アテネGPの話。
昨年まではSGPだったんですが、今年から格下げされてしまったアテネのGPの話。
女子3000mSCでは世界記録保持者のサミトワ選手(ロシア)が9分11秒68の今季最高をマークして優勝。
また2位に入ったジェプコリル選手(ケニア)も世界歴代2位の好タイムでした。
女子3000mSC パフォーマンス歴代10傑 ※2007年7月3日まで
@9:01.59 G.サミトワ(ロシア) Iraklio 2004.7.04
─9:08.33 G.サミトワ(ロシア) Tula 2003.8.10
─9:09.84 G.サミトワ(ロシア) Rethimno 2004.6.23
─9:11.68 G.サミトワ(ロシア) Athina 2007.7.02
─9:14.37 G.サミトワ(ロシア) Zhukovskiy 2007.6.09
A9:14.52 E.ジェプコリル(ケニア) Athina 2007.7.02
B9:15.04 D.インジクル(ウガンダ) Athina 2005.6.14
─9:16.46 D.インジクル(ウガンダ) Rieti 2005.8.28
C9:16.51 A.ツロワ(ベラルーシ) Gdansk 2002.7.27
D9:17.15 W.ヤノウスカ(ポーランド) Athina 2006.7.03
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たった5人で占められているところがすごいですね。特にサミトワ選手が上位5つというのはさらにすごいですが。
昨年の覇者のヤノウスカ選手は今回は9分28秒97で3位でした。
女子1500mは昨年のワールドアスレチックファイナル3位のソボレワ選手(ロシア)が3分58秒3で優勝。
昨年のワールドアスレチックファイナルの覇者・ジャマル選手(バーレーン)は3分59秒0で2位。
チジェンコ選手(ロシア)が4分00秒7で3位、エゴロワ選手(ロシア)が4分01秒2で4位でした。
昨年の欧州選手権を制したトマショワ選手(ロシア)は4分02秒8で6位でした。
女子400mHは2003年の世界選手権の覇者・ピットマン選手(オーストラリア)が54秒25で優勝。
昨年のワールドアスレチックファイナル2位のロス-ウィリアムス選手(米国)が54秒38で2位。
昨年の欧州選手権の覇者・イサコワ選手(ロシア)は54秒58で3位で、全体では4番目でした。
そのBレースでイサコワ選手よりも速い54秒40を出したのがMorosanu選手(ルーマニア)。自己記録を1秒近く更新する快挙でした。まだ若い選手だけに今後が楽しみですね。
女子三段跳は昨年の欧州選手権およびワールドアスレチックファイナルの覇者レベデワ選手(ロシア)が15m14(+0.9m)で優勝。今年15m突破一番乗りですね。
2位には前回の世界選手権2位のSavigne選手(キューバ)が14m72(+1.3m)で入りました。
昨年の欧州選手権およびワールドアスレチックファイナルで2位のデヴェツィ選手(ギリシア)は14m57(+0.8m)で3位でした。
女子やり投は今年唯一70m突破を果たしているオベルクフェル選手(ドイツ)が67m78で優勝。
昨年のワールドアスレチックファイナルを制したŠpotáková選手(チェコ)が66m08で2位、ビセット選手(キューバ)が64m65で3位、昨年の欧州選手権を制したネリウス選手(ドイツ)が62m95で4位でした。
60mを超える記録がこれだけ飛び交うのはすごいですね。
女子800mはチェルカソワ選手(ロシア)が1分59秒03で優勝、昨年のワールドアスレチックファイナル2位のジェプコスゲイ選手(ケニア)が1分59秒14で2位に入りました。
男子円盤投はアレクナ選手(リトアニア)が70m43で優勝。今季4度目の70m突破。
これで通算17度目の70m突破となります。すごいですね。
2位にはPestano選手(スペイン)が68m26で入りました。今季世界ランクトップのカンテル選手(エストニア)は67m22で3位でした。
昨年のアジア大会を制したハダディ選手(イラン)が66m40で4位に入っていますね。
男子400mHではジャクソン選手(米国)が48秒15で優勝。Ferguson選手(米国)が48秒16で2位、カーター選手(米国)が48秒25で3位。
昨年のワールドアスレチックファイナルを制したイアコヴァキス選手(ギリシア)は46秒67で6位でした。
そしてサンチェス選手(ドミニカ共和国)が48秒86で7位に入っています。サンチェス選手は2年ぶりの48秒台。
男子110mHはRobles選手(キューバ)が13秒11(+0.4m)の好タイムで優勝。
2位のオリヴァー選手(米国)も13秒14の好タイム。
さらに3位のPayne選手(米国)も13秒19で続き、3人が13秒20を切るすばらしい戦いでした。
全米選手権2位のアーノルド選手(米国)は13秒34で5位でした。
男子3000mSCはなんと5位までが8分10秒をきるすごい戦い。
E.ケンボイ選手(ケニア)が8分05秒50、マテロング選手(ケニア)が8分06秒66、キプルト選手(ケニア)が8分06秒98、R.コスゲイ選手(ケニア)が8分07秒12、H.Ezzine選手(モロッコ)が8分09秒72。
H.Ezzine選手は自己新でしょう。
男子800mはボルザコフスキー選手(ロシア)が1分44秒38で優勝。6位までが1分45秒をきりました。
男子100mはA.デリック選手(バハマ)が9秒95(+0.3m)で優勝。
オビクウェル選手(ポルトガル)が10秒11で3位に入っていますね。
本体のほうはインターハイの地区大会の結果をまとめたものです。
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