが、日付は試合当日にしてあります。
・・・そのつもりでお読みください(汗)
球場に着くと、ちょうど交流戦の優秀選手賞に輝いた金本選手の表彰式をやっていました。それから試合が始まるまで、腹ごしらえをしながら金本と赤星がキャッチボールをしているところを見たり、さっそく球場の雰囲気を満喫。先発投手は、このところ不安定なことが多く「どっちが損やねん?」とつっこまれているアノ人でしたが、1回表は何とか抑え、裏の攻撃を待ちます。
そのとき、中日側のベンチから現れた1人の選手に気づきました。あわててカメラに収めましたが、中央のやや右下あたりにいます。
背番号は「8」。そう、平田君・・・と言ってしまいますが、投手の辻内君とともに大阪代表としてベスト4まで勝ち進んだ年、応援の引率(→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/79.htmlほか)でもここへやって来ていた私だけに、当時のことが懐かしく思い出されす。しかも、この日はあとになって中日のピッチャーが交代した際に守備固めとして試合にも出場。1回だけ回ってきた打席はウィリアムスの前に併殺に倒れましたが、同じ外野手で言えば大リーグに行った福留のような、走攻守3拍子揃った選手に育ってもらいたいものです。
それにしても、見ていて疲れる試合でした。先発投手がピリッとせず先制を許した裏、まずい攻めで点が入らなかったイヤな雰囲気を、新井がバットで吹き飛ばす。そうかと思えば5回途中、ノーアウト満塁から2点を取られ、相手の流れになりそうなところを我慢してピシッと抑えてくれた渡辺。ここまではヒヤヒヤものでしたが、6〜8回は前回の登板で打たれている久保田・ウィリアムスが0に抑え雪辱。新井の猛打賞となるタイムリー3塁打に続いて金本のダメ押しホームランも飛び出し、普通なら負けているような試合をあれよあれよという間に一方的な展開にしてしまう、今年の「強い阪神」を見ることが出来ました。
見ていると、流れが悪くなりかける前に、各選手がここ一番の集中力を発揮し、雰囲気を変えています。林(リン)は先頭打者として2度出塁していたはずですし、赤星にいたってはファールで何球も粘るうちに相手捕手の打撃妨害をとって出塁するなど(帰ってから観た「報道ステーション」で解説の栗山さんがほめてました)、チームの皆が何をすべきか分かっていて、それを実行できている感じなのですね。・・・とまあ、学習指導にも使い回しできそうなセリフばかりが頭に浮かびますが、せっかく来たのだから試合に集中することにしましょう(汗)
9回、セーブはつかない場面でしたがこの試合は確実に取るべく準備させていたのでしょう、藤川球児のピッチングを見ることもでき、最後は外野フライをレフト金本がダイビングキャッチして試合終了。7月最初の大事なゲームをものにしました。
さあ、ヒーローインタビューは誰なんだろうと待っていると、出てきたのは2人。3打点、猛打賞の新井は納得ですが、もう1人は・・・とよく見ると(アルプスからだとあまり見えないんですよね)、答えているのは背番号「12」の選手、渡辺ではありませんか。中継ぎ投手がヒーローになること自体まれですが、今日の試合の流れを考えたら確かにそうですよね。ちなみに、渡辺は初のお立ち台だそうです。平田の懐かしい(?)姿も含め、とにかく珍しいものがいろいろと見られた観戦でした。
【おまけ】
一部の皆さんにはこの日私が「ここ」にいる旨をすでに明かしていました。そのときに「まあ、悔しかったら、せめて中日が勝つように祈っておけば?」とか何とかネタで言っていましたが、本気でそうしてくれた人がいたとしたら残念でした。ごめんなさい・・・やはり、勝ち負け以前に
***「雨で中止になるように祈っておけば?」
と言うべきだったと、反省しております(苦笑)