前回のトラブルですが、本日知人に見てもらったところ…
「これくらいで呼ぶな」というレベルだったそうです。
お騒がせして申し訳ありませんでした。
心配してコメントをくださった方、どうもありがとうございます。
さて高校駅伝都府県予選シリーズ。
書くほうが追い付いていませんが、かけるだけ。
〜熊本県の話〜
5日に行われた熊本県の話。
男子
男子は九州学院が今年も圧勝。
1区では宮上翔太選手が30分34秒で区間賞。2位に21秒差とつけると、2区の池崎元気選手も区間賞。
そしてすごかったのは3区。
国体少年A5000mで2位の久保田和真選手がこの区間の日本選手の最高タイムとなる23分10秒をたたき出し、なんとワロル選手(鎮西)を抑えての区間賞獲得。この区間で2位との差を一気に2分18秒にまで広げます。
4区の南俊輔選手も区間2位に1分11秒差をつける圧倒的な走り。
さらに5区の坂本新選手も区間賞。
6区の渡邊一磨選手は区間新記録をマーク。今年はこの区間はレベルが高かったのでこんなものを。
熊本県高校駅伝 6区 パフォーマンス歴代5傑
14:27 渡邊一磨(九州学院) 2011年1位
14:30 小山裕樹(九州学院) 2008年1位
14:33 酒井拓弥(九州学院) 2006年1位
14:36 井上尚樹(九州学院) 2009年1位
14:36 東遊馬(国府) 2011年2位
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10傑にすると旧コースの記録をどうするかが問題になるので、5傑で切りました。
それにしてもレベルが高かったですね。
アンカーの近藤修一郎選手も区間賞で、終わってみるとなんと全員区間賞。
タイムも大会記録にこそ届かなかったものの、2時間05分54秒という素晴らしいタイム。
これは来月が楽しみですね。
女子
女子は大混戦。
1区では宮村柚里選手(尚絅)が20分12秒でトップ。
5秒差の2位で文徳の村岡実生選手が通過。
さらに6秒差で信愛の田中花英選手が通過。
そこから20秒遅れて有明の高木彩加選手が通過。
千原台はトップから27秒差の5位で通過。
2区
文徳の吉田菜月選手が区間3位とまとめ、トップに立ちます。
尚絅が2位。
千原台は倉田佑希美選手が区間賞の快走で3位浮上。トップからは18秒差。
有明の甲斐彩華選手が区間2位と好走し、千原台には抜かれたものの、信愛をかわして4位をキープ。
信愛はここで苦難7位となってしまい5位に後退。
3区
文徳は福田めぐみ選手が区間トップタイの快走を見せ、トップをキープ。
千原台は甲斐暖菜選手が区間トップタイの走りで2位に上げますが、トップとは詰めることはできませんでした。
有明が3位に浮上。
信愛が4位に浮上。
尚絅が5位となります。
4区
文徳は辻笑選手も区間賞の快走。千原台との差を36秒差に広げます。
千原台は2位。
信愛はここで児玉実咲選手が区間2位と好走し、3位浮上。千原台に6秒差と迫ります。
有明は4位をキープ。
尚絅は5位をキープ。
5区
文徳は杉山志保選手が区間2位と踏ん張り、なんと初優勝。
千原台はアンカーの加藤みちる選手が区間賞の快走で追い上げましたが、届きませんでした。
信愛が3位。
4位には有明と続きました。
それにしても熊本はずっと2強時代というか千原台と信愛のどちらか(記念大会の時は両方)が出場というのを続けていただけに、今回の文徳には驚きましたね。
全国大会でどのような走りを見せるのか気になるところです。
〜宮崎県の話〜
男子
1区は小林Aの廣末香選手と日章学園の奈須順平選手の激しい争い。
結局廣末選手が区間賞。しかし、奈須選手も同タイムで中継。
3位以下を1分33秒も引き離すすごい戦いでした。
2区では小林の新地司選手が区間賞の快走。一気に日章学園を突き放します。
3区以降は小林の独壇場。
3区の藏田秀純選手が区間賞。
4区の田村航太選手も区間賞で続き、区間2位を1分09秒も引き離します。
5区の河野誉選手は3kmと短い区間ながら区間2位に38秒差をつけ、6区の森湧暉選手は5km区間ながら区間2位に1分16秒差をつけます。
アンカーの荒武星哉選手も区間賞で続き、終わってみると小林Aが全区間で区間賞。
大会記録を更新する2時間07分04秒で圧勝でした。
女子
女子も小林Aが圧倒的な強さを見せました。
1区で久保文乃選手が区間賞の快走。2位に34秒差をつけます。
2区では中村祐希選手が区間賞こそ逃したものの1秒差の区間2位でつなぎます。ちなみにこの区間の区間賞は林田玲奈選手(宮崎日大)でした。
3区の杉本理穂選手、4区の岩浪幸選手、5区の大津真里奈選手と区間賞でつないで、終わってみると2分24秒差をつける圧勝でした。
〜大分県の話〜
男子
男子は今年も大分東明と日本文理大附が激しい争い。
1区
1区では文理大附の室井勇吾選手が30分18秒で区間賞。
20秒差で大分東明の阿南堅也選手が通過。
さらに24秒遅れて橋本崚選手が通過。橋本選手も4位の選手には1分32秒も離していますから、これは橋本選手が悪かったのではなく、上位2選手が速かったと言えそうですね。
2区
2区では大分東明の菅原優樹選手が区間賞の快走。一気に17秒も詰める猛追で3秒差にまで迫ります。
文理大附の長森将大選手は区間2位だったのですが、菅原選手が速かったですね。しかしトップは守って3区へ。
3区
3区では大分東明の大塚祥平選手が区間賞の快走でついにトップに立ちます。
しかし文理大附の小谷政宏選手も区間2位と粘り、1秒差で中継。
なお区間2位と3位との差は何と1分11秒もあります。
4区
4区では大分東明は先日5000mで好タイムをマークした近藤修平選手。区間賞の快走で文理大附を突き放し50秒差とします。
文理大附の渡邉大輔選手も区間3位には1分差をつける好走だったのですが、近藤選手には離されてしまいました。
5区
トップを行く大分東明はこの区間も1年生の安藤聡選手が区間賞の快走で、2位との差を広げます。
文理大附はここで区間3位となってしまい、トップとの差は1分11秒。
6区
しかし、ここで終わらなかったのが文理大附。
東森拓選手が区間記録まであと3秒と迫る素晴らしい走り。
というよりもおそらく現在のコースではこれより速いタイムは出ていないでしょう。
大分東明との差をなんと19秒差にまで詰め、アンカーに望みをつなぎます。
大分東明の廣瀬俊輝選手も区間2位と決して悪くはなかったのですが、ここは東選手の執念が勝ったという感じでしょうか。
7区
大分東明のアンカーは金森象選手。区間新記録の素晴らしい走りで、なんと大会記録を更新する2時間07分05秒でゴール。
文理大附の大塚雄太選手も区間2位と粘りましたが、大分東明には届かず。しかし2時間08分01秒というすばらしいタイムをマークしました。
この結果、大分県高校駅伝の歴代5傑がこんな感じに。
大分県高校駅伝 パフォーマンス歴代5傑
2:07:05 大分東明 2011年1位
2:07:06 大分東明 2009年1位
2:07:28 大分東明 2007年1位
2:07:40 大分東明 2008年1位
2:08:01 日本文理大附 2011年2位
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文理大附は優勝できなかったタイムとして史上最高であるばかりか、大分東明以外のチームがマークしたタイムとしても史上最高ということになりますね。
女子
女子では大分西が1区で中村真唯選手がトップに立つと、2区の児玉実果子選手が区間タイ記録の快走。区間2位に52秒差をつけ、この時点で2位の文理大附との差を1分01秒差にします。
3区の工藤遥菜選手、4区の森亮子選手と1年生2人が連続区間賞で差を広げ、アンカーの門柳葉月選手が区間2位にまとめ、1時間11分31秒で優勝。1区2区の3年生がいい流れを作ったのが勝因でしょうか。
文理大附が2位。アンカーの高野安弥選手は区間賞の快走を見せました。
1年生と2年生だけで1時間12分37秒というのはまずまずの結果。来年が楽しみなチームですね。
というのが、前に書こうと思った分です。
とりあえずここで一回アップします。

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