インターハイが始まりました。
例によって(?)栃木県勢の活躍を中心に書きたいと思います。
男子砲丸投では永山透選手(石橋)が15m40の自己新をマークし、8位に。今大会の栃木勢入賞第一号となりました。
優勝したのは昨年の日本ユースの覇者で今季ランクトップの大坂将央選手(近大附)。17m21は高校歴代7位に当たる好記録です。
2位には昨年の日本ユース2位の中村太地選手(笠間)が16m39で入りました。
女子やり投では佐藤友佳選手(東大阪大敬愛)が57m31の高校新記録で圧勝。これは日本歴代4位のすばらしい記録です。
2位には松尾美幸選手(口加)が50m08で入りました。
栃木勢では大貫茉美選手(さくら清修)が予選2組に出場。残念ながら35m30で29位となり、決勝進出はなりませんでした。
男子400mでは昨年のチャンピオン山崎謙吾選手(埼玉栄)が47秒79で優勝。見事連覇達成。この種目での連覇は佐藤慧太郎選手以来2年ぶり…つまり佐藤選手の連覇のすぐ後に山崎選手が連覇という大変わかりやすい結果に。
それにしても過去10年以内に3人も連覇が出るというのはなかなか珍しいことですね。
2位には昨年の日本ユースを制した茅田昂選手(修道)が48秒16で入りました。
全体的にタイムがよくなかったのでもしかしたらコンディションが良くなかったのかもしれませんね。
女子400mでは長谷川美里選手(荏田)が55秒05で圧勝。
ランクトップだった上山美紗喜選手(東大阪大敬愛)が55秒52で2位。
東大阪大敬愛は高橋満里選手が56秒27で4位、吉田奈生子選手が56秒74で7位となり、3人入賞。
同一種目3人入賞は2008年の女子1500mの須磨学園以来。
この種目では2001年の埼玉栄以来9年ぶりの快挙となります。
栃木勢では河添智早選手(國學院栃木)と佐藤央都選手(國學院栃木)が出場しましたが、河添選手が57秒71で予選2組4位となり、敗退。佐藤選手も58秒68で、予選6組4位となり、こちらも予選敗退となってしまいました。
しかし、國學院栃木には4×400mRがありますので、こちらのほうでの雪辱を期待したいですね。
男子八種競技では大坊義和選手(那須拓陽)が1日目を終わって、2837点で2位につけています。
トップの篠原貴好選手(東大阪大柏原)との差はわずか11点。逆転優勝の可能性は十分です。
清水大翼選手(宇都宮南)は2440点で25位につけています。清水選手も明日順位を上げてもらいたいですね。
男子1500mでは八木沢元樹選手(那須拓陽)が3分55秒67の2組2位で通過。タイム的にもあまり無理をしていない感じでいい通過の仕方だと思います。明日は優勝を狙ってほしいですね。
世界ジュニアに出場した西池和人選手(須磨学園)は欠場していますね。5000mもあるので日程的なことも考えてしぼったということでしょう。
女子1500mでは菊池文茄選手(那須拓陽)が4分27秒80の2組3位で通過。こちらもいい通過の仕方ですね。明日は自身の持つ栃木県高校記録の更新を狙ってほしいですね。
阿久津有加選手(那須拓陽)は4分29秒90の4組9位で残念ながら決勝進出ならず。しかし、阿久津選手はまだ1年生。来年に期待しましょう。
女子4×100mRでは國學院栃木がまさかの予選敗退。
國學院栃木は48秒02で1組の4位だったのですが、タイムで拾われる中では7番目となってしまい、準決勝には進めませんでした。
しかし…24チームが準決勝に進めるのですが、國學院栃木のタイムは全体の21番目…しかもタイムで拾われた佐賀北との差はわずかに0秒01…
これはあまりにも不運でした。
出たメンバーのうち3人はほかの種目もあるのがせめてもの救いといえるでしょうか。
明日は男子100m、女子100m、男子1500m、女子1500m、女子走高跳などの決勝が行われます。
八種競技も最終結果が出ますね。
栃木勢が何人入賞するのか楽しみです。

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