2016/9/3
まえほ 北アルプス
2016/5/4
白馬主稜・2016年 北アルプス
2016年のGWは、例年通り白馬主稜から。
しかし、皆さんもご存知の通り、雪が少なく、しかも天気が悪い。
10日前から天気図、予報、その他のデータのチェックが続きました。
結果、5月2日の好天を狙って登ることが出来ました。
前日までは、おそらく山は天気が悪く、翌日は高温のため雪が悪いと思われました。

雪が少なかったのは、標高の低いところだけで、ルート上は例年以上に残っていて、良いコンディションでした。
しかしルート中間部の雪庇の形状から察するに、やはり雪が少ないのは間違いありません。
おそらく、山では4月中の気温が低かったのかもしれません。

今シーズンの頂上雪庇は、直前までの降雪で再び閉じられてしまっていたので、切り崩しが必要でした。
下の写真と比べてみると、今年の雪庇の大きさがわかります。

頂上雪庇は4月中に形成、大型化されるのでしょう。GW付近が一番大きくなっているような気がします。

過去最高の大きさ(僕の20年以上の経験)の雪庇の場合はこんな感じ

下から見ると、凄まじい大きさです。
今シーズンも単独で来られている方がいましたが、今回もルート途中からラッセルになり、各パーティ交代でラッセルを交代して進みました。
雪山登山はラッセルしてるパーティに追いついたら、交代するのがマナーであり、当然持っていないといけない実力です。
もしあなたが、単独で雪山登山をするのであれば、そして白馬主稜程度の単独登山をするのであれば、これぐらいのことはできるようになってから来てください。
雪庇が巨大だったとき、しかもトレースが無く自分でルートを切り開かないといけない時に、あなたの実力が問われます。
白馬主稜では、トレースがある時の経験や情報は全く意味がありません。
トラブルの多くは、「想定が甘すぎる」ことが、最初にして最大の原因です。
しかし、皆さんもご存知の通り、雪が少なく、しかも天気が悪い。
10日前から天気図、予報、その他のデータのチェックが続きました。
結果、5月2日の好天を狙って登ることが出来ました。
前日までは、おそらく山は天気が悪く、翌日は高温のため雪が悪いと思われました。

雪が少なかったのは、標高の低いところだけで、ルート上は例年以上に残っていて、良いコンディションでした。
しかしルート中間部の雪庇の形状から察するに、やはり雪が少ないのは間違いありません。
おそらく、山では4月中の気温が低かったのかもしれません。

今シーズンの頂上雪庇は、直前までの降雪で再び閉じられてしまっていたので、切り崩しが必要でした。
下の写真と比べてみると、今年の雪庇の大きさがわかります。

頂上雪庇は4月中に形成、大型化されるのでしょう。GW付近が一番大きくなっているような気がします。

過去最高の大きさ(僕の20年以上の経験)の雪庇の場合はこんな感じ

下から見ると、凄まじい大きさです。
今シーズンも単独で来られている方がいましたが、今回もルート途中からラッセルになり、各パーティ交代でラッセルを交代して進みました。
雪山登山はラッセルしてるパーティに追いついたら、交代するのがマナーであり、当然持っていないといけない実力です。
もしあなたが、単独で雪山登山をするのであれば、そして白馬主稜程度の単独登山をするのであれば、これぐらいのことはできるようになってから来てください。
雪庇が巨大だったとき、しかもトレースが無く自分でルートを切り開かないといけない時に、あなたの実力が問われます。
白馬主稜では、トレースがある時の経験や情報は全く意味がありません。
トラブルの多くは、「想定が甘すぎる」ことが、最初にして最大の原因です。
2016/4/8
明神岳東稜・主稜縦走 北アルプス
2016年シーズンの秋、新しく追加するコースを紹介します。
昨年までは北鎌尾根の代替ルートとして行ってきましたが、面白いので新たにコースとして設定します。
明神岳東稜・主稜縦走は、上高地から横尾に至る林道からずっと見えている山稜で、一般登山道がないため登山者も少ない静かなコースです。

未明から出発するので、樹林帯を抜けることに朝を迎えることになります。右端の岩峰群は前穂高岳周辺で、今回の明神岳は左の大きなピークです。

東稜上は岩稜、歩きが適度に混じった快適なコースです。

核心部の岩場は凄くは難しくないですが、しっかりと確保して登ります。

明神岳の頂上付近から辿ってきたルートをふりかえると、このコースの標高差、長さがよく解ります。長く、標高差があるほど、充実感があります。

しかし、今回のコースはまだ終わりではありません。登りを楽しんだ分だけ、降りないといけないのが登山ですが、それすらも楽しい岩稜、稜線漫歩です。
後ろに見えているのが明神岳主峰、U峰です。

明神岳は主峰であるT峰からX峰までありますが、ココはW峰。バックは今日の未明から登ってきた東稜とT峰からV峰。アルペン的な景色が楽しめます。

ここはX峰の登り。これを登り切ればようやく下りに入ることが出来ます。

という訳で、X峰からの下降です。眼下に見えているのは上高地と梓川。つまり、上高地からよく見えるところを下降中です。

写真ではちょっとわかりにくいですが、途中には岩稜の下降があり、なかなか気を抜かせてくれません。この後も、岳沢登山道に合流するまでは急傾斜の樹林帯が続き、漸く今日の長い一日を終えることが出来ます。
明神岳東稜は残雪期によく登られているコースですが、最近は無雪期にも登る人が増えているため、藪っぽいところもだいぶ快適になってきました。
岩が脆い部分もありますが、難しいところはしっかりと硬い岩なので確保さえしっかりとできれば十分楽しめます。
ただ、下山も含めてコースが長く、下部では暗いうちに行動するせいもあって道を間違えたり、落石の危険もあります。
ご自身で行かれる場合はしっかりとトレーニングして、無理のない計画で臨んでください。
昨年までは北鎌尾根の代替ルートとして行ってきましたが、面白いので新たにコースとして設定します。
明神岳東稜・主稜縦走は、上高地から横尾に至る林道からずっと見えている山稜で、一般登山道がないため登山者も少ない静かなコースです。

未明から出発するので、樹林帯を抜けることに朝を迎えることになります。右端の岩峰群は前穂高岳周辺で、今回の明神岳は左の大きなピークです。

東稜上は岩稜、歩きが適度に混じった快適なコースです。

核心部の岩場は凄くは難しくないですが、しっかりと確保して登ります。

明神岳の頂上付近から辿ってきたルートをふりかえると、このコースの標高差、長さがよく解ります。長く、標高差があるほど、充実感があります。

しかし、今回のコースはまだ終わりではありません。登りを楽しんだ分だけ、降りないといけないのが登山ですが、それすらも楽しい岩稜、稜線漫歩です。
後ろに見えているのが明神岳主峰、U峰です。

明神岳は主峰であるT峰からX峰までありますが、ココはW峰。バックは今日の未明から登ってきた東稜とT峰からV峰。アルペン的な景色が楽しめます。

ここはX峰の登り。これを登り切ればようやく下りに入ることが出来ます。

という訳で、X峰からの下降です。眼下に見えているのは上高地と梓川。つまり、上高地からよく見えるところを下降中です。

写真ではちょっとわかりにくいですが、途中には岩稜の下降があり、なかなか気を抜かせてくれません。この後も、岳沢登山道に合流するまでは急傾斜の樹林帯が続き、漸く今日の長い一日を終えることが出来ます。
明神岳東稜は残雪期によく登られているコースですが、最近は無雪期にも登る人が増えているため、藪っぽいところもだいぶ快適になってきました。
岩が脆い部分もありますが、難しいところはしっかりと硬い岩なので確保さえしっかりとできれば十分楽しめます。
ただ、下山も含めてコースが長く、下部では暗いうちに行動するせいもあって道を間違えたり、落石の危険もあります。
ご自身で行かれる場合はしっかりとトレーニングして、無理のない計画で臨んでください。
2015/5/6
岩も交えた源次郎 北アルプス
これまでになく残雪が多く、これまでになく雪解けの早かったこの春。
剣岳の源次郎尾根とて、御多分に漏れず。

こういった年こそ、クライミングの力量が問われます

山でのスキルアップや、スピードを身に着けたいのであれば、そこは山行の回数ではありません
山を歩くことだけに限定せず、日頃から岩登りに、しっかり取り組んでいるか?そうでないか?
の、違いに尽きます。
本番じゃ、落ちて練習は、出来ませんからね。
日頃から岩をやっている方とそうではない方。
雪が少ないことで、明確にスピードの差が出た一日でした。
剣岳の源次郎尾根とて、御多分に漏れず。

こういった年こそ、クライミングの力量が問われます

山でのスキルアップや、スピードを身に着けたいのであれば、そこは山行の回数ではありません
山を歩くことだけに限定せず、日頃から岩登りに、しっかり取り組んでいるか?そうでないか?
の、違いに尽きます。
本番じゃ、落ちて練習は、出来ませんからね。
日頃から岩をやっている方とそうではない方。
雪が少ないことで、明確にスピードの差が出た一日でした。
2014/10/7
台風それたら 北アルプス
どうやら三連休も台風19号で怪しげですが・・・
予報とにらめっこしつつ、様子見の方も、多いのではないでしょうか?
台風が逸れたら、ぜひ朝日岳へ!
稜線は今朝になって積雪がありましたが、まだ麓は紅葉も大丈夫。
「8月の長雨で、とてもじゃないけど今年の紅葉は無理だね?」と、小屋とのやりとりでも話していたのが、実は案外素晴らしかったそうです。
「その代り?なのか。この秋のナナカマドは多くの木が、実を付けない」のだとか。
標高の低い栂海新道辺りなら、紅葉にも、まだ間に合いそうですね。
栂海のアヤメ平や、イブリ尾根の夕日が原、五輪尾根の花園三角点辺りの、黄金色に輝く草紅葉も、私は大好きです。
では!今夜から、弾丸助っ人へ、行ってまいりますっ
今シーズンの最新紅葉画像は、コチラで↓
http://www.asahigoya.net/
小屋番日記へ
予報とにらめっこしつつ、様子見の方も、多いのではないでしょうか?
台風が逸れたら、ぜひ朝日岳へ!
稜線は今朝になって積雪がありましたが、まだ麓は紅葉も大丈夫。
「8月の長雨で、とてもじゃないけど今年の紅葉は無理だね?」と、小屋とのやりとりでも話していたのが、実は案外素晴らしかったそうです。
「その代り?なのか。この秋のナナカマドは多くの木が、実を付けない」のだとか。
標高の低い栂海新道辺りなら、紅葉にも、まだ間に合いそうですね。
栂海のアヤメ平や、イブリ尾根の夕日が原、五輪尾根の花園三角点辺りの、黄金色に輝く草紅葉も、私は大好きです。
では!今夜から、弾丸助っ人へ、行ってまいりますっ
今シーズンの最新紅葉画像は、コチラで↓
http://www.asahigoya.net/
小屋番日記へ
2014/9/14
混線 北アルプス
剱山荘を3時に出ても、混線模様の6峰フェース。

一本のロープに、複数のセカンドを繋ぐのは事故の元
絡まったロープを解こうと、狭いテラスで3人が押し合いへし合いする中、セルフビレイ(自己確保)もメインロープも外してしまうのは、自分たちの居る場所の高さを・・・
忘れちゃいませんかね?
かなり問題あり。

こちらは私どものパーティー

越えてきた八峰をバックに、山頂へと向かう

で、強烈だったのは下山の横這い?待つこと2時間・・・
しかし登りは3時間待ちだったそうで、この日一般ルートである別山尾根を往復した登頂者の皆さんは、相当な忍耐力の、持ち主ということになりますね・・・

帰り道、天場と御前小屋、つまりは剣沢の中に、熊の親子が!?
剣沢の登山道には多くの登山者が列をなす、沢の底に居るのだから・・
かわいいけれど、こちらも別の意味で、問題ですね。

一本のロープに、複数のセカンドを繋ぐのは事故の元
絡まったロープを解こうと、狭いテラスで3人が押し合いへし合いする中、セルフビレイ(自己確保)もメインロープも外してしまうのは、自分たちの居る場所の高さを・・・
忘れちゃいませんかね?
かなり問題あり。

こちらは私どものパーティー

越えてきた八峰をバックに、山頂へと向かう

で、強烈だったのは下山の横這い?待つこと2時間・・・
しかし登りは3時間待ちだったそうで、この日一般ルートである別山尾根を往復した登頂者の皆さんは、相当な忍耐力の、持ち主ということになりますね・・・

帰り道、天場と御前小屋、つまりは剣沢の中に、熊の親子が!?
剣沢の登山道には多くの登山者が列をなす、沢の底に居るのだから・・
かわいいけれど、こちらも別の意味で、問題ですね。
2014/9/10
お留守番Week 北アルプス
2014/5/11
コブ尾根 北アルプス
2014/5/3
カタログ知識 北アルプス

予定されていた2回目の(3回目)白馬主稜

クノ達が二日前に苦心して踏んでくれたトレースを辿るだけだし、前回よりはよく冷えているから、コンディションはとても良い
最後の雪壁で順番が決まるため、先行組は、渾身のラストスパート!
見える限りのパーティーをゴボウ抜きして、待合地点にはその時点で3番手に付ける。
しかし・・・遅い。
余裕で構えるクライマーの、なんと多いこと。
ココでは雪が緩むほどに、危険度も増す。
過去に雪崩で待合のクライマーの埋まったこともある、そんな場所なのだけれど。
順番は早かったのに結局は、前の2パーティーくらいが60m程度の雪壁を登るのに、30分以上。
後から来た大御所ガイド氏が、ラインを変えて追い抜きを掛けたのには、それなりの理由がある。
新たな雪庇を崩すには、下にいる待合の人にもリスクが及ぶので、抜け口が重なるのは仕方のないこと。
抜かしたパーティーに対して、野次を飛ばす暇があるのなら、自らが、他にもラインを引いて先を急ごう。
TPOに沿わない遠慮は、マナーでも美徳でもない。
増してロープも付けずに、間に割って入って落ちたら、他のパーティーを巻き込む恐れがあるのに。
自らが置かれた危険度に対する、鈍感さ。
スピードは、安全に繋がる。
遅れは、時として危険に繋がる。
2014/5/2
条件次第 北アルプス

今シーズンは劔とご縁がないようで・・・降雪後の白馬主稜へ

延々ラッセル
しかも他が居ない訳ではないのに、全くと言ってよいほど・・ラッセル交代の申し出は、無かったとのこと
こちらが休めば後ろも休む。の、繰り返し。
自力でラッセルできないのであれば、人についてしか登れないのであれば、こういった条件の中、来るべき資格はないでしょう。
・・・とは言いすぎかもしれませんが、単独、もしくは慣れていないパーティであれば事前の判断はより安全志向で行うべきでしょう。
2014/4/27
晴レときどきオシゴト 北アルプス
さすがに・・ヤバいんじゃないかってくらい?遊び倒している今日この頃。。
お仕事してないワケじゃないんです。
だって、中止なんだも〜ん。
たまには晴れて、働かせていただくことだって、アルンです。
春山は、冷えてカタまりゃ、ばりんバリンのアイスバーン。
状態次第では、厳冬期より遥かにタチ悪いのですが、今回の白馬主稜は、バチ決まりのグッドコンディションでした。

猿倉からは、アップダウン含まなくても累計1700mの標高差

雪はそこそこ締まって、割れた個所もほとんどなく

快調に高度を稼げる

取りつきの順番はラストの方でも、

みなさんバテてくるので・・・

例年、最後の雪壁直下のココで溜まります。
私の前の人なんぞ、雪庇の乗り越し直下で足が攣り、しばらく行動不能に。
この日は無風快晴。
脱水からか、足が攣った人続出でした。。。

長く退屈な大雪渓は、このお子様ソリで決まり!
最早、白馬や剣には、欠かせないアイテムです。
お仕事してないワケじゃないんです。
だって、中止なんだも〜ん。
たまには晴れて、働かせていただくことだって、アルンです。
春山は、冷えてカタまりゃ、ばりんバリンのアイスバーン。
状態次第では、厳冬期より遥かにタチ悪いのですが、今回の白馬主稜は、バチ決まりのグッドコンディションでした。

猿倉からは、アップダウン含まなくても累計1700mの標高差

雪はそこそこ締まって、割れた個所もほとんどなく

快調に高度を稼げる

取りつきの順番はラストの方でも、

みなさんバテてくるので・・・

例年、最後の雪壁直下のココで溜まります。
私の前の人なんぞ、雪庇の乗り越し直下で足が攣り、しばらく行動不能に。
この日は無風快晴。
脱水からか、足が攣った人続出でした。。。

長く退屈な大雪渓は、このお子様ソリで決まり!
最早、白馬や剣には、欠かせないアイテムです。
2014/4/20
酷寒ニシホ 北アルプス
週末の龍王東尾根は、お客様のコストの割にはリスクも高く、西穂へ変更。
この時期になると心配される稜線の積雪も、先週クノが登っているから大丈夫。
ヘッドランプを灯しての、山荘からの出発は氷点下。
春の暖かさに慣れた体には応えるけれど、午後からの天候悪化に備え、急がなければならない。
斜面は一旦ゆるんだデコボコのまま凍り付き、ガチガチに固まった穴が一杯あって歩きにくい。
雪庇が大きく張り出した尾根を、登ったり下ったり。
相変わらず・・・帰りも大変な往復だ。
「ココで、方向が変わって」
「ココで、枝尾根があっちに伸びて」
いつか自分たちで来た時にも、安全に、この稜線を外すことなく、辿ることが出来るように。
霧に閉ざされた稜線での間違えやすいポイント、そして方角を、一つひとつ確認しつつ、山頂から小屋へと戻る。
条件は良くなかったので、画像は無いのですが・・・
代わりに腹ペコ下山したので、この画像を。
「道の駅・小谷」「鬼の廚」http://www.otarimura.co.jp/
おススメの、「かまど飯定食」です。

いつの日替わりメニューに当たっても、絶品の白米はモチロン、一品一品全ての小鉢にも妥協がない
何気に味噌汁はあら汁だったり、茶わん蒸しや、地元産の豆腐が付いたりと・・・
栄養バランスもばっちり!
お代わり自由のこの釜炊きツヤツヤごはん、クノは「玉子かけごはんセット」追加で、3杯くらいはイケます。
もともとコスパ高いので・・申し訳ないんだけどネ。
実は初め立ち寄っていなかったのが損なくらいで、温泉も100パーセント源泉かけ流し。加水ナシ。塩素ナシ。
しかも温泉は、その日何回でも出入り自由で、温泉のレシート持って食事に行けば、温泉代半額が払い戻しという出血大サービス振り!
白馬経由で北陸へお越しの際はゼヒ、お立ち寄りください。
(遠すぎ・・かナ?)
この時期になると心配される稜線の積雪も、先週クノが登っているから大丈夫。
ヘッドランプを灯しての、山荘からの出発は氷点下。
春の暖かさに慣れた体には応えるけれど、午後からの天候悪化に備え、急がなければならない。
斜面は一旦ゆるんだデコボコのまま凍り付き、ガチガチに固まった穴が一杯あって歩きにくい。
雪庇が大きく張り出した尾根を、登ったり下ったり。
相変わらず・・・帰りも大変な往復だ。
「ココで、方向が変わって」
「ココで、枝尾根があっちに伸びて」
いつか自分たちで来た時にも、安全に、この稜線を外すことなく、辿ることが出来るように。
霧に閉ざされた稜線での間違えやすいポイント、そして方角を、一つひとつ確認しつつ、山頂から小屋へと戻る。
条件は良くなかったので、画像は無いのですが・・・
代わりに腹ペコ下山したので、この画像を。
「道の駅・小谷」「鬼の廚」http://www.otarimura.co.jp/
おススメの、「かまど飯定食」です。

いつの日替わりメニューに当たっても、絶品の白米はモチロン、一品一品全ての小鉢にも妥協がない
何気に味噌汁はあら汁だったり、茶わん蒸しや、地元産の豆腐が付いたりと・・・
栄養バランスもばっちり!
お代わり自由のこの釜炊きツヤツヤごはん、クノは「玉子かけごはんセット」追加で、3杯くらいはイケます。
もともとコスパ高いので・・申し訳ないんだけどネ。
実は初め立ち寄っていなかったのが損なくらいで、温泉も100パーセント源泉かけ流し。加水ナシ。塩素ナシ。
しかも温泉は、その日何回でも出入り自由で、温泉のレシート持って食事に行けば、温泉代半額が払い戻しという出血大サービス振り!
白馬経由で北陸へお越しの際はゼヒ、お立ち寄りください。
(遠すぎ・・かナ?)
2013/9/25
室堂なう 北アルプス

紅葉、始まってます♪

2日目に源治郎から剱岳、3日目に龍王岳東尾根と・・・
充実した三日間でしたね。
なお、室堂の地獄谷付近では、火山ガスの濃度が増しています。
喘息の方には風向きによって、別山乗越しへ向かう一般遊歩道でも危険です。
湿らせたタオル、またはマスクなどを準備して、速やかに通過しましょう。
2013/8/28
お〜いっ槍ヶ岳! 北アルプス
2013/8/27
ずーむあっぷ!槍穂っ 北アルプス