マシンをGASGASにしてからリンクは年に何度かグリスアップしますが、
実はスイングアームピボットは放置していました。
HRCマシンなどの場合、経験上ここはグリスが長持ちしていたので。
今回、ちょっと気になる事象が発生して外してみることにしました。

気になる事象とは、シャフトが緩んで数ミリ出てきたことがあったこと。
ここが緩むのは、振動が原因のこともあるでしょうけど、
シャフトに回転する力が加わった可能性もあります。
シャフトに回転する力が加わるのは・・・
そう、ここが固着しているかも。
そんなことを疑いつつ
Rクッションユニットを外してスイングアームを動かしてみると
それほど抵抗感はありません。
とりあえずスイングアームを外してみます。
このマシン、リアブレーキのオイルラインが
スイングアーム内を通っているので外すときは注意が必要です。

外してびっくり。
なんじゃこりゃ。
ベアリングが無い!
なんと安物バイク同様、カラーしかないのです。
TLM200Rを思い出しました(220からベアリングが入ったはず)。
念のためパーツリストもみましたが、
たしかにここはカラーが入っているのが正解。
いやー同じ世界チャンピオンマシンでも
HRC(モンテッサ)とはエライ違いです。
たしかに頻繁にグリスアップしていれば、
まったく動きに問題はないので、
レーサーらしいとも言えるかもしれませんが、
ナンバーを付けて公道も乗れるマシンとしては、
いろんなユーザーがいますので注意が必要な箇所ですねー。
今後はリンクのグリスアップの際は
スイングアームピボットもグリスアップするようにしまーす。

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