野良からの季節のたより
「山々の緑鮮やか、田の畦の草刈始まる(5月4日)」
山々の色合いが「あッ」と言う間に「鮮やかな緑」に変身しています。「濃い緑、淡い緑」いまの季節の「山の緑」は爽やかです。
庭の花も「早春の花」から、「ツツジ」、「スズラン」、「シャクナゲ」など「春の盛りの花」へと移り変わっています。
山菜は、「タラボ」は、おおかた過ぎかかっています。
山の「ワラビ」ですが、「ワラビ取り帰り」の人々は、「大きくなりすぎた」との話し、それでも、美味しい「ワラビ」のおすそ分けを頂きました。
これからは「ウルイ」と「フキ」が美味しくなります。
農作業は、「田の畦畔」、「畑の周り」の雑草が伸び出しております。
近所の先陣を切って「草刈作業」を開始しました。田には、まだ水が入っていないのですごく捗りました。
次いで「シャクヤク」の「蕾摘み」。1本の「茎」に、「大きい蕾を1個だけ」残して、他の蕾は摘み取る作業。蕾は、大きいもので「小指の頭」くらいとなっていました。
「南部きんか」に「マルチを敷き、風除け」を取り付けする。
ご近所の「陽さん」が珍しく畑にきて、
「孫に食べさすトーモロコシの種を蒔いて欲しい」との要望がありました。
「陽さん」の畑には、トーモロコシの実る頃になると、山からクマが来て食い荒らされてしまいます。
「ここ何年もトーモロコシを食べていない」ようです。
我が家の畑にもクマは来ているようですが(夏の日の早朝など、畑に獣の匂いがする)、道路に近いためか、クマによるトーモロコシの被害はないようです。
その代り、「タヌキ」と思われる動物が荒らしています。畑の隅には、「トーモロコシのカラ」が、40から50本も山積みとなっています。そのすぐ近くには「ため糞」まで残しています。
バレイショがようやく芽を出しました。おおよそ30日を要しています。来週は「土寄せ」が丁度よさそうです。
野菜の種まきをしたいのですが、「乾燥」が強くてむりなようです。
5月3日(土曜日)の「日本農業新聞」に「政府『米粉利用に本腰』新農政08自給率向上の柱」との見出しが「踊って」いました。
米と言えば「作りすぎだ、減反だ」。また、かっては「牛に食べさす米も作っては駄目」と、ただひたすら「作り過ぎ」に対する抑制だけが「国の方針」でした。遅ればせながら、前向きな『国の見解』。今までのように話だけじゃなく、「実現を期待」します。

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