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2014/8/23

パートナーと登るロープワーク講習  岩登り

ぎりぎりまで苦慮しつつ、催行を選択した、「パートナーと登るロープワーク講習」。

日本海側の前線が比較的掛かりにくい、三つ峠に場所は変更しましたが、2日間とも雨が降ることは無く、参加者3人での講習が順調に進められました。


この講習会の意義は、自分のパートナーと自力で登る為の、基礎を身に着けること。

日常的なパートナーが既に居たり、将来的に誰かと登って行きたいという方なら、単独でも参加は可能です。

安全のための基礎を身に着けていなければ、相手が居ても登れませんし、逆に相手さえいれば、その基礎をもとに修練し、お互いに向上していくことを目指せるのです。


室内ジムが競って出店する中、登る技術は飛躍的に向上しています。

でもそれは同時に、誰もが簡単に危険な高みに行けてしまうことにも通じます。


クライミングは、正しい技術を正しく使っているうちは、ロープを使わす何のバックアップも無い岩稜縦走などより、はるかに安全な遊びです。

しかし自分の居る場所が、地上から離れた危険な場所である認識を、忘れてはいけません。

技術の向上には欠かせない、パートナーを見つけて、お互いを高める登山やクライミングを目指すこと。

仕事や家庭の都合などで、組織に参加しない登山者は増えています。

それでも、登山には、自分の安全を守る必要があります。

周囲に迷惑を掛けない、義務もあります。


そこで自主的に学ぼうという参加者の方々ですから、向上心も半端じゃない。

皆さんすごく熱心でした。


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まずは基本中の基本である、リードクライミングとその確保が安全に出来るように


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バックアップこそ付いているけど、そのロープはあくまで緩めです


一人がリード、一人がビレイヤー、もう一人がバックアップの確保という形式で、順番に交代していきます。

最低限の安全は確保されたうえで、出来るだけリードクライミングに近い状況を作るためです。


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こうして実際にお互いの確保をしあうことで、リードで登るクライマー側も、確保するビレイヤー側も、お互いに「何が必要か」を、知ることが出来ます。


これらの「何が必要か」が根本的に分かっていなければ?

クリップ時のロープの繰り出しが足りなかったり、確保が間に合わずに、結果的には登る相手を引っ張ってしまったり、といった未熟な確保をしても、ビレイヤー自身がその問題に気付かないことになるのです。

現実的に自分がリードする側で、これらのことをやられたら、とても怖いですよね?


また実際にリードすることで、自分がビレイヤー(確保者)に回った際にも、一度のクリップに、どれだけロープの繰り出しが必要なのか?

といった感覚も、身に着けることが出来ます。



リードクライマーになった時のライン取りも同じ。

トップロープで登ってばかりでは、平気でボルトから離れて見当違いな方向に行ってしまいがちな人も、リードだったら怖くてそんなことは出来ないはずです。

1日目は徹底的に、パートナーとリードクライミングが出来るようになるための特訓。

まずはこれが出来なければ、マルチピッチ形式で山の頂上に立つことは不可能だからです。


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穂高全縦走だったSさん(懸垂下降中)は、小川山も含めて3日間でマルチピッチを5本!


これは例えば、北岳バットレス一本を登るよりも、其々のピッチグレードは難しく、全体のピッチ数としても、優に超えた数をこなしていることになります。


高いところが大好きだという彼女は、三つ峠の岩場から見た、雄大に裾野を広げた富士山のパノラマに大喜び。

小さな手足と体で、せっせと登ってくださいました。

下降は全て懸垂だったので、イヤでも懸垂下降には慣れてきたようです。


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宿泊先の四季楽園では、ロープの繰り出し方などの問題点や反省点を話し合う


何がいけなくて、どうやったら上手くいくかなどの、個々の質疑応答など。

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ロープのまとめ方や搬送も


実はこの日の夕方、登りだしで落ちた他のクライマー(80`級!)が、足首を怪我をして歩行不能となり、岩場から小屋までの急登を、実際にみんなで運び上げたのです。


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これもお互いが交代しあって、運ばれる側と運ぶ側を体験


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やり方次第では、小さな体でも、背負うことが可能なことなどが解りました


問題といえば・・要救の足が、地面についてしまうことか?

まぁ、この場合は、怪我が膝とかでない限り、要救側の座り位置をストックなど挟んで調整すれば、解決できます。


実際の搬送なんて、足場の悪い山道では、大の男でも数十メートルがいいところしか、背負い続けることは出来ません。


担架だって平地で人数が居ないと搬送できないので、あまり現実的とはいえません。

一般登山道で岩場が無ければ、大人数で次々と背負い搬送を交代していくのが、効率的でしょう。

講習会などで、様々な搬送を習うかもしれませんが、事故の場所や人数など、果たしてそれらが現場のTPOにあった技術なのかどうかで、安全度や搬送時間は大きく変わってきます。

余談ですが、発作を起こした宿泊客の女性を夜間一人で担ぎ下ろした、しらびそ小屋の若旦那は、雪道の凍結でスリップして靭帯を損傷し、その後何年もリハビリに通い、故障に苦しむことになりました。

家族経営である小さな山小屋では、他のスタッフを雇っているわけでもなく、緊急時には、自力で対処しなければならないのです。

と、いうわけで、必ずしも現場にいた人全てが、実働で動けるかどうかはわからない。

こういったケースもありうるのです。


例えば大人数が居る現場なら、「女性は役に立たないから」と、言い捨てられることも出来るでしょう。

けれどもしそこに居るのは老人ばかりで、若くて動けるのは女性のあなただけだった場合、女性が頼られる立場になることだって、可能性が0だとは言えなません。

また登山初心者が集まって、力はあるけど指導者が居なくて、知識こそが必要とされるケースもあるでしょう。


ほんの数十メートルを動かせば、ヘリが近付ける、そんなケースもあるかもしれません。


看護士さんが介護するのには、力だけではなく、自分よりも大きな相手の体を動かすにはコツがあるように、ひとつひとつの、小さなコツを掴んでみれば、不可能と思われることも、少しずつ、変えていけるのかも、しれませんね。


更に翌日は、実践でマルチピッチの仕組みを知ったり、その中で起こりうるトラブルへの対処法。

自己脱出や、懸垂下降中に両手をフリーにするための、バックアップや確保器の止め方、安全なその解除の手順なども、危険ではない高さで反復して行いました。



で、持ち帰ったこれらをたたき台にして、少しずつ向上していく、これからが、皆さんの本番です!

皆さん、いつかまた、成長したその姿を、見せてくださいね!



2014/8/3

北八にキタクする  八ヶ岳情報

久々の八ヶ岳。

しらびそ小屋の若旦那とも、下山時に会えた。


前日の小川山講習はズブ濡れで、ジムでロープワークしたせいもあり、この日は、私もお客さまも風邪気味。

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一人だけ元気溌剌の方も居ましたが


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次の山行になった三つ峠では、凄いスピードで歩いていたYさん

・・・やっぱりこの日は、風邪引いてたんですね


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いくら猛暑とはいっても油断禁物でしたが・・・


北八の苔むした森で、ゆったりと過ごす静かな時間は、たとえスケールや華やかさは無くとも、素敵であることに、変わりはありません。





タグ: 八ヶ岳 登山 登山道

2012/11/8

三つ峠  岩登り

晩秋ともなれば、漸く喧噪から静けさを取り戻した三つ峠。


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三つ峠といえば、このロケーション!

雪を纏った富士山を望みつつ、取り付きで登攀の準備をします。


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難易度は高くないので(高さは感じるが)、グイグイ登れるマルチピッチが売り


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この日は久野&H夫妻で登りました


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ここから上は十字クラック
(いずれもグレードは高くは無いが、見た目の割にはバランスの取りにくいのが特徴かも)


案外日当たりの良い日で、条件は良かったそうです。






2012/9/9

初マルチで三つ峠  岩登り

久野パーティーが、天候不順で山から岩へ転戦。三つ峠へ行くというので・・・

急遽、私達の小川山マルチ組も、便乗させてもらうことになりました。

日曜日の三つ峠は、やはりそこそこに混んいました。


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マルチピッチは、一本のロープに1人が原則です


どこもかしこも混み混みだったこともあり、観音から繋げてオープンサンドと、初めてなのにアップもナシにX級からのスタートになってしまいました。申し訳ありません・・・


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しかしそれでも、この日が岩登りデビューのNさん、苦労しながらも十字クラックをクリア!


懸垂下降中をしていたら、いきなりカンテ(壁の角)の向こうの間近に、防災ヘリがホバリングで近づいて来たのには驚きました。

この時ロープ操作のミスにより、一名の方が墜落され、周囲の努力も虚しく亡くなられました。

岩登りは、正しい作業の基で行えば、例えばロープを付けていなくて転んだだけで命に関わりうる一般的な岩稜縦走よりも、むしろ遙かに安全だとも言えるスポーツです。

ただし、一旦その動きを誤れば、大きな事故に繋がる可能性も秘めています。


慣れは禁物。

もちろん私達、山で働く者も同様に、改めて気を引き締めさせてもらった1日でした。




2010/11/14

三つ峠  岩登り

マルチピッチで人気の高い、中央カンテを登ります。

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が、Kさんは前日頑張りすぎて2ピッチでリタイア

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一旦懸垂下降で全員降りてから、再びSさんと全ピッチを登る
(地面にはKさんが羨ましそうに見ている)

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「きゃー」「どうやって登るかわからない!」等々、散々叫びながらも、しっかり登ってくるSさん

岩登りが初めてのKさん、そして少しブランクは空けたけれど、岩登り講習には参加していたSさん。
ショートルートも登ってみましたが、差が開いてしまうのは仕方のないこと。

「私なんて全然ダメです」とか言いつつ、腰の重心移動はしっかり身に付いてます。
もっと自信を持ちましょうよ。Sさん?






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