野良からの季節のたより
「農の達人たちの仕事ぶり(5月24日)」
近くで「ウグイス」の囀りの声が聞こえます。
一時も休むことの無い「季節」の移り変わりのさまが、「生き物たちの生き様によって知ることが出来ます。
「ニワトリ」たちが競ってタマゴを「抱き」。
「アオダイショウ」が「子育てのスズメ」の「巣」を襲いました。「大事な雛」を飲み込まれた、親の「スズメ」が「大騒ぎ」をしています。
でもご安心、「スズメ」はどこかで再び巣を作り、次の子育ての準備で「悲しん」でいる暇など無いのです。何故かと言いますと「季節」が留まることがないからです。
どこからとも無く「風に乗って薫ってくるのは、初夏の花「ニセアカシア」の「香り」のようです。
今日は多忙な日でした。朝の5時30分から、集落の「排水施設」の「定例の草刈の日」です。
農業の大ベテランである、「Mさんと」の車に乗せられて行きました。
申し合わせでは、朝の「5時30分」となっていますが、「5時」には仕事が始まってしまいます。
「農の達人」は「早めの行動」の癖が付いている様です。
「農の達人」の一人、Hさんは「草刈の名人」です。まず道具を吟味します。そして、「単調で、根気の要る仕事」を、「丁寧に行う」のが「農の達人」の「秘訣」と見ました。
勉強になりました。
帰りの車では、Mさんとの「転作」の「論議」でした。
車の中から「転作の麦畑」が見えています。短い距離の間に「3町歩」ほどの「麦の転作」がありました。
Mさんは、
「この畑は1表しか取れない、あっちの畑は2表」などと
「転作した麦」の作柄を評価します。
麦畑の半分は草に覆われ、草の間に麦が生えている状態です。
「いままで水田だったところに麦を蒔くのだから仕方ないが、もう少しマシなやり方がありそうなんだが」。
と「今の転作」に批判的です。
「水田をそのまま使っての『えさ用の米』なんかも麦よりよさそうなんだが」。
世界的な「米不足」であり、「自給率が39%の日本」だが、農村では「麦の捨て作り」や、「野放しの農地」が見られています。
一部の「ジャーナリスト」の方々だけが、「今までの買う方式の食糧確保」から「食糧を生産する方式」に転換しよう、などと提言しているようですが、「国」も「政治家」も「反応」を示していません。
一部の企業家(財界)の「言いなり」の政治であり、「自動車を売って、食糧を買おう」の理屈がいまでも「政治家」の中に存在しているようです。
「政治と金」のイメージが払拭できません。
この後は「小学校」の運動会の見学。
「TA君」の「徒競走」は「4位」。
「かーちゃん」いわく、
「もう少しスタートを練習すれば3位の入賞が出来そう」との評価。
それでも「サッカーボール」を使っての競技では「上手」かった。
「かーちゃん」は、
「TA君はサッカーには向いているかな。でも走るのがなー。でも体はスポーツが出来そう」などと、「ターTA君のスポーツ評論」が始まる。
楽しかった。
畑の仕事は、
土手の草刈。
トーモロコシ(品種は未来)の苗の植え付け。
キャベツの苗の植え付け。
食用菊の植え付け。
「シャクヤク」が少しだけ開花。来週には、「生花市場」に出荷の予定です。
水田の「水」が無くなっていますが、21日に「除草剤」を散布したので、「除草剤」の効果発現のため、25日以降に「注水」の予定です。

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