西脇多可新人駅伝の話
今日は男子の話だけ。
1区では吉田匡佑選手(九州学院)と小山裕太選手(豊川工)が激しい争い。
最終的には同タイムでしたが、小山選手が30分24秒で区間賞。吉田選手が2位。
3秒差で山中秀仁選手(興国)が通過。その2秒差で山口修平選手(鯖江)が続きました。
徳永照選手(倉敷)がトップから24秒差の5位で通過。
その3秒差で上倉利也選手(佐久長聖)となり、昨年優勝の須磨学園は、トップから35秒差の8位と少々出遅れ気味。
第一回優勝の西脇工はトップから38秒差の10位とこちらも少々出遅れ。
2区
こちらはすさまじくレベルの高い争いに。
今川大輔選手(鯖江)が区間新をマークしてなんと鯖江がトップという快挙。区間賞なしで一瞬でもトップに立ったのは史上初(といってもまだ3回目ですが)の快挙。
その3秒差の2位で豊川工が続き、さらに4秒遅れて九州学院が通過。
ここで西脇工は中谷圭佑選手が区間賞の快走。6人をかわし、4位まで上げてきました。
その1秒差で倉敷が通過。さらに2秒差で須磨学園とトップから30秒以内に6位までが入り、混戦状態に。
3区
3区では都道府県対抗男子駅伝の4区で区間2位と好走した渡邊一磨選手(九州学院)が区間3位と好走し、トップを奪います。
湯田晟旭選手が区間4位と粘った豊川工が6秒差の2位。
昨年2区で7人抜きを見せた藤井孝之選手(倉敷)が区間賞の快走。トップからは12秒差の3位まで上げてきます。
さらに倉敷と一緒に追い上げてきた須磨学園は小川誉高選手が区間賞まであと1秒と迫る好タイムで走り、4位に浮上。
鯖江が5位、1区で出遅れた上野工が6位まで上げてきましたね。
西脇工はここで区間25位となってしまい、13位に後退。
4区
豊川工の奥野翔弥選手が区間2位と好走。トップに立ちます。
しかし、それを追いかける倉敷の馬場翔大選手が区間賞の快走を見せ、順位こそ2位だったものの、追いつき、同タイムでの中継。馬場選手のタイムは区間歴代2位(まあコース変更の関係でまだ2回目ですが)の素晴らしいタイムでした。
九州学院は10秒差の3位。
さらに3秒ほど遅れて須磨学園。
上野工業が5位に浮上、ただしこの時点で4位とは1分43秒もの差があり、優勝圏内からは外れてしまいました。
佐久長聖が6位浮上。一時順位を落としていた佐久長聖ですが、再び上げてきましたね。
鯖江は7位。
西脇工は10位に浮上。
5区
5区では九州学院は先日の千葉クロカンで5位に入った久保田和真選手を3kmと短いこの区間に起用するという贅沢なオーダー。久保田選手は従来の区間記録を14秒も更新するすさまじい走りで、再び九州学院がトップに立ちます。
豊川工が2位。安藤悠哉選手は区間2位と好走。
倉敷は3位。ただし豊川工とは1秒差。トップからも7秒差です。
そこから16秒差で須磨学園。
そして佐久長聖が5位に浮上。ただし、須磨学園との差は2分10秒と開いてしまいました。
6位には上野工業
鯖江が7位
6区
豊川工は平和真選手が区間賞の快走を見せ、トップを奪還。
しかし、倉敷の櫃本隼和選手も区間賞まであと1秒差という素晴らしい走りで、豊川工を追走。結局2秒差でアンカーへ。
九州学院はここで区間5位となり、3位に後退。
須磨学園が4位キープ。
佐久長聖が5位、上野工業が6位とそれぞれ前の区間の順位をキープ。
とこのあたりは順位変動なしですね。
西脇工が7位に浮上。ようやく入賞圏内に。
7区
アンカーでは渡辺謙一選手(倉敷)が区間2位と好走し、終わってみると2時間06分16秒の好タイムで倉敷が初優勝。兵庫県のチーム以外では初の優勝となりました。
2位には11秒差で豊川工。全員が区間4位以内と安定した走りを見せ、区間順位の合計は18と倉敷をわずかに上回りました。
3位は九州学院。昨年も3位と安定していますね。2時間06分55秒ならまずまずの結果でしょう。
4位は須磨学園。連覇はなりませんでしたが、2時間07分12秒と好タイム。千葉クロカンに出た選手が多いことを考えても、この順位なら十分でしょう。
5位は佐久長聖。須磨学園とは若干タイム差はありますが、こちらも千葉クロカンに出た後であることを考慮すれば、まずまずの結果といえるでしょう。
6位は上野工業。序盤で出遅れましたが、きちんと立て直してきましたね。さすがに底時からがあるという感じです。
7位は西脇工業。序盤での出遅れというより、中盤が響いた感じでしたね。
ただ、アンカーの勝亦祐太選手は区間賞を獲得するなど存在感を見せました。
時間が遅いので今日はここまで。

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