試験的栽培・新たな作物への挑戦
「野次馬根性、つい植えて見たくなる作物」
注文していた「苗」が届きました。
野次馬根性の塊のようなもので、送られてきた「種苗会社のカタログ」を見て、「今まで栽培したことのない作物」とか、「何となくイワクの在りそうな作物」の宣伝文句を見れば、「ウーン」と唸ってしまいます。
種苗屋さんも心得たもので、野次馬向けにうまく宣伝文句を拵えていますから、「これだ、これを植えて見よう」となってしまいます。
それからも苦労が続きます。なにしろ、「お金に無縁」であり、購入の資金の捻り出しに苦労します。
何とか遣り繰り算段工面しての「苗」ですが、このようにして手にした「苗」も、その7から8割は「期待」はずれになってしまうものです。
1 イチジク
温暖化などの影響で、寒くて栽培が困難だと思われていた作物が、東北でも栽培が出来るようになっているようです。
先日も、ある新聞で、東北の「ある町」で、「イチジクの特産化を目指しての取り組み」について報道していました。
確かに、盛岡の周辺でも「実を付けたイチジク」を目にする事が出来ます。以前に試食した時の、個人的なイメージでは、「イチジクとは、渋いもの」との思いがあり、それ以来まずいものの範疇に入っています。これを払拭したのが、近所にある「イチジク」を試食した時のことでした。温暖化の影響ではないと思いますが、以前のように「渋み」がなく「これだったら」と思えたものです。
「カタログ」には、多くの品種が掲載されていましたが、「ノルドランド」と言う品種が、名前からして耐寒性がありそうです。−15℃にも耐える品種とのこと、「カタログ」の通りであれば、紫波町で「完熟」の「イチジク」が味わえることになります。
2 ラズベリー
「ラズベリー」は、前にも栽培した経験があります。
前の「ラズベリー」は、甘くて、香りも良かったのですが、「とげ」が鋭く、手に刺したときには、痛みが強く感じられたものです。また、この類の[世話」は「ちーカアチャン」と孫の守備領域であり、大株になった「ラズベリー」は「手あまし」になってしまいました。
今度の「ラズベリー」は「トゲなし」、「実の大きさ、二倍」に引かれたものです。
3 ステビア
まさに「野次馬根性」で栽培して見たくなったものです。
寒さに弱く、冬季は、5℃以上の温度が必要であり、室内か、ビニールハウスの暖房が必要になりそうです。
利用は、砂糖の何倍かの(砂糖の約300倍とのこと)「甘さ」と、「他の作物(みかん、その他)にも甘さを増幅」させる働きがあるらしいのです。この部分にえらく「野次馬根性」を刺激されてしまった次第です。
4 エビネ
これも、以前に栽培したことのある植物です。
日本全国に分布し、非常に多くの品種が存在します。
それぞれの品種によって「花の色」、「におい」、「気候に対する適応性」などに変化があります。
多くの品種は、お互いに「交雑し複雑な色合い、においのある花」を咲かせます。
さらに、北方の環境に適応した「エビネ」を(理論的には)作ることも出来ます。
送られたものは、「キエビネ」と「エビネ」の交雑種である「タカネ系」のようでした。
秋には「種まき」です。

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