2011/9/14

眺めていないで落石注意!  八ヶ岳情報

以前は滅多に他の人には会うことの無かった夏の小同心クラックだけれど、最近富みに、クライマーが増えているのは何故なのだろうか?

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八ヶ岳は脆い安山岩で形成されており、お互いに、細心の注意が必要となってくる




2011/8/19

ぼっか  八ヶ岳情報

小雨降る中、久々のぼっかで30キロ以上を背負ったら、まったく続かなくって鉱泉に着かない。

考えてみれば、お盆などで既に3週間ほどが空いていた。

手頃な大きさの石に、背負いこを降ろしては休む。

重すぎっ!


2011/8/17

裏から天望荘  八ヶ岳情報

1日だけの晴れ間。

春の残雪期には赤岳東稜を登ると下山ルートにも使う、県堺尾根を上がってみようと、サンメドウズの突き当たりまで出掛けてみると、そこには既に5、6台の車が所狭しと止めてあった。

トレーニングというものは、そもそもそう楽しいものではないのだが、笹藪の中は兎に角暑い。

汗まみれになって尾根に取り付くと、冷たい風が吹いていた。
この尾根、赤岳へ行くには案外近道なのかもしれない。厳冬期以外はね。


2011/8/8

危険意識  八ヶ岳情報

直登の続く大同心稜を経て、「小同心クラック」へ向かう。

コールが何度か聞こえたので、先行が居ることは解っていたし、小同心の頭にも人影が見えていた、
が、何パーティーもがこの「夏の小同心」に居たことは、かつて無かった。

取り付きに行けば、とっくにスタートしたはずの先行は、まだ見える場所に居るし、更に4人が待っている・・・

準備している間に彼らのトップは登りだしたものの、一向にロープは伸びない。
しかも4人で登るらしい。何故か真ん中はユマール。コールは無線機。ヒマラヤ方式?

申し訳ないが、彼らの後ろに列ぶために、朝も暗いうちから発ってきたわけではない。
雷雨を案じたからこそ、なのだ。

「邪魔はしませんから」と了承を得て、ピッチを切りつつ抜いていく。
更に上のテラスでトラブッていたもう一組も、ラインを変えて抜く。

横岳へ着き、硫黄岳へ向かう頃から、遠く雷鳴が響きだした。
それは刻々と近づきつつある。

硫黄岳の下りでは、周囲が青白い靄に包まれ、既に雷雲に覆われていることを示している。
オーレン、鉱泉、尾根の両側で雷鳴が、地鳴りのように響き出す。

にもかかわらず、「どうぞ雷よ、私に落ちて下さい」と、言わんばかりの吹きさらしの稜線を、まだ山頂へと向かう登山者の、何組も居ることに驚いた。

気にはなるが、彼らに逐一の注意をしている場合でもない。
優先すべきは、まずはお客様の退避だ。

ただし、小さな子供を二人連れていた一家は、このうちではない。
大人の危険に、まだ判断のできない子供を、巻き込むべきではない。
そして何より、小さな子供は逃げ遅れてしまう。

「もう此処で辞めて、すぐ逃げないと危ないですよ」

お父さんは「様子をみよう」と言うが、既に様子を見ている場合ではない。


声を掛けて戻るように促し、樹林帯に逃げ込んだ、その直後、
激しい雷鳴と共に、滝壷に居るかのような雨粒が叩きつけてきた。

私達は、傘もレインウェアも両方用意していたが、雨具だけでは着ている間にもずぶ濡れになるような、凄まじい雨だ。

たちまち登山道は沢と化し、雨は時として粒状の雹に変わった。

樹林帯の中なので問題はないが、周囲では雷鳴が、空気そのものを振るわせるかの如く鳴り轟いている。

「あの子達は大丈夫だろうか?」
雨の流れと飛沫の中を、何度も振り返りながら下山する。

鉱泉に降りて間もなく、その一家も戻ってきた。
「ずっと迷っていたんです。お陰で決心が付きました。ありがとうございます」
「あのねぇ、かみなりね、すっごく、こわかったんだよ!」

若い夫婦と小さな子供達が、元気そうな姿で戻ってきたことに、胸をなで下ろす。

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最近は、ファミリー登山が増えてきた。
それ自体は、全く悪いことではない。

けれど、弱い子供を連れている以上は、危険な岩場があったり、標高のある高所を選択しないこと
(子供は高所に弱く、幼児期の富士登山などはもっての他)

そして大人同士の山行よりも、ずっと早めの判断が求められる。

何よりも、充分に守ってあげられないのであれば、いくら大人が連れて来たくとも、例え子供が行きたがったとしても、連れてくるべきではないだろう。


れっきとした大人でも判断できないことを、子供が判断できるはずも、無いのだから。













2011/8/1

ぼっか対決  八ヶ岳情報

今度は背負子も用意して貰っての、30`ぼっかです

外国からの山小屋研修生
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東軍の、デビさん率いるネパリポーター団に対するは・・・
西軍から、孤軍奮闘のイタリア人アレックス
(←意外にも、常にトップでゴールするのは彼だったりします)

ボッカは、視野が妨げられるほどの汗みどろになるので、鉱泉でしっかり着替える。

その後は硫黄岳山荘の向こうまでコマクサ鑑賞に出掛けた母を迎えに、硫黄岳まで行きました。


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霧で真っ白だった山頂も、赤岩の頭に下りてきた頃には晴れました

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苔生した林床に、スックリとした立ち姿の「キソチドリ」が咲く

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林道のエスケープ道には、あちらこちらで「ギンリョウソウ」が、幽玄な光を放っていた




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2011/7/29

どうせ運ぶのなら  八ヶ岳情報

前日に引き続き八ヶ岳の稜線を目指そうと、再びペットボトルに20`分の水を詰め、独り黙々と歩く。

すると、もう林道も終点近くで、鉱泉の若旦那の車が通りかかった。

「あ、ミキさん?一寸だけど乗ります?うち、これから荷揚げッス」
「エ〜、マジ?じゃ、これ担いでるのただの水だし、私も担ぐ!」

ただし、余分の背負子は無かったので、ザックに入ったのは牛乳二箱だけだった。

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こうして、鉱泉ぼっかに飛び入り参加

吹き出す汗を拭いつつ、「しかし何か、重たくなった気もするなぁ?」と、思っていたら、

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牛乳2ダースって・・・よく考えたら、1g×12本×2箱=24`あるらしい

+α自分の荷物で、25`以上あったんですね、実は。
(←数学「算数?」って弱いんだなぁ・・こんな姉ちゃんに比べ、弟は珠算の師範クラスなのに)


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水は捨てちゃったけれど、天望荘まで一っ走り・・・イヤイヤ

「ァ、あり?ケッコウ、足に来てるかも?走れないんですけれど」


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小屋の前には、「コマクサ」が咲いていた

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「タカネグンナイフウロ」、これ、ヨーロッパにも、似たのがあったなぁ


「赤岳鉱泉」「天望荘」に「行者小屋」、「美濃戸山荘」に「赤岳山荘」と、帰国のご挨拶もして回る。

八ヶ岳で暮らす人達に会える。
これもまた、ホッと息つける、憩いのひとときなのです。







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2011/7/28

心もリハビリ  八ヶ岳情報

「鉄は熱いうちに打て」

諺にもあるように、何事も冷めてからではいけません
(←単にセッカチなだけ?)

って訳で、帰国早々、ペットボトルの水を15`分担いで、裏山の編笠山へと出掛ける

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まだシャクナゲも、残っていました

小雨交じりの森は霧に包まれ、露を帯びた草花の、深い息使いが聞こえてきそうです。

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蛍はもう居ない季節だけれど、「ホタルブクロ」もあちこちに咲いている

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一緒に歩いていた母のみつけた、「ベニバナイチヤクソウ」の株


仕事中は、お客様のことにしか集中していないだけに、見落としてしまいがちな、しっとりと湿った山の空気や、小さな花たちの力強さ。


「ただ純粋に、森の気配に身を委ねる」

少しだけ、忘れていたことを、思い出してきました。



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2011/5/3

第2弾赤岳東稜  八ヶ岳情報

 GWの中盤も、やはり大気の状態は不安定なままだったため、劔岳八峰への入山は見合わせ、コンディションの最高だった赤岳東稜に変更しました。

 厳冬期だと深いラッセルで、テント泊しないと辿り着けないルートだけに、他のパーティーが全く居ない八ヶ岳東面のバリエーションは、このGWの絶好の穴場です!
(通常だと、この時期にはもう登れないため)

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青い空にも、寒気の入った筋上の雲が見える

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素晴らしい晴天?

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いえいえやっぱり、来ましたよ・・

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追いつかれない前に、一気に抜けましょう

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段々雲も湧いてきました

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ラストスパートです

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この日は無難に西面へ

私がKTと一緒に、赤岳山荘までお迎えに行きました。

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「アタイ、留守番ばっかだワ、たまにはらい好きな水遊びも・・・
させて欲しいワ」KT





2011/5/1

赤岳東稜  八ヶ岳情報

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GWの赤岳東稜:山行記録をHPにアップしました→http://mikiyatsu.web.infoseek.co.jp/




2011/4/29

おおあたり  八ヶ岳情報

私達が滑りに通った日本海側の山では、GW前に不安定な天候が続いていました。
雪が落ち着くには晴れ間が必要です。

寒気の入りようによっては、内陸部の高山も然り。

このままだと、どう考えても白馬主稜に近づくのは危険だと考え、晴天率の高い八ヶ岳への転戦を決めました。
例え白馬主稜が無事に抜けられたとしても、大雪渓の下山に危険が伴うことでしょう。

転戦先は八ヶ岳でも、厳冬期にはなかなか近づくことの出来ない赤岳東稜を、日帰りで一気に抜けることにしました。
これも日の長く、雪の締まった春ならではの楽しみ方でしょう。

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通常だとGWでは雪が残りにくい八ヶ岳でも、寒い日が続いたこの春は豊富な残雪に恵まれています

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八ヶ岳でもシーズンが掴みにくい東面のこのルート、赤岳東稜は、コンディションが抜群
しかも貸し切りです!

出発前に、ニュースを仕入れたお客様から聞いたところ、大雪渓の雪崩れにて死者が出たとのこと。

事前の天候、雪の状況といった情報収集からが、登山の始まりなのです。
山行とは情報→判断→計画と、一歩一歩進められるべきでしょう。

こうして段階を踏み、事故要因の重なりを一つずつ取り除いていくことにより、山岳事故とは、その多くが防ぎうるものなのではないでしょうか?





タグ: 八ヶ岳 赤岳 東稜

2010/12/4

初仕事  八ヶ岳情報

今年の雪山シーズンがスタートしました。

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やっぱり雪山は、夏よりも遙かに美しい

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夕暮れ時まで、母と娘で、アイゼントレーニングに励むHさん達です

今年のヒマラヤも、頑張ってくださいね!



2010/11/2

赤岳山荘にも来てね  八ヶ岳情報

先日は大勢のガイドが集まって、赤岳鉱泉アイスの足場組みをしましたが、今度は氷壁作りの元祖「赤岳山荘」アイスの基礎作りに参加しました。

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参加とは言っても、昨年とほぼ同じメンバー6名での作業です

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鉱泉が足場組みが中心の土方作業であれば、山荘は林業っぽい

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阿弥陀岳も薄化粧した冷え込み

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水が染みて上手く滴るように、古ロープを切っては繋ぎ、木登りしてそれを張る

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完成!

赤岳山荘の氷は、駐車場から見れば小さく見えますが、実は低い位置にあるので意外に大きな人工アイスだったりします。。
そして標高も高すぎないので、氷に粘りがあってアックスがよく効きます。

天然氷は良いですが、いきなり本チャンにトライするばかりではなく、こういったゲレンデで腕を磨くことも、事故防止には役立つのではないでしょうか。




2010/10/18

秋の空  八ヶ岳情報

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「天高く・・・」そう、秋の空は澄んでいて高いけど、

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みんな、高いところ、好きだなぁ〜

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だから、完成するのだけれど。。

2010/10/18

今年もあいす  八ヶ岳情報

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さぁ、今年も雪山シーズンが近づいてきました

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毎年、久々に見る顔ぶれが集まる、恒例行事の「鉱泉アイス足場組み」

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大同心も小同心も、久しぶりだね!



2010/9/18

かぶってるカモ  八ヶ岳情報

クライミングは特別なことではなく、登山という危険を伴うスポーツをするのであれば、必須の技術です。
歩行技術にも深く関わるクライミングは、岩を登らない人にだって、もちろん必要なのです。

そして折角クライミングをすのならば・・・

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ぜひ夏の八ヶ岳で目標にして欲しい、「大同心雲稜ルート」

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苦しんだ分だけ、夢に向かって自分のやるべきことが、見えて来た

ステップは一足飛びには行きませんが、だからこそ、やり甲斐も感じられるのかも。






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