前回、いつ再開するかを書き忘れていたのですが、3連休でちょっと出かけていただけだったので、普通に本日より再開です。
いつの間にやらDLがすべて終わっておりまして、結局書けなかった大会もあったのですが、まあそれは仕方ないとして、16日に行われた最終戦のBelgacom Memorial Van Dammeの話を。
バンデム記念といえば、男子10000m
ということで10000mの話から。
男子10000mではベケレ選手(エチオピア)が26分43秒16の今季世界最高で優勝。
世界選手権ではまだ調子が戻っていなかった感じでしたが、一か月できちんと立て直してきましたね。
2位にはRotich選手(ケニア)が26分43秒98の自己新で入りました。
Rupp選手(米国)がアメリカ新記録となる26分48秒00で3位。
7位までが26分台というレベルの高いレースでしたね。
ちなみにラップはこんな感じ。
1000m 2:38.95 Beugnet, Gregory (FRA)
2000m 5:19.46 Beugnet, Gregory (FRA)
3000m 8:03.99 Kipchoge, Eliud (KEN)
4000m 10:42.92 Kiplimo, Joseph Kitur (KEN)
5000m 13:26.63 Mbishei, Titus Kipjumba (KEN)
6000m 16:07.48 Mbishei, Titus Kipjumba (KEN)
7000m 18:49.09 Kipchoge, Eliud (KEN)
8000m 21:30.65 Kipchoge, Eliud (KEN)
9000m 24:13.72 Rotich, Lucas Kimeli (KEN)
序盤はペースメイカーがいるため、結果として全体的に2分40秒前後と安定したペースで走っていますね。
それだけのペースを維持した後にもかかわらず、最後の1000mは2分30秒程度で走っているのですからすごいですね。
ニュースにもなった男子200m。
世界選手権では100mで優勝したブレイク選手(ジャマイカ)が19秒26(+0.7)の世界歴代2位の素晴らしいタイムで優勝。これは来年100mでも9秒60から65あたりの記録が期待できそうですね。
2位には世界選手権でも2位だったディックス選手(米国)が19秒53の自己新で2位に入りました。
女子三段跳では世界選手権を制したSaladukha選手(ウクライナ)が14m67(+0.4)で優勝。
2位には世界選手権4位のM.Gay選手(キューバ)が14m58(+1.4)で入りました。
女子円盤投では世界選手権を制したLI Yanfeng選手(中国)が66m27で優勝。
世界選手権3位のBarrios選手(キューバ)が65m33で2位に入りました。
世界選手権2位のMüller選手(ドイツ)は59m50で6位でした。
男子砲丸投は順位が目まぐるしく変わる展開。
1投目でカントウェル選手(米国)が21m46を投げてトップに。2位にはミフネビッチ選手(ベラルーシ)が21m15、アームストロング選手(カナダ)が21m15で3位と続きます。
2投目
アームストロング選手が21m38を投げて2位浮上。マイエフスキー選手(ポーランド)が21m15で3位浮上。
3投目
ミフネビッチ選手が21m56でトップに。またアームストロング選手が21m47で2位に浮上。
3投目終了時点で
21m56 ミフネビッチ選手
21m47 アームストロング選手
21m46 カントウェル選手
21m19 Whiting選手(米国)
21m15 マイエフスキー選手(ポーランド)
21m10 Hoffa選手(米国)
4投目でHoffa選手は21m67をマーク。トップに立ちます。
カントウェル選手が21m50を投げて3位浮上
5投目、カントウェル選手が22m07で再びトップに立ちます。
6投目、Hoffa選手は22m09とカントウェル選手の記録を2cmだけ上回る22m09をマークし、これが決め手となり、Hoffa選手が見事優勝。
2位にはカントウェル選手、3位にはミフネビッチ選手が入りました。
かなり短いですが、時間が遅いので今日はここまで。

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