盛んに報道されているように、「新型インフルエンザ対策」で勤務校も1週間休校になりました。今日まで1週間、不要不急の外出は控え・・・と言いながら、ちょこちょこ家の用事(住民票を取りに役所へ行く必要があった、他)があったので、それらはこなしつつ、在宅の仕事は普段どおり(というか、普段以上に)できるので、暇つぶしではないですが現在抱えているものをすべて仕上げてしまおうかという勢いで進めています。
一方、普段に比べて声を使っていないにかかわらず、ずっと喉(のど)の調子がおかしかったので、昨日かかりつけの耳鼻科に行って診てもらいました。どうやら、扁桃腺に雑菌がついて少し腫れていたようなので、消炎鎮痛剤と、あとついでに鼻の調子が悪くなったときにのむ漢方薬ももらってきています。
さて・・・、
(写真は使い回しです・・・念のため)
勤務校の合宿行事中、といえばもう先月のことなりますが、空き時間を有効活用して過去問集の原稿を予定よりかなり早めに仕上げ、こちらも締切まで2週間以上残して発送まで済ませておりました。すると、連休明けにFAXにて「執筆の余力ができたということで、これもお願いします」と臨時の執筆依頼がありました。
この仕事先では初めての経験。先方から信頼をいただいていればこそだと思い、ありがたくお受けすることにしたのですが、いざ送られてきたもの(問題)を見て、思わず次のセリフが頭の中をグルグルと回り始めたのでした。
***「・・・これって高校数学?」
自身にとっては『みぞうゆうの』(苦笑)体験。大学に入ってすぐの数学の授業でやったような内容・系統の問題だということは分かるものの、大学入試(高校数学)としてどの程度厳密に答案を書けば認められるのか、評価も解答もしたことがないため分かりません。結局、こういう類のことならこの人だろう!という「つて」を頼って尋ねてみたところ、東京出版の「大学への数学シリーズ」(月刊誌や増刊号ではなく書籍化されているもの)の1冊に類題があるとのこと。
ちなみに「その本」とは、普段は滅多に見る機会がなく内容も忘れかけていたものですが、自宅の部屋の本棚の、それもかなり出しやすい場所に置いてあるものでした。「いつか必要になるだろう」と自分の中ではカテゴライズしていたものの、それが「今回」であることに、他人に言われるまで気付かなかったのは反省材料。後日、別の資料も入手でき、より具体的な方向性が見えてくるのですが・・・。
・・・そう、今回の休校が決まったのが、その次の週明けだったというわけ。
さきほどの件、早めに手を打っておかなかったら今ごろどうなっていただろうかと、ゾッとするしかありません。でも、今回のような経験も含め、自分にとって得るものが多いから、この仕事はやめたくないのです。