全日本実業団が終わりました。
というわけで最終日の話を。
男子100mでは木村慎太郎選手(アシックス)が10秒31(+1.1)で優勝。
日本選手権2位の塚原直貴選手(富士通)は10秒40で2位。
斎藤仁志選手(サンメッセ)は10秒72で8位でした。
男子400mでは石塚祐輔選手が46秒53で優勝。
山口有希選手(大阪ガス)が46秒55で2位。
4連覇中だった堀籠佳宏選手(富士通)は47秒56で3位でした。
男子110mHではモーゼス夢選手(ミキハウス)が13秒93(+0.2)で優勝。
日本選手権3位の古川裕太郎選手(小島プレス)が13秒98で2位。
日本選手権を制した田野中輔選手(富士通)は14秒69で8位でした。田野中選手は予選では14秒08(+0.2)を出しています。
男子3000mSCではメスフィン選手(カネボウ)が8分21秒36の大会新(?)で優勝。
2位には昨年優勝の梅枝裕吉選手(NTN)が8分34秒96で入りました。
3000mSCはこの大会では長いことタイムが出ていなかったのですが、今回の梅枝選手のタイムは優勝できなかったタイムとしては最高タイムですね。
そこでこんなものを。
男子3000mSC 全日本実業団対抗 パフォーマンス歴代10傑
8:21.36 N.メスフィン(カネボウ) 2010年1位 新潟
8:32.4 新宅雅也(ヱスビー食品) 1980年1位 皇子山
8:33.3 新宅雅也(ヱスビー食品) 1983年1位 草薙
8:33.7 新宅雅也(ヱスビー食品) 1982年1位 福井
8:34.85 内冨恭則(中国電力) 2000年1位 布勢
8:34.93 内冨恭則(中国電力) 1996年1位 鴨池
8:34.96 梅枝裕吉(NTN) 2010年2位 新潟
8:35.72 内冨恭則(中国電力) 1998年1位 鳴門
8:37.84 山田和人(日産自動車) 1991年1位 長良川
8:38.27 内冨恭則(中国電力) 1995年1位 富山
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入っているメンバーが限られているのが少し残念ではありますが。
男子砲丸投では山田壮太郎選手(富士通)が17m42で逆転優勝。
1投目でトップだった畑瀬聡選手(群馬綜合ガード)は17m36を投げた後に5連続ファールで結局記録を伸ばせませんでした。
男子やり投では荒井謙選手(七十七銀行)が73m12で優勝。
安田淳選手(田沼小教)が63m47で9位に入っていますね。安田選手は国体にも出場予定です。
女子100mでは佐野夢加選手(都留文科大職)が11秒71(+1.0)で優勝。
北風沙織選手が11秒83で2位と復活してきましたね。
女子400mでは千葉麻美選手(ナチュリル)が54秒04で優勝。3連覇達成ですね。
佐藤真有選手が54秒67で2位、400mHを制した青木沙弥佳選手が55秒00で3位と続き、ナチュリルが表彰台独占。
女子110mHでは日本選手権3位の石野真美選手(長谷川体育施設)が13秒60(+0.9)で勝ち、連覇達成。
女子走高跳では日本選手権を制した藤澤潔香選手(鎌ヶ谷みちる幼教)が福本幸選手(甲南大職)を試技数差で下し、初優勝。
1m78と記録としてはいまいちですが、福本選手を破ったというのは大きいですね。
こんなところでしょうか?
※昨日の分、一昨日の分に追加しました。

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