そういえば、前にも「時には教科書に戻ってみよう!」なんて記事を書いていましたが(→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/674.html/
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/html/kyokasho.pdf)、その関連です。
自宅に持ち帰っていた仕事がひと段落したので、そのついでに・・・にしては時間がかかりすぎましたが(汗)、日頃授業でよく言っていることを改めて書き起こしてみたところ、こんなものが出来ました・・・といっても、書きかけたばかりで言葉づかいもおかしいところがあるし、今日(10月5日)の時点ではまだ一部書かずに残っている部分もあるのですが・・・
$「小・中・高一貫 受験数学のツボ(仮称)」分数・分数式編
$ →
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/html/bunsushiki.pdf
授業をしていて、高校数学の教科書学習時につまずきやすい問題・式の扱い・考え方等が出てきたときに、
***「分野は違えど同じような作業・考え方等をしたことがあるか?」
とふりかえってみると、意外と中学校の数学や小学校(特に中学入試)の算数にそのルーツが眠っていることが多いのです。そこで、最後の方で扱いたい問題をまず決めて、そこからさかのぼる形で前の学年の内容に徐々にさかのぼっていき、さらに下の学年で習った(はずの)内容から順に書いてつなげていくことで、1つの教材(もっと言えば授業)が出来ないかなあ・・・と考えるわけです。
今回スポットを当てたのは「分数・分数式」ですが、この関連だけでも様々な切り口が考えられますから、何本か縦の軸を用意して、それぞれの軸に合った問題を各学年の内容からとってこればバチッとくると思います。けっこう書けそうです。さらに、図形分野に関しては、授業をするとそれこそ毎回言いたいことの嵐(!)になるので、そういった内容も書き溜めていって、近いうちに1冊の立派な参考書に仕立てられないかな・・・と画策しています。おそらく、参考書のカテゴリには入るものの、学習法について触れたり、コラム的な内容も入ってきたり、盛りだくさんの内容になることでしょう。
ただし、こういう本はえてして「網羅性・分野のバランスが悪い」を持ち合わせているもので、プラス「著者の自己満足」にも陥りがちです。そのあたりに注意して書いていかないといけません。・・・などと、まだこの世に存在しない『本』のレビューを書こうとしてしまう私って一体??