※11月4日から5日にかけての内容です。
例によって後日執筆していますが、記事日付は5日にしています。
仕事が休みになったので、福井県のあちこちを2日間でめぐりました。
朝早く大阪を出発。湖西道路を経由して「鯖街道」に入り、小浜へ向かいます。途中、街並保存地区の「熊川宿」に立ち寄りました。
小浜といえば有名な蘇洞門(そとも)めぐりの遊覧船。この日は天候が良かったため、船が接岸してくれ、ポスター等で知られている景色を間近で見ることができました。余談ですが、行き帰りの船からは関西電力の大飯原発も見えます。
大河ドラマ「江」がやってなければ、まず来なかったであろう常光寺。浅井三姉妹の次女、初(常光院)が晩年を過ごしたお寺です。さすがと思ったのはこのポスター。初役の水川あさみさん単独の構図、これはもしかしてレアもの?
ここに結構時間をかけたため、焼き鯖定食が美味しいというレストランに着いたときには、すでに店の前に行列ができていました。
それでも何とか昼食を済ませ、福井へ向かう途中で立ち寄った三方五湖。この場所は有料道路の途中にあるのですが、ここまで上がるリフト代が通行料とは別料金と知り、上がろうかどうかかなり迷いました(笑)
敦賀から北陸道を経由して福井へ。ホテルに荷物を置いて、福井の歴史を勉強(?)しに歴史民俗資料館へ。調子に乗って江戸時代の「御三卿」に関する特別展まで堪能していたため、博物館横の庭園まで回っている間に暗くなってしまい、このあと行った北ノ庄城跡(写真は城の模型)ではまともな写真が撮れませんでした。
それでも、夕食のお店ではスタッフさんから地元の美味しいお酒や食べ物をいろいろ紹介してもらい上機嫌に。ここで1日目終了。
2日目。ホテルを出て東尋坊方面に向かいます。・・・が、途中で「あわら湯のまち駅」に寄り道。4月に勤務校の合宿行事で来た近くです。時間もあったので、私だけここから「えちぜん鉄道」に乗り、しばしローカル線の旅気分を味わったあと、三国港駅で車に拾われました。たまの旅行なので、こういう「ムダなこと」もしたくなります。
そして東尋坊に到着。話題作りのために一度は来ようと思っていたところですが、地形に感動するよりも登ったり降りたりで疲れました(汗)
2日連続の遊覧船は要らん!ということで東尋坊には1時間もいなかったので、余った時間を利用して立ち寄ったのが丸岡城。小さな天守ですが、現存する最古のもの。戦後すぐの福井震災で大きな被害を受けたものの、元からの材木を使って再建・修復されたそうです。
このあと、テレビ番組「ほこたて」で紹介されて話題になったソースカツ丼を堪能。ソースに漬けられた薄いカツが3枚ご飯の上に乗り、値段なりのボリュームでした。大阪人なら「ニ度づけ禁止」の串カツのソースを連想すると思います。
そして、曹洞宗大本山永平寺へ。率直に、思ってたのとは違いました。「こんぴらさん」みたいに石段を登っていくんとテレビ番組「ゆく年くる年」で鐘が鳴る鐘楼が見えてくる、というノリを想像していたのですが・・・。まあそれはさておき、前日に情報をゲットしておいたおかげで永平寺御用達の「団助の胡麻豆腐」を見逃さずに買うことができ、個人的には満足です(笑)
・・・いろいろ回った旅行でしたが、次が最後です。
永平寺にいる頃から徐々に雨が降り始めましたが、時間的にはまだかなり早かったので、そこからすぐに行ける「一乗谷朝倉氏遺跡」にも立ち寄りました。ここはどんな所か私もまったく知らなかったのですが、行ってみると想像以上の人出にびっくり。単なる朝倉義景の屋敷跡かと思っていたらそうではなく、武家屋敷や町人屋敷など、周辺の施設の遺構がまとめて残っているのだそうです。まだ発掘調査が続いているようなので、期待したいと思います。
このように、普段の仕事以上に濃密な(?)2日間でしたが、あまりの強行軍だったため帰ったあとは風呂にも入らずに寝てしまいました。次はもっとのんびりと、疲れを癒す旅行にしたいと思います(苦笑)
2日間の福井でしたが、なかなか見どころがありました。