ちょっと前の話になってしまいますが、8月20日から21日にかけて行われた中国五県対抗の話を。
もともとテグに行く前に書いていたものに書き足したものです。
〜20日の話〜
男子100mでは内海佑弥選手(山口合同ガス)が10秒54(-0.3)で優勝。
北村拓也選手(皆実高)が10秒57で2位。北村選手は高校生ながら2年連続の2位。
男子400mは増岡広昭選手(山口TFC)が47秒32で優勝。
昨年優勝の茅田昂選手(慶応大)が47秒51で2位に入りました。
男子1500mでは昨年の日本インカレ6位の監物稔浩選手(環太平洋大)が3分49秒03で優勝。3連覇ですね。
2位の井平智之選手(JFEスチール)に4秒16差と結構差をつけましたね。
男子110mHでは吉永一行選手(山口TFC)が14秒07(0.0)で優勝。
実はこのタイム大会パフォーマンス歴代3位の好タイム。
西澤真徳選手(鳥取県教委)が14秒12で2位に入っていますね。
男子3000mSCでは大谷康太選手(JFEスチール)が8分53秒13で優勝。
25年ぶりの大会記録更新となりました。
女子100mでは岡山沙英子選手(山口TFC)が12秒01(0.0)で優勝。
岡山選手は走幅跳も6m15(0.0)で制し、2冠達成。
両種目とも昨年に続いての連覇達成ですね。
女子400mでは久保瑠里子選手(エディオン)が55秒90で優勝。久保選手は3連覇達成。2位に1秒89差の圧勝でしたね。
女子100mHではインターハイを制した福部真子選手(皆実高)が13秒94(0.0)の大会新で優勝。
インターハイ4位の高木柚香莉(中村女高)が14秒10で2位とこの大会としてはかなりレベルの高い争い。
特に福部選手は予選で13秒99の大会新をマークし、さらにそれを更新という快挙。
またこれで13秒台が8月で5回となり、高校1年生が一ヶ月間に出した13秒台の回数としてはおそらく史上最多。ただ1984年の城島選手の記録が不明なので、このあたりがわかる人は教えてください。
この結果、女子100mHの中国五県対抗におけるパフォーマンス歴代5傑がこんな感じに。
中国五県対抗 女子100mH パフォーマンス歴代5傑
13.94(+0.0) 福部真子(皆実高) 2011年1位
13.99(+0.0) 福部真子(皆実高) 2011年予選
14.10(+0.0) 高木柚香莉(中村女高) 2011年2位
14.11(+0.0) 山根瑠美(美作大) 2011年3位
14.12(+1.7) 三好香奈恵(関西大) 2001年1位
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10年も記録が止まっていたのがうそのように好記録が出ましたね。
女子走高跳では萩原くらら選手(倉吉東高)が1m66まですべて1回で決めて優勝。
昨年優勝の松本真由子選手(関西大)は1m66は一回目で決めたものの、1m63を1回目でクリアできなかったのが響いて2位。
〜21日の話〜
男子400mHでは前日の400mを制した増岡広昭選手(山口TFC)が50秒68の大会新で圧勝。
増岡選手は昨年に続いて大会記録更新という快挙。今年は2冠達成ですね。
男子200mでは厚見成選手(国際武道大)が21秒42(0.0)で優勝。
100mで2位に入った北村拓也選手(皆実高)が21秒60でこちらも2位。
また岡部佑紀選手(玉野光南高)が21秒76で3位、三村哲選手(井口高)が21秒78で4位と高校生が大活躍でしたね。
とりあえずこの話はここまで。

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