20日に行われた近畿高校駅伝の話。
男子
1区
男子は西脇工の中谷圭佑選手が県大会同様区間賞獲得。29分17秒と素晴らしいタイム。
2位は29秒差で山中秀仁選手(興国)が通過。
さらに9秒差で小川誉高選手(須磨学園)が通過し、3位までが29分台というレベルの高い争い。
4位には谷原先嘉選手(市尼崎)が30分05秒で通過。
5位は報徳の川口貴大選手が30分10秒で通過。
6位は京都外大西の中村涼選手が30分12秒で通過。
2区
トップを行く西脇工は、国体少年Bで2位に入った藤原滋記選手が区間2位と好走。トップを守ります。
昨年2区区間賞の山本雄大選手(須磨学園)が今年も区間賞の快走を見せ、2位浮上。
市尼崎が3位浮上。報徳が4位浮上。
興国が5位、同タイムの6位で和歌山北、その2秒差で飾磨工と続きます。
3区
3区では西脇工は廣田雄希選手が区間賞の快走。区間2位に27秒差をつける圧倒的な走り。2位との差を1分30秒差まで拡大します。
2位にあがってきたのは報徳。平井健太郎選手が区間2位と好走。
須磨学園が3位、飾磨工が4位浮上。
市尼崎が5位とこの時点で、1位から5位までを兵庫県勢が独占。
4区
トップを行く西脇工は浅川倖生選手が区間2位と好走し、トップをキープ。
市尼崎の廣川倖暉選手が区間賞の快走で3人かわして2位浮上。
報徳が3位、1秒差の4位に須磨学園。5位に飾磨工と続き、何やら兵庫県大会のような様相。
5区
西脇工は山本翔馬選手が区間4位ではあったものの、区間賞の仲村選手からは10秒差にとどめ、トップをキープ。
市尼崎は2位キープ。
須磨学園が仲村尚毅選手の区間賞の快走で3位浮上。
報徳の須山正規選手は順位こそ一つ下げたものの区間2位と好走し、市尼崎との差を19秒に縮めました。
飾磨工が5位。
6区
西脇工は牧浦聖士選手が区間賞の快走。この時点で2位とは2分21秒差。
市尼崎が2位キープ。
須磨学園の杉本耀太選手が区間2位と好走し、2位から7秒差まで追い上げます。
報徳は4位キープ。この時点で2位から4位までは17秒差。
飾磨工が5位。高田隆來選手が区間3位と好走し、2位までは38秒差、4位なら21秒差とまだ上位が狙える位置で、アンカーへ。
ちなみにこの区間、三木の木村悠選手が区間4位となったため、区間1位から6位が兵庫県勢というとんでもないことに。
7区
西脇工は村上優希選手が区間2位と好走し、2時間06分52秒で優勝。見事連覇達成。
勝俣祐太選手や三浦雅裕選手を起用せずに臨んだオーダーでも優勝。層の厚さがすごいですね。
2位には須磨学園が入りました。県大会は3位と今一つでしたが、順位をあげてきましたね。アンカーの秋山雄飛選手は区間賞の活躍。
市尼崎が3位。全員が区間一桁順位で走り、3位と健闘。県大会よりは順位を下げたものの、2時間09分30秒とまずまずのタイム。
4位に報徳。全員が区間一桁順位と安定した走りを見せ、きっちり上位に入ってきましたね。
5位は飾磨工。1区9位と序盤で勢いに乗りそこなったかに見えましたが、2区3区4区で立て直したのはすごいですね。
1位から5位まで兵庫県と地区大会としては非常に珍しい結果になりましたね。
兵庫県のレベルの高さは常々言われていますが、それにしてもこれはすごいです。
女子
1区ではインターハイ1500m7位の池内彩乃選手(立命館宇治)が昨年区間賞の大森菜月選手(薫英女学院)を抑えて区間賞獲得。
大森選手が2秒差の2位。
その8秒差の3位に清政愛理選手(西脇工)が通過。
さらに5秒遅れて今年1500mで日本選手権を制した小林美香選手(須磨学園)が通過。
昨年1区区間2位の久馬悠選手(綾部)はトップから27秒差の7位。
2区
立命館宇治は菅野七虹選手も区間賞の快走。後続との差を広げます。
兵庫県大会では1区区間賞の太田琴菜選手(須磨学園)が区間2位と好走し、2位浮上。
西脇工は翁田あかり選手が須磨学園には抜かれたものの、薫英女学院をかわして4位キープ。しかも須磨学園とはわずか1秒差。
4位で薫英女学院。しかし2位まではまだ13秒差とわからない展開。
3区
立命館宇治は岩井朝香選手も区間賞。2位との差を54秒にまで広げます。
須磨学園は2位キープ、西脇工も3位キープ。
薫英女学院は4位と順位をあげることはできませんでしたが、3位までは3秒差に迫ります。
4区
立命館宇治は藤原佑規選手が区間賞こそ逃したものの、2秒差の区間2位と好走し、トップをキープ。
薫英女学院の北野芽衣選手が区間賞の快走で2位浮上。
須磨学園が3位、西脇工が4位。
5区
立命館宇治は青木奈波選手が区間賞。終わってみると1時間08分56秒の好タイムで圧勝でしたね。1年生と2年生だけでこのタイムはすごいです。
2位には薫英女学院が1時間10分22秒で入りました。アンカーの松田瑞生選手は1年生ながら区間2位と好走。
3位は西脇工。アンカーの南優子選手が一人かわしての3位。
4位は須磨学園。県大会の時とは少しメンバーを変えて、横江里沙選手を起用せず、また県大会同様福田有以選手も起用していないことを考えると、全国ではまだまだタイムを伸ばしてくる余地がありそうです。
5位は須磨友が丘。序盤は出遅れたものの、3区以降は5位をキープ。これはなかなかすごいですね。
綾部は8位。アンカーの久馬萌選手は区間3位と好走しました。

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