DLもいよいよ終盤。あとは来週のバンデム記念を残すのみです。
女子砲丸投ではオスタプチュク選手(ベラルーシ)が20m63の大会新で圧勝。25年ぶりの大会新というのもすごいですが、ファールになった5回目以外はすべての投擲で20mを超える安定感もさすが。
これでなんとDL6勝目。出場しなかった6月のアディダスGP(ニューヨーク)以外はすべて勝っています。
そして昨年の世界選手権を制したアダムス選手(ニュージーランド)が20m02で2位。Vili選手から登録名を変えたようです。アダムス選手はこれでDLでは6回2位。要するにオスタプチュク選手以外には負けていないということです。オスタプチュク選手が出場しなかったニューヨークでは勝っていますし。これもすごいですね。
男子200mではスピアーモン選手(米国)が19秒79(+0.4)で優勝。
2位にはBlake選手(ジャマイカ)が19秒86で入るというレベルの高い争い。
最近、19秒90を切っても勝てない場合が以前よりも増えたような気がします。
男子400mではウォリナー選手(米国)が今季世界最高となる44秒13で優勝。ウォリナー選手もDL6勝目。すごいですね。
2位にはゴンザレス選手(ジャマイカ)が44秒51で入り、3位にはテイラー選手(米国)が44秒72で入りました。テイラー選手は微妙にSB。
4位までが44秒台とさすがに好記録が出ていますね。
男子円盤投では欧州選手権2位のHarting選手(ドイツ)が68m64で優勝。
2位には欧州選手権を制したマラチョフスキ選手(ポーランド)が68m48で入りました。5位までが65mを超えるというレベルの高い争いでしたね。
男子110mHではオリヴァー選手(米国)が12秒93(-0.3)で圧勝。この種目で2位に0秒32差というのはすごいですね。
オリヴァー選手はこれで今季5度目の12秒台。またDLでは6連勝と絶好調です。
男子5000mではタリク・ベケレ選手(エチオピア)が12分55秒03で優勝。2位にはI.メルガ選手(エチオピア)が12分56秒34で入りました。
そして12分56秒45で3位に入ったのが今季好調のソリンスキー選手(米国)。この種目、ケニアとエチオピア以外の選手としては初めてDLのポイントを獲得しました。ソリンスキー選手はこれで今年3度目の12分台。すごいですね。
また5位にはFarah選手(英国)が12分57秒94で入るなど、アフリカ勢以外の健闘が光りました。
女子100mではキャンベル選手(ジャマイカ)が10秒89(0.0)で優勝。
2位のジーター選手(米国)も同タイムという激しい争いでした。
今季はジーター選手とキャンベル選手が激しい戦いを繰り広げていますね。
今大会はDL種目ではありませんが、男子砲丸投ではカントウェル選手(米国)が21m87で優勝。
カントウェル選手はこの記録をロンドンで出せていれば…なかなか難しいものですね。
今季DLではなかなかポイントが取れていないネルソン選手が21m29で2位。ネルソン選手は今季21m突破は3度目であるにもかかわらず、DLでのポイントはたったの1ポイント。こちらもめぐり合わせが悪いとしか言いようがないですね。
4位までが21m突破というのは今季最高レベルでしたね。
今大会はDL種目ではありませんが、女子110mHでは現在DLのポイントが同じで内容で1位2位となっているロロ・ジョーンズ選手(米国)とロペスシュリンプ選手(カナダ)がまたも対決。
結果、ロペスシュリンプ選手が12秒53(-0.2)で優勝。
ジョーンズ選手は12秒81で3位でした。ジョーンズ選手、3位というのが意外と多いですね。変な言い方ですが、3週連続3位です。
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さて、上記の話とは全く関係ないのですが、連絡手段がないのでここに書いておきますね。
先ほどある方のBlogで拍手をクリックした際の一言メッセージを送ったのですが、知り合いでもないのに、挨拶もなしにおおよそ拍手のコメントらしからぬことを書いて送ってしまいました。
字数制限を意識してしまったためとはいえ、大変失礼いたしました。
この場を借りてお詫び申し上げます。
知ったかぶり陸上ファン管理人 ゆーた

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