※例によって後日執筆していますが、記事日付は当日のものにしています
当サイトで、これまでにも「3WAYバッグ」(→
https://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/1998.html)だの、「グリッサー」(→
https://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/1821.html)だの、ドキュメントスキャナー(→
https://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/1863.html)だの、様々な新兵器を紹介してきましたが、今回はチト大型で、持って帰るだけでも苦労しました。
エプソン複合機「PX−M781F」〜!パチパチ!!(大袈裟)
少し前から「先代」の複合機の調子が悪くなり、印刷がかすれた感じになったり、白いスジが入ったようになって文字が読みづらくなったりで、困ることが多くなりました。まあ、さすがに14年9月に発売された機種だし、個人的には、14年度といえば某お仕事の「〜執筆」が「〜執筆・校正」に変わったタイミングですから、プリンタ・スキャナーの酷使の度合いも格段にアップしたんですよね。やはり寿命か、仕方ないな・・・という感じではあります。が、仕事が一段落つかない状態で買い替える気にはなれなかったので、新製品のリサーチは始めつつ、2〜3ヶ月ぐらいは「だましだまし」使い続けていたのでした。
へたすると、そのままズルズルいきかねませんでしたが(汗)、先日ついに
***用紙トレイの引き出し部分が壊れてしまい、キーッ!となったので
「あ、もうこのタイミングだな」と、背中を押された次第です。
さて、肝心の「ポイント」ですが、まずは見てのとおり、用紙トレイが2段あります。今まで、仕事で何かしら印刷する際は、用紙サイズをなるべくA4で統一するようにしていたのですが、何かしらコピーしたり、スキャンした資料を印刷したりする際に、B5も無視できない頻度で使うようになっていました。それで、たびごとに1段しかない用紙トレイを引き出して中身を入れ替えるのがストレスになっていました。一応「先代」もトレイは2段ありましたが、上段は写真(L判)やハガキ等しか挿せない仕様。トレイをそのままにしての「手差し印刷」にも対応してはいますが、用紙を1枚ずつ挿さねばならず、吸い込むのが遅い気もしていたので、複数枚になるとトレイの中身を入れ替えた方が速かったんですね。
・・・っと、話が長くなりましたが、今回はこの点(2段トレイ)を最優先し、エプソン縛りで机の上に置ける予算内のものを探したら、選択肢は「これ」しかありませんでした(笑)
しかし、思いがけず良い点もありました。
ADF(オートドキュメントフィーダー)が備わっており、かつ両面スキャン/コピーも出来るのです。
実は、「先代」の調子が悪くなった以前に、上記のドキュメントスキャナーにも不満がありました。まずは、用紙を吸い込む際に、だんだん斜めになってきて、ひどいときは紙が用紙のガイドを「乗り越えて」しまってグシャグシャとシワがついてしまうこと。これでは、先方に返さなくてはならない資料・原稿などは、うかつにスキャンできません。これについては、
***用紙をセットした上に、「重石」として木製のペーパーナイフを置く
という「裏ワザ」を編み出しましたが、それでも心配で、いつもスキャンが終わるまでずっとスキャナーを見張っていました。また、無線LAN対応と言いながら、けっきょく最後まで設定できたことが一度もなく、USBメモリーが必須でした。さらには、使い始めてみるとエプソンの複合機には必ず備わっている「スキャンした原稿を、読める向きに回転して保存する」という機能がなく、
***ほぼ「回転して保存」するためだけに
PCに「いきなりPDF EDIT」をインストールする必要がありました。実は、ちょっと前に富士通「スキャンスナップ」の新製品が出たときに、(自分はいわゆる「自炊」派ではありませんし、あれって結構場所とりそうじゃないですか・・・)買おうかどうかかなり迷っていたのですが、結果的に見送って正解でした(苦笑)
早速、そういった機能もひととおり使ってみての感想ですが、さすがにスキャンの速さ(特に両面スキャン)では専用機に分があるものの、筆者ぐらいの使い方(一度にスキャンする枚数。最大20枚程度ですかね・・・)であれば、特に遅いとは感じないレベルでした。というわけで、使いづらいながらも数年間ともに歩んできた(?)ドキュメントスキャナーも同時に引退。「先代」と呼ばれる機器が1台増えて2台になりましたが、ドキュメントスキャナーの方はまあコンパクトですし、
***職場で急に使いたくなったとき用に
置いておこうと思います。もし、前述のような不満があっても使いたいという人が現れたら、差し上げます(!)ので、是非お声がけを。
【ここより後日加筆】
さて、「先代」を今の場所に置いて以来、自宅無線LANへの接続が不安定になり、ことあるごとにストレスを感じていました。PC本体に関しては、無線LAN中継器を設置することで解決できていたのですが、同じ電波をプリンタとで共有することが、どうやら出来ないらしく、1年ちょっとの間、あちらを立てればこちらが立たずの状態になっておりました。
機種を入れ替えても、電波状態自体はさほど改善しないようで、特にスキャナとして使うときに不安定さが目立ちました。しかし、今回買った方には通常の無線LANルーター接続(ルータを介して通信を行い、ルータに接続されたPCから使用できる)以外に「Wi−Fi Direct」接続なるものが備わっていました。つまりはプリンタ側がルータの役割をして、PCからはいわばその「専用無線LANアクセスポイント」に接続すれば、(その間インターネットには接続できないものの)通常のプリンタと同じ感覚で印刷ができるわけで、無線LANルータがどこにあろうとも、PCがプリンタの近くにさえあれば大丈夫なわけですから、安定感はかなり増しますし、スキャナとしてもストレスなく使えるようになりました。
【以上後日加筆】
最後になりますが、欲を言うならば、やはり「インクカートリッジ」ですよね・・・。容量はそれなりに大きいんでしょうけど、高い気がします。実は「タンクレス」も気になっていたのですよ。タンクレスで、かつ用紙トレイが2段のものがあれば、迷わずそちらだったのですがね・・・
【後日談】
やはり、自宅の環境(無線LANアクセスポイントまでが遠い)では、電波が不安定になることが多いので、まとまった量の文書をスキャンするときなどは、一旦USBメモリに保存する方が良いですね・・・