2014/9/24
おススメ ナノエア パタゴニア 道具うんちく
今シーズン、おススメの一品。
パタゴニア、ナノエア。
他の情報でも紹介されていますが、2週間ほど実際に使い続けてみました。

フリースに代わる冬の中間着としてだけでなく、秋の防寒着としておススメです。
そのまま登って、確保の時もヘルメットの上からフードをかぶれば保温性もアップします。
<メリット>
なによりも、これまでの生地に比べて伸縮性があることが大きなメリットを生み出しています。
・ヘルメットの上からフードをかぶることができる(これは本当に楽です!)
・クライミングの動きを妨げない
これまでの生地に比べてある程度の通気性が保たれていて大きく蒸れることがなく、生地自体の肌触りも良いため、Tシャツの上に着ても快適
・アルパインフーディニなどの軽量ジャケットとの相性が抜群です。
・夏にも使える。
とにかく、これまでの保温材入りの服に比べて、肌触りが良く、伸縮性があり、比較的透湿性が高いのが特徴です。
<デメリット>
強いてあげれば、ダウンほどの保温力が無いことぐらい。
防水性能が弱いことも挙げられるが、短時間の小雨程度なら水を弾いていたので、この製品の性格上、あまり問題にならないでしょう。
以上のことから、冬用としてだけでなく1年を通して使えるウェアとしておススメです。
※家の中でも着てもとても快適です。
※女性用の方が色が良いので、男性も着られるならそれもアリです。
(メンズMサイズの人は、ウィメンズLが着られるはずです)
注意!
早めに手に入れないと、品切れになる可能性もあるかもしれません。
それぐらい画期的な商品です。(久しぶりのヒットかも…)
パタゴニア、ナノエア。
他の情報でも紹介されていますが、2週間ほど実際に使い続けてみました。

フリースに代わる冬の中間着としてだけでなく、秋の防寒着としておススメです。
そのまま登って、確保の時もヘルメットの上からフードをかぶれば保温性もアップします。
<メリット>
なによりも、これまでの生地に比べて伸縮性があることが大きなメリットを生み出しています。
・ヘルメットの上からフードをかぶることができる(これは本当に楽です!)
・クライミングの動きを妨げない
これまでの生地に比べてある程度の通気性が保たれていて大きく蒸れることがなく、生地自体の肌触りも良いため、Tシャツの上に着ても快適
・アルパインフーディニなどの軽量ジャケットとの相性が抜群です。
・夏にも使える。
とにかく、これまでの保温材入りの服に比べて、肌触りが良く、伸縮性があり、比較的透湿性が高いのが特徴です。
<デメリット>
強いてあげれば、ダウンほどの保温力が無いことぐらい。
防水性能が弱いことも挙げられるが、短時間の小雨程度なら水を弾いていたので、この製品の性格上、あまり問題にならないでしょう。
以上のことから、冬用としてだけでなく1年を通して使えるウェアとしておススメです。
※家の中でも着てもとても快適です。
※女性用の方が色が良いので、男性も着られるならそれもアリです。
(メンズMサイズの人は、ウィメンズLが着られるはずです)
注意!
早めに手に入れないと、品切れになる可能性もあるかもしれません。
それぐらい画期的な商品です。(久しぶりのヒットかも…)
2009/4/17
ふぁいんとらっく 道具うんちく
我が家のウェアは機能性やデザインから、今やそのほとんどがパタゴニアだが、国産品の中にも最近注目のアイテムがある。
(というか、以前からお客様との間で話題にはなっていた)

「ファイントラック」は見た目心もとない薄さのネットのようなアンダーウェア
汗をどれだけかいても、素早く吸って肌に戻さない。
つまり暖かく、そして冷たくならないというのが売りらしい。
アンダーウェアの下にアンダーウェアを重ねるなんて暑くない?
もとから汗はあまりかかない方の私は、半信半疑で試してみた。
ちなみに雪期の山スキーに関しては雪面からの照り返しもあって、私でも上りは汗だくになる。
稜線に出た時や滑降時は、その汗が一気に冷えて以外に寒くなるものだ。
この日スキーで森林限界を出た途端、ファイントラックを着ている部分だけは温かさを保ち、普通の山用の化繊パンツを履いている部位だけは冷えてきた。
効果はなかなか。体感温度の差が激しくないということは、調整をまめにする必要もなくなり、行動のスピードアップにもつながりそうだ。
特に汗かきの人には、季節を問わず手放せないアイテムになるかもしれない。
(というか、以前からお客様との間で話題にはなっていた)

「ファイントラック」は見た目心もとない薄さのネットのようなアンダーウェア
汗をどれだけかいても、素早く吸って肌に戻さない。
つまり暖かく、そして冷たくならないというのが売りらしい。
アンダーウェアの下にアンダーウェアを重ねるなんて暑くない?
もとから汗はあまりかかない方の私は、半信半疑で試してみた。
ちなみに雪期の山スキーに関しては雪面からの照り返しもあって、私でも上りは汗だくになる。
稜線に出た時や滑降時は、その汗が一気に冷えて以外に寒くなるものだ。
この日スキーで森林限界を出た途端、ファイントラックを着ている部分だけは温かさを保ち、普通の山用の化繊パンツを履いている部位だけは冷えてきた。
効果はなかなか。体感温度の差が激しくないということは、調整をまめにする必要もなくなり、行動のスピードアップにもつながりそうだ。
特に汗かきの人には、季節を問わず手放せないアイテムになるかもしれない。
2008/12/29
みんな外れた 道具うんちく
鉱泉でいつものようにアイゼン講習開始。
みんな上から下までウェアもビシッと揃えてパタゴニア。
アイゼンもお揃いのグリベルG12。
(それぞれは違う処から来られた個人のお客様なのですが、皆さんHPを参考にしていただいてるようです)
若い年代の男性は、やっぱり道具にも拘るんですね。
アイゼンは同じ12本爪でも?
例えばフランス製某社は爪の細さからか、雪が硬くないと滑るしアイゼンバンドも細すぎて使いづらい。
国産メーカーはサイズ調整の面倒さや、スノープレートに傷が付くと逆に雪が付きやすくなる。
といった各社それぞれ欠点が見られる。
けれどこのG12は、爪も大きく氷への効きが良い。
バンドも太いので、グローブでの着脱も楽。
ところが・・・講習中3人全てのアイゼンが外れた。
しかもジョイントから弾け飛んだような外れ方だ。
これが山であったならば大変なことである。
いずれも前爪から蹴りこむフロントポイントでの上り下りの最中に起こったものであり、
流石に赤岳ではこの傾斜で蹴りこみが続くことは考えられないので、とりあえず翌日には大きな問題はないと判断した。
が、バリエーションの傾斜では再現しうる現象ですし、例え普通の縦走であっても悪い状況や単独での時に外れたら、どんなことになるか解りません。
初めは調整不良かと思いきや、同じような事例は今回に限られたことではないのです。
HPにも記載していますが、どうも原因はエアテックやG12といったグリベルのアイゼンだけに見られるジョイント部のアンチスノー(雪よけのジャバラ)が、サイズ調整の金具と接触することにあるようです。
決してアイゼンそのものが悪いのではなく、私達が使っている間で(旧タイプでジョイントにアンチスノーは無い)このような事例は過去にありません。
ご使用の方はHPをご覧の上、ジャバラに注意するか、もしくは仮に外してしまったとしても旧タイプと同じな訳ですから、問題ないのではないでしょうか。

まだ前後のジョイントに、ジャバラの取り付けられていないタイプのグリベル社製アイゼン
みんな上から下までウェアもビシッと揃えてパタゴニア。
アイゼンもお揃いのグリベルG12。
(それぞれは違う処から来られた個人のお客様なのですが、皆さんHPを参考にしていただいてるようです)
若い年代の男性は、やっぱり道具にも拘るんですね。
アイゼンは同じ12本爪でも?
例えばフランス製某社は爪の細さからか、雪が硬くないと滑るしアイゼンバンドも細すぎて使いづらい。
国産メーカーはサイズ調整の面倒さや、スノープレートに傷が付くと逆に雪が付きやすくなる。
といった各社それぞれ欠点が見られる。
けれどこのG12は、爪も大きく氷への効きが良い。
バンドも太いので、グローブでの着脱も楽。
ところが・・・講習中3人全てのアイゼンが外れた。
しかもジョイントから弾け飛んだような外れ方だ。
これが山であったならば大変なことである。
いずれも前爪から蹴りこむフロントポイントでの上り下りの最中に起こったものであり、
流石に赤岳ではこの傾斜で蹴りこみが続くことは考えられないので、とりあえず翌日には大きな問題はないと判断した。
が、バリエーションの傾斜では再現しうる現象ですし、例え普通の縦走であっても悪い状況や単独での時に外れたら、どんなことになるか解りません。
初めは調整不良かと思いきや、同じような事例は今回に限られたことではないのです。
HPにも記載していますが、どうも原因はエアテックやG12といったグリベルのアイゼンだけに見られるジョイント部のアンチスノー(雪よけのジャバラ)が、サイズ調整の金具と接触することにあるようです。
決してアイゼンそのものが悪いのではなく、私達が使っている間で(旧タイプでジョイントにアンチスノーは無い)このような事例は過去にありません。
ご使用の方はHPをご覧の上、ジャバラに注意するか、もしくは仮に外してしまったとしても旧タイプと同じな訳ですから、問題ないのではないでしょうか。

まだ前後のジョイントに、ジャバラの取り付けられていないタイプのグリベル社製アイゼン