〜初日の話の続き〜
初日の話の続きを少々。
というのも、初日に1500mの結果を知らなかったのと、男子の三段跳を書き忘れたので。
男子1500mではユニバーシアードの10000mで優勝した大迫傑選手(早稲田大)が3分45秒06で優勝。
2位に岡崎達郎選手(早稲田大)が入り、早稲田が1位2位でしたね。
中国五県対抗を制した監物稔浩選手(環太平洋大)が3分46秒91で3位に入りました。
八木沢元樹選手(明治大)は3分56秒67で10位となり残念ながら入賞はなりませんでした。八木沢選手は予選では3分51秒80をマークしています。
女子1500mでは日本選手権2位の藪下明音選手(立命館大)が4分17秒35で優勝。これは学生歴代4位に当たる素晴らしいタイムです。
森智香子選手(大東大)が4分18秒70で2位。これは学生歴代10位に入る好タイムですね。
男子三段跳では岡部優真選手(福岡大)が16m30(+1.5)で王座を奪還。
昨年の覇者で、日本選手権3位の長谷川大悟選手(東海大)が16m24(+0.5)で2位。
岡部選手、長谷川選手ともに3年連続2位以内ですね。
〜2日目の話〜
男子走幅跳では辻将也選手(大東大)が学生歴代9位となる7m93(+1.5)をマークして優勝。
2位には今季7m95をマークしている小西康道選手(東海大)が7m90(+0.8)で続き、3位には日本選手権8位の東孝一選手(天理大)が7m72(+1.6)の自己新で入るなどレベルの高い争いでした。
日本選手権5位の下野伸一郎選手(福岡大)は7m65(+1.5)で4位、日本選手権5位の皆川澄人選手(東海大)は7m58(+1.7)で7位でした。
この結果、日本インカレにおけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
男子走幅跳 日本インカレ パフォーマンス歴代10傑
8m01(+1.7m) 鈴木秀明(順大) 2007年1位
7m93(+1.5) 辻将也(大東大) 2011年1位
7m91(-0.4m) 堀池靖幸(早稲田大) 2008年1位
7m90(+0.8) 小西康道(東海大) 2011年2位
7m89(+0.0m) 前田裕扶(東海大) 2000年2位
7m88(+1.4m) 大石博之(福岡大) 2002年1位
7m86(+1.0m) 品田直宏(筑波大) 2007年2位
7m85(+0.8m) 田川茂(東海大) 1997年1位
7m84 森長正樹(日大) 1992年1位
7m84 朝原宣治(同志社大) 1993年1位
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※2000年1位は寺野伸一選手(日大)で7m99(+2.1m)
歴代5傑でもよかったですね。
男子100mでは日本選手権2位でユニバーシアード代表だった小谷優介選手(立命館大)が10秒51で優勝。
向かい風1.9mと悪条件の為、記録は伸びませんでしたね。
同じくユニバーシアード代表だった川面聡大選手(中央大)はフライングで失格という残念な結果に。
男子ハンマー投では日本選手権4位の赤穂弘樹選手(大体大)が65m68で優勝。
柏村亮太選手(日大)が64m36で2位に入りました。
昨年優勝の中平圭祐選手(鹿屋体育大)は63m43で3位。
2年前の優勝者・知念雄選手(順大)は61m13で6位でした。
男子4×100mRでは中央大が38秒85の好タイムで優勝。38秒台の優勝タイムは10年ぶり。
大会歴代2位の素晴らしいタイムですね。
2位には中京大が39秒29で入りました。これは関東以外の大学がマークした記録としては史上最高ですね。
また3位には慶応大が39分32秒で入り、これはインカレの3位の記録としては史上最高。
男子5000mでは村山謙太選手(駒大)が13分54秒00で1年生ながら見事優勝。
2位には10000mでも2位に入ったオンサリゴ選手(創造学園大)が13分54秒76で入りました。
1500mを制した大迫傑選手(早稲田大)が13分55秒22で3位に入るなど比較的接戦でしたね。
男子十種競技では初日2位の音部拓仁選手(平成国際大)が7600点の自己新で逆転優勝。
これは学生歴代7位(たぶん)にあたる記録です。
初日トップの中村明彦選手(中京大)は7576点で2位。敗れたとはいえ、中村選手も高得点でしたね。
女子100mでは世界選手権のリレーでアンカーを務めた今井沙緒里選手(至学館大)が11秒73(+2.6追い風参考)で優勝。
橋本奈央子選手(宇都宮大)が11秒97Wで5位に入っていますね。
女子5000mでは鈴木亜由子選手(名古屋大)が15分44秒02で優勝。
竹中理沙選手(立命館大)が15分44秒88で2位に入りました。
森知奈美選手(佛教大)が15分55秒35で3位。
ユニバーシアードで9位の石橋麻衣選手(佛教大)は16分05秒12で4位。
佛教大勢は前田彩里選手も16分12秒70で7位に入っており、3人とも入賞を果たしました。
10000mを制した岡小百合選手(大体大)が16分05秒44で5位に入っていますね。
女子走高跳では日本選手権6位で関西インカレを制した松本真由子選手(関西大)が1m73で優勝。
土川萌子選手(早稲田大)は1m69で12位タイでした。
女子七種競技では竹原史恵選手(筑波大)が大会歴代2位となる5453点で優勝。
2位には吉田恵美選手(富山大)が5403点で入りました。
時間が遅いので今日はここまで。

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