地区大会の話
東海地区が終了し、これで全地区が終わりました。
ではその東海地区から
〜東海地区〜
男子
1区
3連覇を狙う上野工はインターハイ3位、国体4位と安定感抜群のエース・中村匠吾を1区に。さすがの走りで、中村選手は昨年に続いての区間賞の快走。
29分29秒は素晴らしいタイムですね。
2位には浅岡満憲選手(中京)が29分52秒で通過。こちらも好タイムです。
3位には島田直輝選手(浜松日体)が通過しますが30分26秒と、トップからは57秒も離されてしまいました。
また豊川工は1分10秒遅れの6位に。
2区
上野工は廣裕介選手が区間2位と好走し、トップをキープ。
中京が2位キープ。
浜松日体の荻野眞乃介選手が区間賞の快走。ただし、前と差があったため、順位は3位で変わらず。
豊川工が4位に浮上。
3区
上野工は中川瞭選手を起用と順当なオーダー。区間賞の快走を見せます。
ここで健闘したのが木村慎選手(浜松日体)。2位との差が29秒あったのですが、これを逆転。
区間賞まであと2秒という区間2位の好走で2位に浮上。トップからの差は57秒。
豊川工が3位浮上。
中京は4位に後退。
村瀬圭太選手(弥富)が区間3位と好走し、5人をかわして5位浮上。
4区
上野工は1年生の西山雄介選手を起用。区間4位ではありましたが、トップを守って5区へ。
浜松日体は松村優樹選手が区間賞の快走で猛追。21秒差まで詰めてきます。
豊川工はエースの小島秀斗をここに起用。小島選手は松村選手と同タイムの区間賞。
4位には中京、5位弥富は変わらず。しかし弥富の視界に中京が入ってきました。
5区
上野工は斎田直輝選手が区間賞で再び2位との差を広げます。
浜松日体は2位キープ。ただし、差は29秒に開きます。
豊川工が3位キープ。
4位に中京。5位弥富。順位こそ変わらないものの、弥富はついに6秒差まで迫ってきます。
6区
上野工は清水清輝選手も区間賞。これで浜松日体との差を46秒とします。
浜松日体の藤井寛之選手も区間2位と粘りますが、差は開いてしまいましたね。
豊川工が3位キープ。
中京は4位キープ。少し弥富との差を広げます。弥富は5位。差は少し広がったものの、15秒差と射程圏内。
7区
上野工はアンカーの西山凌平選手が区間3位にまとめ、2時間06分20秒の好タイムで優勝。3連覇達成です。
2位には浜松日体が2時間06分48秒で入りました。アンカーの松村和樹選手は区間賞の快走。
これで浜松日体はこの大会の静岡県勢の最高タイムを更新。
豊川工が3位。2時間07分29秒とまずまずのタイム。
4位は中京。なんとかしのぎ切りました。1区での浅岡選手の貯金を守り切りましたね。
5位は弥富。最後は2秒差まで追いつめますが、一歩及ばず。前半での出遅れが痛かったですね。
比較的レベルが高かったのでこんなものを。
2年前に出したものの焼き直しですが。
東海高校駅伝パフォーマンス歴代10傑
2:05:59 豊川工(愛知) 2006年1位 愛知・知多
2:06:11 豊川工(愛知) 2002年1位 愛知・知多
2:06:14 上野工(三重) 2008年1位 岐阜・岐阜
2:06:20 上野工(三重) 2010年1位 愛知・知多
2:06:31 豊川工(愛知) 2004年1位 岐阜・岐阜
2:06:48 浜松日体(静岡) 2010年2位 愛知・知多
2:06:49 愛工大名電(愛知) 1996年1位 岐阜・岐阜
2:07:11 豊川(愛知) 2008年2位 岐阜・岐阜
2:07:11 上野工(三重) 2009年1位 三重・松阪
2:07:17 中京商(岐阜) 1996年2位 岐阜・岐阜
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ちなみに豊川工は歴代12位。
浜松日体は優勝できなかったタイムとしては史上最高ですね。
女子は豊川が2区でトップに立つとそのまま逃げ切りました。
1区では浜北西の榊原美希選手が区間賞。静岡の選手の1区区間賞は塩月彩夏選手以来10年ぶりの快挙。
〜北信越〜
21日行われた北信越地区の話。
1区
1区では遊学館の山田学選手が30分31秒で区間賞。
高岡向陵のエース永井秀篤選手が4秒差の2位で通過。
13連覇を狙う佐久長聖は29秒差の5位と出遅れ気味。
2区
遊学館は吉田圭佑選手が区間2位と粘り、トップをキープ。
佐久長聖は上野裕史選手が区間賞の快走で3人かわして2位に浮上。1位まで24秒差とします。
鯖江が今川大輔選手の好走で3位浮上。区間1位から3位の差が8秒なのに対し、区間3位から4位の差が24秒もあるというちょっと珍しいケースでしたね。
3区
トップを行く遊学館は大家良介選手が区間賞からわずか3秒差の区間3位と好走し、トップをキープ。
追いかける佐久長聖は山浦大輔選手が区間4位となり、差は39秒に広がります。
鯖江が3位キープ。
この区間では富山商の西川弘貢選手が区間賞の快走で3人かわして5位に。
また美方の池田将典選手が1秒差の区間2位でやはり3位人かわして4位にあげています。
4区
遊学館は五郎谷俊選手をここに投入。区間賞こそ逃したものの、7秒差の区間2位とトップを守ります。
佐久長聖は福沢潤一選手が区間賞の快走で追いかけますが、まだトップとは32秒差。
ちなみにこの区間、区間2位と3位との差が1分15秒もあり、この時点で完全に2強対決になりましたね。
鯖江は3位キープ。
4位には富山商が浮上。
美方が5位。
5区
トップを走る遊学館は福村拳太選手が区間3位にまとめ、トップをキープ。
佐久長聖は本来ならエースである両角駿選手がこの区間に登場。区間2位に14秒差をつける快走で、遊学館との差を一気に10秒にまで縮めてきます。
鯖江が3位。
4位富山商、5位美方は変わらず。
6区
では吉良充人選手が区間賞の快走でついに佐久長聖が逆転。
遊学館の干場光将選手も区間2位と粘り、8秒差でつなぎます。
3位に鯖江、4位に富山商は変わらず。
東京学館新潟が5位浮上。美方が6位。
7区
アンカーでは佐久長聖の臼田稔宏選手が区間2位に47秒差をつける圧倒的な走りで、2時間07分37秒で佐久長聖が優勝。
見事13連覇を達成しました。さすがに強いですね。
2位には遊学館。最後は敗れたとはいえ、全員が区間3位以内。佐久長聖を相手にここまで戦ったのは健闘といっていいでしょう。2時間08分32秒とタイムも悪くないですし。
3位には鯖江、4位には富山商、5位美方、6位に東京学館新潟となりました。
女子では長野東が1時間10分41秒で優勝。1区こそ4位だったものの、2区で真柳亜美選手が区間賞の快走でトップに立つと、3区4区と連続区間賞。
アンカーの佐々木文華選手も区間3位にまとめ、終わってみると2位に1分10秒の差をつけました。
3年生を使っていないオーダーなので、今後伸びてくる可能性もあります。
これは全国での走りが楽しみですね。
2位には鯖江。終始上位につけるという安定した走り。3区以降は2位をキープしました。こちらも1区と4区5区は1年生なので、全国までに伸びてくるかもしれません。
3位は金沢商。県大会で敗れた遊学館を破っての3位。来年につながる結果だったのではないでしょうか?
4位には富山商。1区で12位、2区終了時点で9位と出遅れたにもかかわらず、3区4区は区間2位で徐々に順位を上げ、5区でエースの須河沙央理選手が区間賞の快走。
最終的には3位と12秒差まで詰めました。
時間が遅いので今日はここまで。
中国地区が書き終わらなかったので、後日こっそり追加します。

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