福岡クロカンの話。
テレビで放送があったのはよかったのですが…
やはりダイジェストになっていたため、CMが明けたら展開が大きく変わっている、ということもしばしば。
ジュニア女子6km
序盤、木村友香選手(筑紫女学園)が積極的に前に出て、それに上原美幸選手(鹿児島女)や千葉クロカンで2位に入った荘司麻衣選手(岡崎学園)などが続く形に。
ところがCMを挟むといつの間にか上原美幸選手と矢野栞理選手(北九州市立)の一騎打ちに。
最後は上原選手が矢野選手を突き放し、20分45秒で優勝。
矢野選手は9秒差の2位。
その4秒差の3位には秋山桃子選手(白鵬女)が入りました。
さらに前川祐紀選手(鳥取中央育英)が4位。
昨年の日本選手権1500mを制した小林美香選手(須磨学園)は21分15秒で8位。
序盤積極的に引っ張った木村友香選手は13位でした。
千葉クロカンと福岡クロカンの合計で考えると上原選手が一番活躍したと言えそうですね。
矢野選手、千葉クロカンは15位と不本意な結果でしたが、今回は見事に2位まで上げてきました。
秋山桃子選手も千葉クロカンの28位から大きく順位をあげましたね。
前川選手はその間駅伝を中心に大活躍でした。
千葉クロカン4位の青木奈波選手(立命館宇治)が5位と安定した結果。
立命館宇治は池内彩乃選手が両方で12位という珍しい結果に。
ちなみに福岡クロカンは団体戦があり、立命館宇治が1位でした。
ジュニア男子8km
最初はズク選手(豊川)を先頭に久保田和真選手(九州学院)ら日本選手が追いかける展開。
横手選手も入っていたので、これはいける、と思ったのですが、CMを挟むとズク選手の独走。
そして横手選手はいつのまにか後続グループからもいなくなっていました。
日本人トップ争いは久保田選手が一時単独2位を走っていたものの、後続集団に追いつかれ、混戦に。
千葉クロカンでも活躍した上村和生選手(美馬商)が注目されていましたね。
馬場翔大選手(倉敷)や山本雄大選手(須磨学園)なども含まれていました。
しかし、さすがは久保田選手、終盤ではやはり抜け出し、2位でゴール。
最後に追い込んだ山本雄大選手が3位。
4位には上村和生選手、5位に馬場翔大選手、6位に石橋安孝選手(美方)と立て続けに入りましたね。
栃木勢では横手健選手(作新学院)が25位に入ったのが最高でした。
29位には石川颯真選手(佐野日大)、31位に栃木渡選手(佐野日大)、61位に桐原翔太選手(佐野日大)が入りました。
佐野日大は団体戦でも6位に入る活躍。
ちなみに団体戦1位は豊川工、2位が西脇工、3位に須磨学園と続きました。
シニア女子6kmでは新谷仁美選手(佐倉AC)が序盤から積極的な走り。
これにキマンズイ選手(スターツ)が付き、さらに集団がそれを追いかける展開に。
この時、集団の中に肥後銀行の蓮池杏奈選手がいて、テレビでは肥後銀行の話がちらっとでたのですが、CMをはさんでいつのまにか蓮池選手が見えない位置になってしまったため、その後何事もなかったかのような扱い。
さて新谷選手は終盤にキマンズイ選手を引き離し、最終的には20秒差をつける圧勝でしたね。
これはお見事。
2位にはキマンズイ選手。
3位には絹川愛選手(ミズノ)が入りました。
4位は鈴木亜由子選手(名古屋大)。このメンバーの中で4位は大健闘と言っていいでしょう。
また田中華絵選手(立命館大)が6位に入るなど、学生が活躍しましたね。
序盤紹介された蓮池杏奈選手は9位。序盤より順位を下げたとはいえ、持ちタイムを考えれば健闘と言っていいでしょう。
肥後銀行は今年注目のチームになるかもしれません。
シニア男子10kmでは大迫傑選手(早稲田大)が優勝。
同タイムの2位で佐藤悠基選手(日清食品)。
3位には村澤明伸選手(東海大)が続き、佐久長聖のOBが3位までを占めました。
佐久長聖のOBと言えば上野裕一郎選手(エスビー食品)も9位に入っていますね。
栃木関連選手では佐藤直樹選手(JR東日本)が30位、八木沢元樹選手(明治大)が48位に入っていますね。
時間が遅いので今日はここまで。
今年からコースが変わったため、データ面であまり書けることがないですね。

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