ずっとこのようにお伝えしておりましたが(→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/1328.html)、自身が講師を務める講演・セミナーとしては3月の「教育フェスタ」に続く第2回となる
***「脳活!ねえ、今日から算数パズルやらない?」セミナー
を、おかげさまで10年6月11日(金)無事行うことができましたので、ご報告致します。
昨年度後半、約半年にわたって毎週配送して参りました
メルマガ「ねえ、今日から算数パズルやらない?」(現在は不定期刊)でも紹介させていただいた問題に、文章だけのメルマガでは紹介しにくかった「とっておき」を加え、算数パズルも悪くないな、今日からやってみようかな、・・・お越しいただいた皆さんにそう思っていただけるように祈り(?)つつ、進めさせていただきました。
ではここで、とある方面からの圧力に負け・・・じゃなくてご要望にお応えして(笑)当日解説させていただいた問題の中から1問、ご紹介します。解けますか??
=====【問題】=====
あるクラスの先生が、38人の生徒に目をつぶらせ、赤か白の帽子をかぶらせて座らせました。そして、先生はこう言いました。「さあ、目を開けてください。周りの生徒の帽子を見てみましょう。赤い帽子をかぶった人を10人以上見つけた人は、立ち上がってください」これを聞いて、立ち上がった生徒も、座ったままの生徒もいました。立ち上がった生徒は何人でしょうか。
=====
そして、皆さんが問題を解かれて「あっこれ面白い!」・・・そう思っていただけたら、次はきっと周りのお友達・ご家族にも教えてあげたくなると思うんです。そのとき、どう解説してあげますか??
そこで、昨年9月にもメルマガで採り上げた「虎の子渡し」(→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/1150.html)の解説に添えて、次のような話もしました。
いわゆる「手順」を考えるタイプの問題は、食卓や飲み会の席で解説するのに向いた問題です。頭の中だけで考えるのはとても難しく、ということは解き方・答えを言葉だけで説明するのもやりにくい。そこで、身の回りの道具を使います。当セミナーではマグネットを使いましたが、飲み会の席などで周りをザッと見回してみると・・・
※この写真のみ後日撮影したものです
テーブルに置いてある七味唐辛子なんかの容器、爪楊枝が入っている小瓶など。こういったものを、この問題であれば子どもの虎に見立てて説明すると、分かりやすく、またウケが良い。「川」に見立てて割り箸なんかを置いてもよいですね。
・・・
筆者として初めての試みではありましたが、多くのかたにご来場いただき、またご満足いただくことが出来たのではないかと思います。たまには、今回のように一般の皆さんを相手に算数・数学の授業をするというのも、良い刺激になりますね。中には、当日会場に別の用事で来られ、そのご縁でご参加いただいたというかたもいらっしゃったようなのですが、大変好意的なコメントをいただき、嬉しく思いました。
当日の様子は、ご参加をいただきました小林真美さんの日記でもご紹介いただいておりますが(→
http://letters-mami.jugem.jp/?eid=214)、よろしければこちらもお読みください。
・・・さて、当セミナーを主催してくださった星湖舎さんでは、「いざない塾」として続々とセミナーを開催・企画されてます。このちょうど1ヶ月後ぐらいに、今度は大ベテランの数学の先生による講座があり、筆者も(敵情視察ではないですが・・・)今度は聞き手として参加させていただきます。よろしければこちらにもお運びいただき、皆さまとお会いできればと思っています。
$「いざない塾」主催者:星湖舎さんによるセミナー紹介ページ
$ →
http://sksp.biz/seminar.html
※「いざない塾」は、文化庁認定「関西元気文化圏」参加事業です!
$「関西元気文化圏」イベント詳細ページ内の「いざない塾」紹介記事
$ →
http://www.bunkaryoku.bunka.go.jp/cgi-bin/kansai/detail.php?id=10425
$「いざない塾」が読売新聞大阪市内版(10年6月16日付)で紹介されました
$ →
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100616-OYT8T00091.htm
=====
$ アクセス数 トータル/ユニーク/カウンタ数
$ 6月13日 1713/ 798/1115・・・アクセス堅調です
