2004/7/11

飲み込めない...  昔話
3年前の今頃、庭でバーベキューをやっていたら焼肉が飲み込みにくかった。

その時は、のどに炎症でもできたのかと、余り気にとめず、ビールで流し込んでいたが、日に日に症状が重くなってきて、飲み込むのが困難なだけでなく、声がかすれて出なくなってきた。
最後には、会社で昼に食べるそばが飲み込めずに、水で流し込まなければならなかった。言いようのない不安から来ていたのかもしれないが、冷や汗が止まらなかったのを覚えている。

さすがに不安になり、会社が休みの土曜日に天竜市の耳鼻咽喉科に行った。
症状を聞くやいなや、先生が言った:「これはまずい」
すぐ近くの脳神経科の病院に行ってCTだかMRIだかを撮り、それを持ち帰って見てもらっても原因が特定できない様子。

大きな病院で見てもらって下さいと紹介状を書いてくれたので、次の月曜日に会社を休んで浜松の総合病院に行った。そこでも原因が良く分からなかったものの「即入院」となった。

恐らくは、その症状からして、筋萎縮性側索硬化症と疑われていたらしい。

入院してMRIや脳内血管の写真を撮るなどしてようやく分かったのが、頸動脈の周りに何かできて、それが、左側の声帯を動かす時や飲み込む時に使われる神経を圧迫し、麻痺しているということだった。

その「頸動脈の周りにできた何か」が何なのか分からないので、首を切開して直接見てみようということになった。

首の筋肉の内側の頸動脈のそのまた内側の神経を見るために、7-8cm位切ったようだ。
開いてみても良く分からず、結局は癒着ぎみだった頸動脈と神経を剥がした程度で5-6時間の手術が終わった。

手術と前後して「頸動脈の周りにできた何か」は小さくなってきて、声も出るようになってきたし、飲み込むのもだんだん元に戻ってきた。

約1ヶ月間入院したが、真の原因は不明のまま、退院となった。

もう冷や汗を流しながらそばを食べるのは御免なので、再発しないことを祈っている。
0


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ