日体大記録会の話
なんかすごいことになっていますね。
5000m24組では西原加純選手(佛教大)が15分25秒50の自己新。
これは学生歴代4位に当たる素晴らしいタイム。日本歴代でも39位(たぶん)に相当します。
また2位の石橋麻衣選手も15分35秒38と学生歴代11位(たぶん)の好タイムでした。
3位の小崎裕里子選手(成田)はつい先週自身がマークした千葉県高校記録をさらに更新する15分46秒66をマーク。
さらに森知奈美選手(佛教大)が15分48秒69の自己新。
岡小百合選手(大体大)が15分50秒86の自己新。
さらに野田沙織選手(千原台)が15分52秒31をマーク。自己記録にはわずかに及ばなかったものの、高校生としては好タイム。
吉本ひかり選手はアジア大会の疲れもあったのか、16分04秒55でした。
この結果、佛教大歴代10傑が早くも大変動。
5000m 佛教大 歴代10傑 ※2010年12月05日まで
15:25.50 西原加純 2010 12.05
15:26.72 吉本ひかり 2010 4.18
15:35.38 石橋麻衣 2010 12.05
15:36.55 森唯我 2009 10.10
15:36.84 木崎良子 2006 11.25
15:40.64 竹地志帆 2009 10.10
15:48.69 森知奈美 2010 12.05
15:53.92 川嶋利佳 2010 10.09
15:54.86 前田彩里 2010 12.05
16:02.75 飯島希望 2004 5.23
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西原選手は佛教大記録を再び保持することに。
4人が今回自己新というのもすごいですね。
前日に行われた男子10000mの話
11組では村山謙太選手(明成)が高校歴代3位の28分23秒18をマーク。一緒に走った大学生や実業団を抑え、日本選手としてはトップのタイム。
これはすごいですね。これで今季の高校ランクトップに躍り出ました。村山選手の走りが高校駅伝で見られないのが本当に残念ですね。今年も記念大会だったらよかったのに…
9組では今井憲久選手(学法石川)が29分18秒06の福島県高校最高記録をマークしていますね。
高校生以外では10組では佐藤直樹選手(JR東日本)が28分51秒96の自己新。
また的場亮太選手(順天堂大)も28分52秒02の自己新をマークしています。
さてメインの男子5000mですが…こちらもすごいことになっています。
35組
日本人選手では上野裕一郎選手(エスビー食品)が13分33秒15でトップ。
そして高校生が大活躍。
浅岡満憲選手(中京)が岐阜県高校記録を13年ぶりに更新する13分55秒02をマーク。
横手健選手(作新学院)が13分58秒93の高校2年歴代6位の素晴らしいタイムをたたき出しました。
ちなみにこれは栃木県の高校2年最高タイム。来年は作新学院の先輩・宇賀地選手の持つ栃木県高校記録を更新してほしいですね。
横手選手が13分台をマークしたことにより、那須拓陽、佐野日大、作新学院が一人ずつ13分台を抱えることに。
同じ県の別の3校が同時に13分台ランナーを抱えるのは史上初の快挙。
というよりも13分台を3人同時に同じ県が抱えていたことはありませんね。この時点でも史上初の快挙といえます。
また栃木の13分台ランナーはこれで通算4人となり、福岡と並んで2位タイに。
高校生13分台ランナー輩出数 ※2010年12月5日まで
6人 長野県(佐久長聖6人)
4人 福岡県(大牟田4人)
4人 栃木県(作新学院2人、那須拓陽1人、佐野日大1人)
3人 鹿児島県(鹿児島実3人)
3人 兵庫県(西脇工2人、須磨学園1人)
3人 宮城県(仙台育英1人、東北1人、明成1人)
2人 群馬県(農大二2人)
2人 三重県(上野工2人)
2人 岐阜県(土岐商1人、中京1人)
1人 東京都(國學院久我山1人)
1人 静岡県(浜松商1人)
1人 佐賀県(有田工1人)
1人 京都府(洛南1人)
1人 大分県(大分東明1人)
1人 埼玉県(埼玉栄1人)
1人 広島県(世羅1人)
1人 福島県(学法石川1人)
1人 山口県(西京1人)
赤字は今回増やしたところ。
こうしてみると複数輩出した学校自体が7校しかないことがわかりますね。
13分台ランナーが3人なんて何て素晴らしい響き。
これは都道府県対抗では史上初の中学生区間以外を13分台ランナーで全員そろえるという快挙が可能かもしれません。
…と妄想はこの辺にして、続けます。
で、横手選手のところで止まってましたので、そこから。
松村元輝選手(西京)が山口県高校新記録となる13分59秒54をマーク。
村山紘太選手(明成)が14分04秒18の自己新をマーク。
あとは自己新ではりませんが、島田直輝選手(浜松日体)が14分22秒01をマークしていますね。
34組
皆川雄太選手(法政大)が14分14秒53でトップ
佐藤和仁選手(田村)が14分20秒75の自己新で2位に。
ベテランの井幡政等選手(愛三工業)が14分22秒22。
塩田英輔選手(國學院久我山)が14分22秒70の自己新。
加瀬茂樹選手(田村)が14分23秒28の自己新。
打越雄允選手(國學院久我山)が14分23秒38の自己新。高校1年生としては好タイムです。
村越直希選手(田村)が14分24秒56の自己新。
藤澤怜欧選手(多摩)は自己記録には及ばなかったものの14分24秒91をマーク。
大家良介選手(遊学館)が14分25秒28の自己新。
大下稔樹選手(光星学院)が自己記録には届かなかったものの14分25秒72をマーク。
31組では
見廣雄一選手(拓大一)が14分24秒15の自己新。これは拓大一新記録でもあります。
この結果東京都高校歴代10傑がこんな感じに。
東京都 高校歴代10傑 ※2010年12月05日まで
13:57.90 武井隆次 (國學院久我山) 1989 10.29
14:16.46 神沢陽一 (早大学院) 2005 10.24
14:17.1 小川智 (國學院久我山) 1995 12.03
14:22.70 塩田英輔 (國學院久我山) 2010 12.05
14:23.38 打越雄允 (國學院久我山) 2010 12.05
14:23.4 下茶徳和 (國學院久我山) 1995 12.03
14:23.4 奈良沢徹 (國學院久我山) 1996 11.24
14:23.5 武井康真 (國學院久我山) 1990 10.21
14:24.15 見廣雄一 (拓大一) 2010 12.05
14:24.3 植井孝秀 (國學院久我山) 1988 9.23
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今回の記録が3つ。
時間が遅いので今日はここまで。
すみません、集計が終わっていないので、ランキングは後日に。

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