先週末の各県の国体選考会の話でも
〜岡山県の話〜
女子少年B100mではインターハイを制した青木益未選手(創志学園)が12秒44(+0.3)で優勝。
タイムはともかく、2位に0秒52の大差をつけていますね。
インターハイで入賞した選手の多くが欠場したり、決勝を棄権したりする中で、青木選手はきちんと出たというのも珍しいですね。
女子少年B走幅跳ではインターハイでは今一つ力を出し切れなかった昨年の全日中の覇者・森岡美紅選手(操山)が5m56(0.0)で勝ちました。
国体では雪辱を狙う形になりますね。
女子少年共通走高跳では守屋千咲選手(倉敷東中)が高校生を抑えて1m61で優勝。
少年共通で中学生が勝つのはすごいですね。
女子成年1500mでは田阪亜樹選手(天満屋)が4分22秒58で優勝、小原怜選手(天満屋)が4分23秒18と国体選考会としてはレベルの高いレースになりました。
男子成年ハンマー投では日本選手権5位の土井田匡徳選手(team龍虎)が63m92で圧勝しました。
男子成年やり投では桑田和佳選手(広島大学樟柳クラブ)が65m23で優勝。
かつての日本チャンピオンの植徹選手(美作TFC)が62m20で2位に入っていますね。
男子成年1500mでは関東インカレ2位の岡崎達郎選手(早稲田大)が3分45秒42で優勝。自己記録にはわずかに届かなかったもののなかなかの好記録です。
男子成年100mでは今年の中四国インカレを制した平井裕俊選手(環太平洋大)が10秒64(-1.2)で勝っていますね。
〜熊本県の話〜
14日と15日に行われた熊本県の国体選考会の話。
女子少年Bでは野林祐実選手(桜木中)が12秒33(-0.6)で優勝。
この結果、成年女子よりも少年女子Aのほうがタイムがよく、さらに少年女子Bのほうがタイムがいいという面白い結果に。
女子少年共通やり投ではインターハイでは七種競技で4位に入った高瀬怜奈選手(熊本工)が40m46で優勝。
女子少年共通800mでは丸山萌選手(信愛)が2分13秒82で2位に7秒17もの大差をつけて勝ちました。
大差と言えば女子成年1500mでは仙頭さゆり選手(豊田自動織機)が4分33秒85で2位に19秒06差。
また距離で換算すると女子1500mほどではありませんが、男子少年A5000mではT.ワロル選手(鎮西)が2位に53秒16差をつけていますね。
男子少年A100mではインターハイでは準決勝まで行った冨田智選手(鹿本)が10秒84(-1.7)で優勝。
ただ一人10秒台ですね。冨田選手は予選でも10秒99(-1.7)と底力を見せました。
〜香川県の話〜
男子成年棒高跳では日本選手権3位の有明侑哉選手(関西学院大)が5m50の自己新で優勝。これは来月のインカレが楽しみですね。
2位には荻田大樹選手(チームミズノ)が5m20で入るなどレベルの高い争い。
男子少年共通棒高跳では大久保大輔選手(観音寺一)が5m00で優勝。有明徹也選手(観音寺中央)が4m90とこちらもレベルの高い争い。
また女子成年棒高跳では中野真実選手(今治造船)が4m00で優勝
とさすがは香川という感じでしたね。
女子少年共通やり投ではインターハイ4位の綾里奈選手(観音寺一)が45m80で優勝。
3位までが40mを超えるという比較的レベルの高い争いでした。
男子成年400mHでは日本選手権2位の河北尚広選手(石丸製麺)が51秒11で優勝。
2位に4秒09もの大差をつけています。さすがですね。アジア大会でも活躍を期待したいところです。(これはまだ早いですね)
時間が遅いので今日はここまで。

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