2016/1/1

明けましておめでとうございます  

明けましておめでとうございます。

旧年は独り静かに送りたく、新年を迎える花火の音を聞きながら、ブログ更新をしていました。


ギリシャに渡っている間から、色々なことがあり、落ち着かない毎日でした。



新年前の大晦日になってから、大量に溜めこんだ記録を書いているだなんて・・・

まるで冬休み最終日の子供みたい!?

と、我ながら呆れますが、人間てのは歳だけ食っても、思うほどの進歩はないようです・・・



今年も働き、そして遊びます!


山での事故を、僅かでも減らせるように!

世界の山、岩、ご飯(?)の、お話が、いっぱい出来るように!


どうぞ新年も、よろしくお願いいたします。



4こまケイティー <里山編>

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雪サイコ〜♪

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テンション上がるワぁ

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み、水、おみずが欲しいのよね

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もうアカン・・・ダメっすネエたん





2015/12/31

きっと何時でも会えるこれからも  

いつでも会える。

そう思っていた身近な仲間を、次々に失った、冬の初め。


長く仕事を手伝ってくれた彼。

うちの登山教室では、彼にお世話になったお客様も多いはずです。

去年は我が家の留守番と犬を預かってもらったし、一家揃っての年賀状も届きました。

若さで一杯のあなたの成長は、私たちにとっての、楽しみでもありました。



「お互い気を付けて行ってこよう」

「戻ったら、それぞれの話をしようね」

そう言いあって、別れた彼女。


同じ先生のもとに通っていたヨガ、同じ八ヶ岳での入山、なのに帰国してもすれ違ってばかり。

ヨガでも山でもふらっと現れ、来るかと思ったら来なかったりで、何時だって、自由気ままな彼女でした。

昔から知っているのに、余り一緒には登らなかったけれど、本当にお互いを知るのは、まだ始まったばかり。

もう顔も見ることなく、もうフラッと訪ねてくれることも無いだなんて。


今でも、「げんき〜?」って、突然現れるような気がして。


やっていることは対極にあっても、近い立場で語り合える、数少ない同性の友人だった。



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けれど私たちは忘れない。

私たちの生きること、記憶を繋ぐこと、それが、あなたたちの生きた証になるのだから。


きっと何時でも会えるよね。これからも。





2015/12/16

八ヶ岳ガイド協会の未来  

湯河原から夜中に帰宅し、今度は八ヶ岳に入山。

八ヶ岳山岳ガイド協会の技術研修です。


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講習じゃなく研修に出来るよう、育っていって欲しいです


未来は若者にある。

ですね?中山さん。





2015/12/9

F2氷結はまだ今一つ  八ヶ岳情報

じょうご沢、F2の氷結はまだ薄いながら、

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アイゼンワーク講習を行うための氷床は、バッチリ凍っていました


タグ: 八ヶ岳 登山 登山道

2015/11/21

芸は身を助く  岩登り

「芸は身を助く」そして、「芸は身を守る」

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山を歩き続けるならば・・・


日本の秋は味わい深く、岩場も気持ちよく過ごせますね

早速お仕事始動です!



2015/11/14

最終日  

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街の裏山で、のんびりクライミング?のはずが、結構登っちゃいました

2015/11/13

追い詰められて  

本番には弱いのが私の常。

が、ココらでそれを、打開せねば!!

とうとう帰国日が二日前と追い詰められた私は、その日の午前中に賭けた。


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「Grotta」Priappos 7c


が、やっぱり・・核心部を越えかけて・・・そして取り損ね、5回目のフォール!


流石に挫けるが、背中が治りつつあるクノも、ココで勝負に出る。

やり残した、そして背中の原因ともなった、同じく7cのルートへ。

回復との兼ね合い、そして残された時間で再トライすべく、私たちは一旦「Grotta」を降り、谷を隔てた対岸にあるエリア、「Iannis」へと、スクーターを走らせ、再び登って転戦する。


西向きエリアの「Iannis」には、午後だと日差しが厳しすぎて、人は殆ど居ない。


まずはドロー掛けをして、動きを確認するクノ。

その間にもジリジリと日差しは追ってきて、日陰は殆どない。


日本よりも緯度の高いこの地では、冬の日差しが、ほぼ真横から射貫いてくる。

レストの間、私は半洞窟の減っていく影にへばりついて、この日差しをやり過ごしていた。


集中力を保とうとするクノは、この日差しすら、あまり気にはしていないようだ。


トライ一撃。

お見事でした・・・雄叫びは凄くうるさかったけれども、その気合は、良いものを見せてもらいました。



これは、もう私も、ヤルしかないですね。

そこで再び、「Iannis」を降りて「Grotta」へ移動。


グロッタのある高さまで、歩いて登るだけでも、体が重い・・・

何より午後の「Grotta」内部は、西日がまともに差し込み、風も無くって、うだる様な暑さ。

もちろん高温となる夕暮れ時のこと、この巨大な洞窟の内部には、既に誰も居なくなっている。


汗が吹き出し、体が思うように動かない。

離陸は試みたものの、どうも動きがぎこちない上に手順まで間違え、一旦降りて、風が出るのを待つことにした。


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が、全長40m近くもあるこのルート、ぞして傾斜の強さでは、中間レストも含めればそれなりの時間を要する


陽がどんどん水平線に近くなる頃、もうこれ以上は待てない。

諦めて動き出したけれど、まだ暑い。


核心部の手前で、汗を冷やしてくれる、救いの風が吹き始めた。

が、既に陽は沈みつつある。


長くは休めず、核心部に突入。取った!


更にまだある横移動では、もうどうにも腕が張って落ちそうになる。

なんとか這い上がったレストさえ、早めに切り上げて行かないと、上部では岩が見えなくなってしまうだろう。


だけど、あの、カナディアン娘が上で叫んだ

「オウ マイ ガァーット!トゥ〜マッチパーンプッ」

の、気持ちは、痛いほどよく解る。(実際痛いし)


もう凄まじく腕が、全身の筋肉という筋肉が、パンプ、つまり張って辛い。


最終クリップの流れをよくするため、延長してあるスリングを、クリップしてそのまま掴みかけたほどに、体は傾斜に耐えられず、重力に引っ張られていく。

手の中でスリングを流しつつ「ココで掴んでドウスル!?水の泡だしっ」

と、心に叫ぶ。

最後のどっかぶりの出口。

「あれ?手順間違えた??焦っちゃいかん」

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なんとか戻って休もうとするも、周囲は暗くなってきた


ココで何と、これまではみつけられなかった、頭と肩が引っ掛かるレストポイントを発見!


既に日没は終わり、時間との戦いではあるけれど、焦っても取りこぼす。


体を出しては動きを確認し、そして戻り、「落ち着け落ち着け」呪文を唱えつつもう一度、傾斜の外へ出ていく。


間違ってはいなかった。

慌てただけだ。


よし!これでお終いっ


海岸線に沿って夜景となったマスーリの街が、足元に輝きを増している。


宙を降ろしてもらいながら、自分の力を完全に出し切った勝利に、長く得られなかった喜びの涙が落ちた。


負けて負けて、これじゃ負け犬のまんまお終いだと、何度思ったことか。


悔しくて悔しくて、何度も涙を呑んできた。


やっとそんな自分に、勝つことができた夜だった。



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勝利の祝杯は?

やっぱラムでしょう。





2015/11/12

KASTORI  

昨日は「Grotta」4日目・・・

これで落ちること4回。

全長を抜けたのはその内2回。


「Grotta」のルートは、長いだけに、落ちながらもトップアウトすれば、精も根も尽き果てる。

一本で、一日が終わるといっても過言ではない。

それでも昨日は、「Aftanoon」で数を登り、限界グレードには固執しないよう心掛けた。


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すっかり疲れた今日は、エリアそのものが古代の砦の遺跡である「Kastori」で、三ツ星ルートを狙いにくる

やっぱり楽しい。


いや・・・決して、priapposが、楽しくない訳では・・・疲れるんですよ・・・

あの傾斜がネ


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消化には悪いんですが・・・やっぱりこれは辞められない「スタッフドカラマリ」

イカのフェタ(山羊)チーズと香菜詰めです。


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こちらもフェタのどかーんと載った、「グリークサラダ」

基本、料理にはこの、ヤギチーズがたっぷりと使われます。




2015/11/10

DoDoniアイス  

ただでさえ飽きっぽく、そして独りで登るのもつまらなかった私は、クノも登れそうな「Dodoni」を提案する。

このエリアは城塞都市の対岸にある岩で、古代遺跡の城壁を身近に望みながら、クライミングを楽しむことが出来る。

アプローチはとても分かりにくく、マスーリからポティアに向かう幹線を、城塞都市の入口の丘を通過し、ベビーショップから戻るように左折。

住宅街の角、足元の高さに、ひっそりとエリア名の看板が出ている。

慣れない漬物のような異臭ただよう、オリーブを搾る工場が、突き当りにある谷から歩き出す。


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誰も居ないエリアでは、Apple 6a+が、非常にアルパインチックな、素晴らしい名作でした


ちなみにこちらのルート名は、ドドーニというアイスクリームメーカーの、どれもがアイスの名前だったりします。


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レッドオイスター

レモンだけでいただきます


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コットフィッシュは、タラの塩漬けを塩抜きしてフライにしたもの

弾力ある食感と、味も良い


この日はそのまま、港町のポティアに降りて、新鮮な魚と貝をいただきました。

帰りの夜道、スクーター二人乗りが怖いけど。



2015/11/7

最後の挑戦  

最終目標となるか?

クノが私に勧めたのは、このカリムノス島の看板ルートとも呼べる、

「Grotta」 Priapos 7c (12d)でした。


自分がお勧めだ。というよりは、単に小さいから自重が軽くて傾斜を上手く騙せ、リーチの無さをカバーできる距離の長いルートに、私の可能性を見出そうとしただけなのだけれど。

グレードが何とかって以前に、引いてしまう系の迫力なんです。

久々で訪れる巨大な洞窟、Grottaは、やっぱり圧倒的な傾斜を誇ります。


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洞窟の中、左側面のほぼ中央よりスタートして、ドーム状のルーフ(天井)を延々と繋ぎ、画像に立っているクノの、ちょうど頭の延長線上が、Priapos の終了点なんですね。


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Panorama側から見上げたGrotta

この中から、外まで出てくるのが Priapos 7c。

で、更に垂壁になってからも、まだ上へと延長しちゃったりするのが?

スーパーPriapos 8b+ って・・・いったい誰が登るんでしょ〜ねぇ??


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赤い服の人の登ってるのが、その Priapos・・・の、スタート地点です


いつもムキムキの兄ちゃんとかが、「ウォー!!ファッキングッシーット!」

とか、雄叫びをあげながら最後落ちする、非常に傾斜の強い、そして長いルートです。


傾斜はご覧の通り・・・そして全長はトポで35mとなっているが、70mロープで皆さんギリなので、垂直にグロッタの中央へ宙を降りること30mとして、ルートスケールは40mはあるはずです。


ただ、この日ヤル気になったのは?

凄く上手くはないけれど、長身のカナディアン兄ちゃんが、オンサイト一撃!
(朝一発目に登る気満々でレッドポイントトライした、筋肉ムキムキ兄ちゃんを、じっくり観察してはいたが)

で、決めたこと。

それに続いて、ものすごくゆっくり登る、スローロリスのような女の子も、彼に手取り足取りホールド、スタンスの場所を訊きながら、粘りに粘ってフラッシュを決めたからだった。


よっしゃ!!



さて、まずはクノは・・・

数日前の「Iannis」で、7cトライ中に背中を筋違い(また!?)

それでもこの傾斜でアップする私のために?ドロー掛けをしようと、DNA 7a にトライする。

も・・・やっぱり痛かったらしい。。


「ム、ムリ・・ごめん、回収して」


そうですか・・・どうやら残りの一週間は、計らずして今年も、私のものになったみたいですね。


傾斜が強ければ、私が2番目で回収するのがアップとしてはベスト。

しかし自分で掛けて自分で手繰って回収するのは、この傾斜ではかなり疲れる。


けれど案外何処にでも体が入ることにより、立体3Dクライミングに強いチビッコだから、クリップが厳しい割には問題なく登れた。

確実に、強くはなっているらしい。


苦労して回収後、さて、問題のPriaposへ。


核心は中間部。デッドで飛び出すこと数手。

しかし上手くムーブが繋がらない。

「誰か私にも、つなげる方法教えてください!」

そしてそれが終わったトラヴァースも、皆が使う明らかなスタンスに足が届かない私。

ホールドを今度はスタンスにしながら、厳しいムーブで繋ぐ、非常に長い核心を強いられる。


斜め上に飛んでクリップ、数手で直上してクリップ。そして手に足しながらトラヴァースして数手でクリップ、狭い体勢でレストポイントのつらら状の張り出しに、足と体をねじ込んでクリップ。

そして這い上がる。

この間10mほどの核心部だ。


ココがどうにもこなせない。

この核心部がこなせたにせよ、まだ全長の半分程度・・・ホントに登れるのか?私・・・



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とりあえずは、お肉辞めて、消化の良いベジタリアンフードで、疲れを癒そうっと

「スタッフドベジタブル」
凝縮された野菜の旨みが、中に詰めたお米にたっぷり移った、伝統的なグリーク料理です。




2015/11/6

ぺすかとーれは辛かった  

目先を変えて、対岸に横たわる、テレンドス島のエリアへ。

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この島には、Pescatoreや、Iroxといった、北面で海沿いの岩場がある


暑い時期には混雑しまくっていたこの島も、随分クライマーが減って、のんびりと登れる?

かと思ったら、みんな上部にあるErosに居ただけだった。

筋状に見えた岩には、ポケットが沢山、スケールもあって案外面白い。


対して初めに行ったPescatoreは、短すぎてつまらない。

Iroxも、三ツ星ルートであっても本島に比べれば質は今一つ。


Erosは楽しいけれど・・・船賃が高額だもんね・・・


気分転換にはなるでしょう。


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ピンクのタラモサラダ

日本ではタラコサラダ?ですが、地中海地方では鯉の卵なんかを使うんだそうです。


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ムール貝



2015/11/4

1週間後のODYSSAY  

早いうちから7b+(12c)が登れてしまったせいか、気が抜けたのと疲れで6辺りをやったり、7a+をやっても落ちたりで、何となく一週間を過ごしてしまう。

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岩場に連れてこられてたワンコと和む


その間にもクノは絶好調で、毎日確実に7b〜7b+をオンサイトか2撃で落としていく。

やっぱりこの辺りで(悔しいけれども)、フリークライミング歴が約25年のクノと、そのせいぜい半分くらいの私とでは、実力の開きが出てくるのか?


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一時間のアプローチをこなすだけの質の良いルートが目白押し「Jarassic Park」


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「Panorama」、「Jarassic Park」、「Iliada」と、渡り歩いても、コレといって打ち込めるルートに出会えない


そのうち厳しいルートばかりが集中する、「Odyssay」まで足を延ばそうと、スクーターを借りてみた。

Lauky Strike 7b  初めがボルダームーブなのに、最初はこなせて何故か最後落ちすること5回。

余裕がある時でもそれでも落ちる?

もう辞めようかと思った6回目で決まり、残すところ10日となっていた。

ここまでで登った7b以上は、12bが2本に、12cが1本。


そろそろ最終目標を、決めなけくっちゃねぇ

・・・何とはなしにプレッシャーが。。。


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いやいや、ここはマズ食べてから、考えよぅっかな


2015/10/26

寒いKARIDONAより脱出  

今日もIANNIS。

アップで丹念にムーブの確認をしたのち、体の冷えないうちに本気トライを。

そう思っていたが、タイミングは上手く合うもんじゃない。

休んでいる間に二人入って、次に二人がやり始めて、その4人目が上手く抜けられず長くなった。


体が冷えてきてじりじりしている私に、最初に「次やっていいか?」と訪ねてきた青年が、「ごめんなさい」と声を掛けてきた。

どうやらみんな仲間らしく、スペインから来ていて日本の企業に勤めていたことがあるという。

兄ちゃんは、すまなさそうに肩をすくめて私を見る。


他の人がすぐ終えたから、順番はすぐだろうと思ったのだけれど・・・

いい加減吹き付ける北風で体の冷え切ったころ、もう温まるために他のルートで再度アップしようかと動き出したところで漸く、最後の彼が抜けてくれた。

準備して脱ごうにも寒い。でも脱がないと、アっと言う間に暑くなるから我慢して脱ぐ。

震えながらのスタート。

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核心部手前では、落ち着きを無くして1ムーブ違うところでクリップしてしまう。

きつい。でもここさえ抜けてしまえば、その上にはレストポイントだ。

耐えて行くのみ。

甘いピンチ持ちを繋いで体を引き上げ、足を踏みかえると、クロスムーブで縦のカチを捉え、更に右手一本指のアンダーポケットを捉えた。

あとはこれで足に乗りこめば!
・・・!

て時に、下から「がんばー!!」の声。
あのアンちゃんだっ

くー!行ってやるぅ
体重が乗りきった。手をそぉ〜っと出す。

焦って強風にバランスを取られたら、全ては水の泡だ。

アンダーを下から押さえ、更に足を上げ、上の団子ホールドを掴めば、初めて横にあるドローにクリップが出来た。

まだパンプするセクションはあるが、この先落ちたことはこれまで5回のトライで一度も無い。

落ち着いて行きさえすれば大丈夫。

焦らずレストしたのち、ゆっくりと再び、ムーブを起こした。

7b+(12c)


これまでにも毎年登ってきたグレードではあるけれど、島に来て10日以内、故障持ちで登れるとは思っていませんでした。

弱気だっただけに私にとっては、意義ある一本となるスタートです。


後で「ガンバ」のお礼を述べると、兄ちゃんは疑問に思ったことを質問した。

「核心部って、みんなは横に行くけど、君ダイレクトに行ったよね?あれの方が良いの?」


う〜ん・・・誰もやらないかと。。
するとクノがすかさず「良くはないよ。彼女は小さいからアアなるだけだよ」

だよね。

スタンスの団子と、そのホールドになる一本指アンダー掛けの穴って、50pくらいしか離れてないものね。

大きくっちゃ、足入らないないと思います。

まぁこうやって、出来る独自のムーブを探りつつ、適したルートを探すしかないんでしょう。


昼になっても日陰のIANNISからは、これで脱出。

日の当たり始めているKARIDONAへ移動すると、遥か頭上で、周囲の空気を切り裂くような叫び声がコダマしていた。

仰ぎ見れば、AURORA 延長すれば8aはある高難度の7bのセクションで、女の子が文字通り泣き叫んでいる。

実際はルート35mの辺りなのだが、取り付きが高いので、居るのは遥か50mは上になる。

しかも彼女、泣き叫びながらもクリップしつつ、ジリジリと動いてはいる。

絶叫と呼べるくらいの凄まじい泣き方で、なのに、登ってはいるのだ。


「ここ右!?左なの?いやぁ〜っっわかんないわっ!」
てな感じで。


「ヴェラ頑張れ!」
「そこ!右だよ右!次は左だ!そこだ!ヴェラ頑張れ!頑張れヴェッラッ」

オマケにこのフランス人ファミリー、下も大いにやかましい。

「あの娘・・・名前はヴェラってのね・・・あそこまで泣いてちゃ、子供みたい」
「あれじゃ充分・・・大人とは言えないでしょ」


ところが・・・降りて来たヴェラちゃんは、ホントにあどけない顔を泣き腫らした、15歳くらいの女の子だった。

ピンクのウェアと声で、女性なのは解ったが、距離があったので歳までは判別できなかったのだ。

パパもとんでもないルートを、愛娘にやらせたものです。


更ににトップロープでこのルートをスタートしたのは、小学生くらいの弟でしたけれど。

本人は楽しそうだったが、日本じゃ・・虐待扱いかもね。



2015/10/25

ぴんち  

さて、Tufa king pumped、やってみました。

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確かに凄いパンプです

ガバコルネ掴んで掴んで、核心部は甘々ホールドのピンチ持ちが連続。

そこでみんな落ちる。


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そもそもここIANINISもKARIDONAも、裏山の上級人気スポットです。


長くて見栄えするTufa king pumpedなどは、入れ代わり立ち代わり誰かが触っていて、気性の大人しい日本人には、タイミングを計るのが難しい。

だから、クノは数回のトライであっさり登ってしまったけれど、ドローは残してもらった。

先の人へ一応「次、いいかな?」と、言いやすいですから。

もちろんクリップが遠いのもあるけれど。


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でも本日はダメでした


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明日は決めるぞ!



2015/10/24

Tufa king pumped  

昨日は雨。

晴れると必ず連れ出されてしまうため、雨は私にとっちゃ、幸いの骨(筋肉?)休めになる。


今日も「IANNIS」で、トライ中のTufa king pumped 7b+(12c)をやる。

というクノに付き合って、さて、私は何を?


て、時に、「コレやってみれば?」と、Tufa king pumpedを仰ぎ見られたとき、

私は引いた。


この島で昨年登った SPARTAKUS12b+は、標準で、こっちは難しめの12b+(12c)。

しかも毎年最低でも1カ月は掛けているのが、まだシーズン始まって一週間ちょい。


私のレッドポイントグレードは、プライベートのシーズンとなる秋が訪れる都度、2カ月ほどの間に、12cまで登ると冬を迎えてお終いなのです。


13a登ったのは一本きり。だから13クライマーとは言えないし。

万年12cクライマーって・・・何とも微妙な位置に居る。


友人曰く、

「俺たちってさぁ〜 年々小手先だけは、歳とって上手くなってるよなぁ」


ええ、ホントに。

心が強くなったり、体が強くなったりすれば別ですが、どちらかと言えばドッチも弱いんです。


ちなみに今は、フランスのお盆みたいな休暇にあたる期間なので、家族で来ているフランス人が多く、カリムノスは子供率が高い。

隣のスラブに居たそんな家族から、泣き声が聞こえるのでナニかと思えば、1mほど落ちる位置に居た女の子が、泣き叫んでいる。


気持ちはわかる。

だって私、島に来てから実は未だ一度たりとも、落ちてはいないんです。

お客さんには、岩は落ちて上手くなる。なんて言っておいて。


つまりは限界ぐれーど触ってないんですね。

故障のせいもあるけれど、チャレンジしていないのは確かです。


じゃ・・・やってみようかな?


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Tufa king pumped

名前の意味はてっきり文字通り、トゥーファ(石灰岩特有の垂れ下がった筍状の柱)の王様もパンプした。

かと思いきや。

トゥー ファッキング パンプド が、由来らしい。

つまりは「すっげー○○くらいパンプしたぜ!この野郎っ」みたいな?

クライマーって奴はそもそも、品がないですね。。






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