16日から18日にかけて行われた近畿高校ユースの話
学年別で行われるので、大会記録を調べるのがちょっと大変ですね。
まあそれはともかく
〜1年男子〜
1年男子100mでは桐生祥秀選手(洛南)が10秒70(-0.9)の大会新で優勝。2位に0秒33の大差をつけましたね。
桐生選手は予選で10秒71(+0.7)の大会新をマークし、決勝でそれを更新したということになります。
また桐生選手は初日の200mも21秒47(+3.7追い風参考)で圧勝しており、2種目での圧勝となりました。
200m予選でも21秒67(+1.7)の好タイムをマークしています。
男子800mでは仲村尚毅選手(須磨学園)が1分55秒60で優勝。
仲村選手は翌日の1500mも3分57秒27で制して2冠達成。
男子砲丸投では昨年の全日中の覇者・岸本雄介選手(太成学院)が15m93の高校1年生最高記録で圧勝。
ファールなし、6投すべて15m突破と圧倒的な実力を見せました。
男子三段跳は接戦。
6回目に14m19(+1.1)を跳んだ杉岡優磨選手(添上)が逆転優勝。
2位の犬井亮介選手(洛南)が14m16(+0.5)とわずか3cm差でした。
〜2年男子〜
男子400mHでは世界ユース選手権3位でインターハイ2位の松本岳大選手(加古川東)が51秒50の大会新で優勝。
2位には世界ユース選手権7位でインターハイ6位の間處将太選手(滝川二)が52秒31で続きました。
間處選手は翌日の110mHでは14秒77(+0.6)で圧勝しています。
男子200mでは魚里勇介選手(滝川二)が21秒30(+1.0)の好タイムで優勝。魚里選手は自己新ですね。
2位には北風優貴選手(洛南)が21秒62で入りました。4位までが21秒台とレベルの高いレースでしたね。
男子3000mSCではインターハイで決勝に進んだ谷山誠選手(和歌山北)が9分10秒70で優勝。
5位までが9分20秒を切るレベルの高いレースでした。
男子やり投では澤友哉選手(彦根東)が62m38で優勝。
男子走高跳では中村太一選手(西京)が2m01で勝ちました。
男子棒高跳ではインターハイ3位タイの堀田早人選手(東大阪大柏原)が4m80で勝ちました。
4m70で日置健也選手(東大阪大柏原)と濱崎優選手(明石商)が並んで2位。
男子砲丸投ではインターハイ11位の森下大地選手(滝川)が16m28の大会新で圧勝。
男子三段跳では桑原拓弥選手(和歌山北)が14m95(+0.3)で勝ちました。
男子100mでは200mを制した魚里勇介選手が10秒89(-0.8)で制して2冠達成。
〜1年女子〜
女子200mでは北澤紗耶選手(西城陽)が24秒67(+1.8)で優勝。2位に0秒74差の圧勝でした。
北澤選手は最終日の100mでも12秒09(-0.9)で2位に入る活躍を見せました。
女子1500mではインターハイを制した福田有以選手(須磨学園)が4分23秒40の好タイムで優勝。
本母有紀選手(立命館宇治)が4分24秒42で続きました。
3位の太田琴菜選手(須磨学園)が4分24秒73とレベルの高い争いでしたね。
この結果、1年女子1500mの大会歴代10傑がこんな感じに。
近畿高校ユース 1年女子1500m 歴代10傑
4:18.57 小林祐梨子(須磨学園・兵庫) 2004年1位
4:23.34 中新井美波(須磨学園・兵庫) 2007年1位
4:23.40 福田有以(須磨学園・兵庫) 2011年1位
4:23.99 伊藤紋(立命館宇治・京都) 2007年2位
4:24.42 本母有紀(立命館宇治・京都) 2011年2位
4:24.73 太田琴菜(須磨学園・兵庫) 2011年3位
4:24.96 藪下明音(須磨学園・兵庫) 2007年3位
4:27.00 横江里沙(須磨学園・兵庫) 2010年1位
4:27.31 池田睦美(須磨学園・兵庫) 2008年1位
4:27.77 池本かいり(立命館宇治・京都) 2006年1位
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4分25秒以内が3人も出たのは4年ぶりなんですね。
女子100mHでは中島ひとみ選手(夙川)が14秒31(+0.5)で圧勝。
中島選手は最終日の100mも12秒08で制して2冠達成。
女子走高跳では辻愛選手(添上)が1m69で優勝。
2位には濱津麻愛(咲くやこの花)が1m66で続くなど1年生としてはレベルの高い争いでしたね。
インターハイ5位タイの宗包麻里菜選手(西京)が1m60で3位に入っていますね。
〜2年女子〜
女子800mでは世界ユース選手権代表でインターハイ4位の中田美保選手(県西宮)が2分08秒44の好タイムで圧勝。800mとはいえ2位に5秒75差というのはすごいですね。
中田選手は翌日の1500mも4分23秒74で制した2冠達成。
女子400mHでは世界ユース選手権代表の田中美調選手(東大阪大敬愛)が60秒47で優勝。
田中選手は翌日の100mHでも14秒59(+1.0)で2位に入るなど好調でしたね。
女子やり投ではインターハイを制した瀧川寛子選手(東大阪大敬愛)が51m75の大会新で優勝。
2位には本岡那菜選手(薫英女学院)が46m88で入りました。
女子走幅跳ではインターハイ3位の森本麻里子選手(太成学院)が5m69(-1.7)で勝ちました。
女子走高跳ではインターハイを制した上島みどり選手(花園)が1m75で圧勝。
1m78をクリアすることはできず、残念ながら自己記録更新はならなかったものの、先月に続いて1m75突破はすごいですね。
時間が遅いので今日はここまで。

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