世界選手権もいよいよ終盤になってきましたね。
男子50kmWでは森岡紘一朗選手(富士通)が3時間46分21秒で6位に。これは世界選手権の日本選手の最高順位だそうです。
谷井孝行選手(佐川急便)は3時間48分03秒で9位に入りました。
谷井選手は警告を2回くらったのですが、それでも9位と健闘。
日本勢では荒井広宙選手(北陸亀の井ホテル)も3時間48分40秒で10位に入り、3選手とも10位以内という快挙。
女子走高跳では2m03を一発で決めたチチェロワ選手(ロシア)が勝利。
ブラシッチ選手(クロアチア)はミスが響いて2位。
女子4×400mRではアメリカが3分18秒09で優勝。
もっと引き離すかと思ったのですが、ジャマイカが健闘しましたね。
ジャマイカはジャマイカ新記録となる3分18秒71で2位に入りました。
女子100mHでは昨年のコンチネンタルカップを制したPearson選手(オーストラリア)が世界歴代4位となる12秒28(+1.1)の素晴らしいタイムで優勝。Pearson選手は準決勝で12秒36(+0.3)をマークしていましたが、決勝ではさらにそれを更新してきましたね。
2位にはDanielle Carruthers選手(米国)が12秒47、3位には北京五輪を制したハーパー選手(米国)が同タイムで入りました。
この結果女子100mHの世界選手権におけるパフォーマンス15傑がこんな感じに。
女子100mH 世界選手権パフォーマンス歴代15傑
12.28(+1.1) Sally Pearson(オーストラリア) 2011年1位 テグ
12.34(-0.5) Ginka Zagorcheva(ブルガリア) 1987年1位 Roma
12.36(+0.3) Sally Pearson(オーストラリア) 2011年準決勝 テグ
12.37(+0.7) Gail Devers(米国) 1999年1位 Sevilla
12.42(+2.0) Anjanette Kirkland(米国) 2001年1位 Edmonton
12.44(-0.5) Gloria Siebert(東ドイツ) 1987年2位 Roma
12.44(+0.7) Glory Alozie(ナイジェリア) 1999年2位 Sevilla
12.46(-0.5) Cornelia Oschkenat(東ドイツ) 1987年3位 Roma
12.46(+0.2) Gail Devers(米国) 1993年1位 Stuttgart
12.46(-0.1) Michelle Perry(米国) 2007年1位 大阪
----------------------------------------------------------------10
12.47(+0.7) Ludmila Engquist(スウェーデン) 1999年3位 Sevilla
12.47(+1.1) Danielle Carruthers(米国) 2011年2位 テグ
12.47(+1.1) Dawn Harper(米国) 2011年3位 テグ
12.48(+0.3) Dawn Harper(米国) 2009年準決勝 Berlin
12.49(-0.1) Perdita Felicien(カナダ) 2007年2位 大阪
----------------------------------------------------------------15
ハーパー選手たちが惜しかったので15傑まで拡大。
今年のレベルはすごかったですね。
男子200mではボルト選手(ジャマイカ)が19秒40(+0.8)の好タイムで圧勝。
ディックス選手(米国)が19秒70で2位。
Lemaitre選手(フランス)がフランス新記録となる19秒80で3位に入りました。
19秒80というタイムを出しながらも3位というのはすごいレベルですね。
時間が非常に遅いので今日はここまで。

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