一度にいろいろ書こうとすると破たんすることが昨日証明されましたので(結果的に更新できませんでした)、今回は北九州地区だけに絞ります。
1日目の話は書いたので、2日目以降の話から。
北九州地区大会の話
〜2日目の話〜
女子400mHでは福岡県大会を制した杉山真奈穂選手(筑紫女学園)が60秒55の自己新で優勝。
佐賀県大会を制した森鮎美選手(佐賀北)が61秒27で2位に入りました。
男子400mHでは福岡県大会を制した永野佑一選手(育徳館)が52秒32で優勝。
1位から4位までが福岡勢でした。
男子100mでは福岡県大会を制した竹下裕希選手(福大大濠)が10秒53(+0.0)の自己新で優勝。
昨年の国体少年Bで2位に入った永沼賢治選手(大分舞鶴)が10秒56で2位。永沼選手も自己新ですね。
また3位には昨年の全日中の覇者・大瀬戸一馬選手(小倉東)が10秒64で入りました。これは高校1年歴代10位タイに当たる素晴らしいタイム。
通過ラインについては田中翔太郎選手(西陵)が10秒86で6位、西岡孝樹選手(東筑)が10秒87と0秒01差で明暗を分ける結果になりました。
女子100mでは3年連続インターハイ出場を狙った藤田知香選手(大分舞鶴)が7位タイと敗れる波乱。
優勝したのは、大分県大会を制した三代友紀選手(大分雄城台)で12秒12(-0.5)でした。
男子5000mでは長崎県大会を制した的野遼大選手(諫早)が14分28秒96で優勝。的野選手は1500mとの2冠達成。
しかし的野選手以外の各県大会の覇者は、すべてインターハイ出場を逃すという大波乱の結果に。
留学生のエゼキエル選手(福岡一)が6位通過というのも意外でした。
男子ハンマー投では倉田直人選手(戸畑)が60m09の大会新で圧勝。これは福岡県高校新記録でもありますね。
〜3日目の話〜
女子800mでは福岡県大会を制した福嶋美和子選手(筑紫女学園)が2分08秒75の自己新で優勝。
2位には園田聖子選手(筑紫女学園)が2分10秒37で続き、筑紫女学園の1位2位。
5位までを福岡勢が占めましたね。
この結果、筑紫女学園の800m歴代10傑がこんな感じに
筑紫女学園 800m歴代10傑 ※2010年6月19日まで
2:07.26 原口加奈子 (筑紫女学園) 1996 8.05
2:08.64 芳村奈緒子 (筑紫女学園) 1992 6.27
2:08.71 宮崎安澄 (筑紫女学園) 1990 10.25
2:08.75 福嶋美和子 (筑紫女学園) 2010 6.19
2:09.39 山元愛 (筑紫女学園) 1996 10.16
2:09.9 合屋可奈子 (筑紫女学園) 1981 10.17
2:10.37 園田聖子 (筑紫女学園) 2010 6.19
2:10.47 長尾暁子 (筑紫女学園) 2000 8.04
2:11.40 浦田佳小里 (筑紫女学園) 2001 6.16
2:11.70 池田麻美 (筑紫女学園) 1999 8.04
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ベスト10に変動があるのが9年ぶりというのがすごいですね。しかも2人同時に入りました。
女子七種競技では前川萌那選手(筑紫女学園)が4504点で勝ち、2位には藤谷明日香選手(福岡高稜)が4419点で入りました。
福岡県大会を制したを薄美希選手(福岡高稜)は4326点で4位。
男子800mでは長崎県大会を制した浅田龍馬選手(佐世保高専)が1分53秒65で優勝。
2位には1500mでも2位に入った白石竜成選手(大牟田)が1分53秒75で入りました。
女子4×100mRでは中村学園女が47秒24で優勝。
佐賀北が47秒62で2位に入りました。
男子4×100mRでは福岡県大会を制した小倉工が41秒53で優勝。
2位に祐誠が41秒63で続き、6位までが41秒台。
そして6チームとも福岡県の学校となりました。
男子やり投では福岡県大会を制した恵良友也選手(九国大付)が62m47で優勝。
冨安隆太選手(祐誠)が61m86で2位。冨安選手は自己新ですね。
3位には大分県大会を制した岩本浩幸選手(国東)が61m36で入りました。
〜4日目の話〜
女子3000mでは福岡県大会を制した木村友香選手(筑紫女学園)が9分18秒49の自己新で優勝。
長崎県大会と今大会の1500mを制した森智香子選手(諫早)が9分24秒97で2位に入りました。
3位以下は福岡県勢が続きます。
結局、6位までのうち5人が福岡勢でした。
女子200mでは長崎県大会を制した関愛里咲選手(長崎女)が24秒92(-0.2)の好タイムで優勝。
100mを制した三代友紀選手(大分雄城台)が2位。
400mを制した木原舞弓選手(筑紫丘)が4位に入っていますね。
2連覇中だった藤田知香選手(大分舞鶴)は3連覇はなりませんでしたが、6位となり、3年連続のインターハイ出場権獲得。
男子200mでは100mを制した竹下裕希選手(福大大濠)が21秒17(-0.4)の好タイムで優勝。竹下選手は2冠達成。
2位には永沼賢治選手(大分舞鶴)、3位には大瀬戸一馬選手(小倉東)、4位には藤原豪選手(小倉工)と4位までが100mと同じでした。
400mを制した八木維信選手(長崎日大)が21秒84で5位に入っていますね。
女子砲丸投では伊藤早選手(自由ヶ丘)が13m01で優勝。
福岡県大会を制した大森かりん選手(福大若葉)が12m69で2位。
やり投を制した松尾美幸選手(口加)が12m16で3位に入っていますね。
円盤投を制した平真帆選手(口加)が6位でインターハイ出場権獲得。
男子3000mSCでは長崎県大会を制した土肥啓人選手(鎮西学院)が9分13秒27で優勝。
ちょうど1秒差の2位には堀田昇世選手(川棚)が入りました。
3位までが長崎県勢でしたね。
女子4×400mRでは筑紫女学園が3分48秒99で勝ち、筑紫女学園はこれで5種目制覇。
ちなみに2走の杉山選手は400mHとの2冠、3走の前川選手は七種競技との2冠、アンカーの福嶋選手は800mとの2冠となりました。
男子4×400mRでは決勝に進んだ8チームすべてが3分18秒以内すなわち昨年の高校ランクの80位以内に入るタイム。
上位3チームは3分14秒台と非常にレベルの高い争い。
優勝した自由ヶ丘は3分14秒06.
また6位の佐賀工でさえ3分16秒57の好タイム。
7位の福大大濠は3分16秒60という素晴らしいタイムを出しながらもインターハイ出場はなりませんでした。
私ごとですが、再び「家庭の事情」が発生したため、今週の更新がどの程度できるかわからない状態になりました。
なので、更新が止まっても気にしないでください。

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