国体も3日目が終わりました。
少年男子B110mHでは昨年の全日中4位の古元翼選手(名古屋)が14秒13(+0.9)の大会タイ記録で優勝。
昨年の全日中6位の鍵本真啓選手(平城高)が14秒15の好タイムで2位。
4位までが14秒30を切るというレベルの高い争いでした。
降矢恭兵選手(國學院栃木)は14秒52で7位に入りました。この種目で栃木の選手が入賞するのは首藤貴之選手(当時・那須拓陽高)以来10年ぶりの快挙。降矢選手は準決勝では14秒49(+1.0)をマークしていますね。
この結果、国体少年B110mJHのパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
国体少年B110mH パフォーマンス歴代10傑
14.13(+0.6) 江口悠貴(九里学園) 2010年準決勝
14.13(+0.9) 古元翼(名古屋高) 2011年1位
14.15(+0.9) 鍵本真啓(平城高) 2011年2位
14.16(-0.5) 白田耕平(東京高) 2009年準決勝
14.23(+1.0) 金井大旺(函館ラサール高) 2011年準決勝
14.23(+0.9) 中川誠治(県岐阜商高) 2011年3位
14.24(-0.7) 白田耕平(東京高) 2009年1位
14.24(+0.3) 鍵本真啓(平城高) 2011年準決勝
14.25(+0.9) 金井大旺(函館ラサール高) 2011年4位
14.26(+1.0) 古元翼(名古屋高) 2011年準決勝
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これだけ変動の激しい種目はほかになさそうですね。
成年女子走幅跳では日本選手権3位の岡山沙英子選手(山口TFC)が6m50(+1.0)で優勝。
ベテランの花岡麻帆選手(成田国際高教)が5m89(-1.0)で8位に入っていますね。
日本選手権2位の高武華子選手(福岡大)は5m87(+0.4)で9位でした。
日本選手権七種競技を制した桐山智衣選手(中京大)が5m76(+1.2)で11位。
栃木代表の砂川絵理子選手(佐野松桜高教)は5m64(-0.5)で17位でした。
少年男子Aやり投ではインターハイを制した田中翔選手(九産大九産)が71m97の好記録で圧勝。これは高校歴代7位に当たる素晴らしい記録です。
海老原正樹選手(桐蔭学園)が64m92で2位、世界ユース代表の宮田涼選手(山形中央)が64m87で3位。
栃木県代表の高橋尚治選手(青藍泰斗)は49m98と思うように力が発揮できず、26位でした。
少年男子共通走高跳はインターハイ3位の山中亮磨選手(鹿児島商)が2m12で優勝。
インターハイを制した平龍彦選手(浜松市立)が同じ2m12で2位。
3位にはインターハイ2位の村岡健也選手(楯岡)が2m09で入りました。
インターハイの八種競技を制した田中新也選手(洛南)が2m06で6位に入っていますね。
栃木代表の中島大輔選手(佐野日大)は1m97で16位でした。まだ1年生なので来年に期待しましょう。
少年女子共通やり投ではインターハイを制した瀧川寛子選手(東大阪大敬愛)が51m90で優勝。
インターハイ3位の山内愛選手(小田原城北工)が49m02で2位と世界ユース代表の2人が1位2位でした。
栃木代表の大野ひかる選手(真岡女)は38m33で29位でした。
本日決勝が行われた種目ではありませんが、成年少年女子共通4×100mRでは栃木チームは予選3組に出場。
塩谷澪選手(白鴎大足利高)、橋本奈央子選手(宇都宮大)、須田有加選手(國學院栃木高)、白寄桃名選手(間々田中)のオーダーで46秒92の2位に入り準決勝に進みました。
栃木の選手が出ていない種目としては
成年男子棒高跳では荻田大樹選手(チームミズノ)が5m50で優勝。
世界選手権代表だった澤野大地選手(千葉陸協)は記録なしでした。
成年女子1500mでは800mでおなじみの陣内綾子選手(九電工)が4分17秒41で優勝。
やはり800mで活躍する久保瑠里子(エディオン)が4分18秒12で2位。
少年女子Aハンマー投では福島美沙希選手(安芸)が52m71の大会新で勝ちました。
円盤投を制した知念莉子選手(那覇西)が38m08で13位に入っていますね。
少年女子B100mHではインターハイの100mHを制した福部真子選手(皆実高)が13秒62(-0.6)の大会新で優勝。
福部選手は準決勝で13秒71(+1.4)の大会タイ記録。決勝ではそれをさらに更新とさすがの強さを見せました。
今年の全日中の四種競技を制し、100mHでも2位に入ったヘンプヒル恵選手(京都文教中)が14秒08で5位に入っていますね。
時間が遅いので今日はここまで。
…結局昨日の分に追加できませんでしたね。

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