野良からの季節のたより
「小春日和は『カラー』球根の掘り取り(12月4日)」
ここのところ、悪天候が続いています。
気になるのが切り花用の「カラー」の球根です。
「カラー」栽培の先輩の方々は、
「『カラー』は、冬でも掘り取らなくとも大丈夫よ・・」
と言われるのですが、「わが家」の「カラー」は、腐敗に弱い様子です。
若しかして、冬場の「低温」に遭遇して「腐敗」でもされたら一大事です。
「球根」は掘りとって保管し、消毒をしてから「植え直す」のが、安全な方策と思われるのです。
そんな訳で、「カラー球根」の掘り取り時期を狙っていたのですが、
連日の悪天候で、「球根」の乾燥も悪そうな感じが続いていたのです。
それが・・突然の「小春日和」が訪れてくれました。
・・・・・・・
端のほうから、スコップで一球一球、掘り取りました。
「カラー」の球根の形状といったら、「ペッタリ」と扁平で、「何とか」・・・と言う「菓子パン」に似ています。ただし、こちらの方は、「親株」の周りに「ミカン」の大きさの「小芋」が7から8個付着していることです。
カラー」栽培の先輩も、
「『カラー』の球根の増殖率はすさまじい。一年で4倍になるから・・」
と言われたののですが、そこまでは行かなかったようです。
この後は、「乾燥」と「選別」・・・「消毒」は「植え付け時」に行います。
「選別」は、切り花用に使用するのは、「手の平」を思いっきり広げたくらいの球根を使用します。
このほかに「ミカン」の大きさのものが「無数」に発生していました。
培養すればいいのですが・・・大きめのものだけ拾います。
・・・・・・・
「心配」なのは・・「球根の一部」が「腐敗」したものが、「5個」ほど出ていたことです。
「腐敗」の部位は、「親株」の部分であり、今年の「球根」は異常なしですから・・ 「特定の病原菌」以外の「腐敗菌」によるものとも思われました。
何はともあれ、これらの球根は「廃棄」しました。

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