11日に行われた阿久根市長旗九州選抜高等学校駅伝競走大会の話。
〜女子〜
1区では先日の福岡クロカンを制した上原美幸選手(鹿児島女)が従来の区間記録を20秒以上更新する18分55秒という素晴らしいタイムで区間賞。
3秒差の2位にはやはり先日の福岡クロカンで2位と活躍した矢野栞理選手(北九州市立)が入りました。
さらに3位の中原海鈴選手(神村学園)が19分05秒とこちらも従来の区間記録を上回る素晴らしいタイム。
この3選手があまりにもすごかったために、ここから30秒ほど開いて
高橋奏選手(柳川)が19分36秒で4位。
1秒差で出水選抜チームの右田愛選手が通過。
2区
3連覇を狙う神村学園は西山のぞみ選手が区間賞の快走。トップを奪います。
21秒差で北九州市立が2位。
近藤奈菜美選手が区間4位にまとめた柳川が3位に浮上。トップからは47秒差。
さらにエースの木村友香選手をここに起用した筑紫女学園が木村選手の6人抜きの快走で4位浮上。トップからは56秒差。
鹿児島女がトップからちょうど1分差の5位で通過。
平井見季選手が区間3位と好走した白石が6位浮上。
3区
トップを行く神村学園は岸良美周選手も区間賞の快走。後続との差を広げます。
北九州市立は河口恵選手が区間4位と粘って2位キープ。
山下未来選手が区間2位と好走した筑紫女学園が3位浮上。
日本文理大附の上杉円香選手が区間3位と好走し、3人かわして4位浮上。
白石が5位浮上。鹿児島女が6位。
4区
神村学園は倉津円歌選手がただ一人10分を切る好タイムで区間賞。2位との差をさらに広げます。
北九州市立は高橋かるな選手が区間2位と好走し、2位キープ。
3位との差を広げます。
筑紫女学園も清水真帆選手が区間4位タイと粘り、3位をキープ。
文理大附が4位、宇田津碧葉選手が区間4位タイと好走した出水選抜が再び5位に浮上。
鹿児島女が7位。
黒木梨乃選手が区間3位と好走し、5人抜きを見せた小林が7位浮上。
5区
神村学園はアンカーの永吉百恵選手も区間賞で締め、終わってみると1時間09分11秒の好タイム。4連続区間賞の圧勝でした。
2位には由水沙季選手が区間2位と好走した筑紫女学園が1時間11分02秒で入りました。1区10位からここまで持ってくるあたり、さすがですね。
北九州市立は1時間11分44秒で3位。1区でいい位置につけたのが良かったですね。
それにしても今年も筑紫女学園との対決はすごいことになりそうです。
日本文理大附が1時間12分20秒で4位。アンカーの上杉ひかり選手は区間5位タイとまずまずの走り。
小林はアンカーの新地楓選手も区間3位と好走し、1時間13分11秒で5位浮上。
鹿児島女が6位。1区の作った流れを生かし切りましたね。
アンカーの三好伶奈選手が区間4位と好走した九国大附が7位に。三好選手は3人抜き。
千原台が8位。アンカーの田中彩夏選手が区間5位タイと好走。1区16位からよく立て直しましたね。
〜男子〜
1区は鹿児島実の北村一摩選手が30分14秒で区間賞。2秒差の2位で5年ぶりの王座奪還の狙う九州学院の坂本新選手が通過。
さらに2秒遅れて小林の森勇暉選手が通過。
トップから8秒差の4位で宮崎日大の荒毛喬也選手が通過。
トップからちょうど10秒遅れの5位で九国大附の市田拓海選手が通過。
さらに2秒差で鳥栖工の川野敬介選手が通過。
その2秒差で大分東明の菅原優樹選手が通過。
ここから少しあいて、30分41秒の8位で坂本大志選手(鶴翔)が通過。その2秒差で朝倉健太選手(千原台)が通過。
大牟田はまさかの16位。トップから1分36秒差と厳しいスタートに。
2区
鹿児島実は2区の下野桂輔選手も区間2位と好走し、トップをキープ。九州学院との差を14秒に広げます。
2位で九州学院が通過。
その6秒差の3位で九国大附の木原健朗選手が通過。
小林が1秒差の4位。
そして松本優生選手が区間賞の快走を見せた千原台が5位浮上。松本選手は5人抜き。
大分東明が6位に浮上。2秒差の7位に鳥栖工とこのあたりはまだ混戦ですね。
3区
3区では鳥栖工の光延誠選手が区間賞の快走。6人かわしてトップを奪います。
大塚祥平選手が区間2位と好走した大分東明が7秒差の2位に浮上。
緒方喬平選手が区間5位と粘った九国大附が3位をキープ。九国大附はこれで3区間連続区間5位と安定した走り。
九州学院がその2秒差の4位。垂水隆選手は区間6位タイ。
荒武星哉選手が区間6位タイにまとめた小林が5位。
鹿児島実は6位に後退。
千原台が7位。
熊本国府の東遊馬選手が区間4位と好走し、8位浮上。
大牟田は前田晃旗選手が区間3位と好走し10位まで上げてきました。
4区
4区では近藤修平選手が区間2位を20秒以上引き離す圧倒的な走りを見せた大分東明がトップに立ちます。
鳥栖工が45秒差の2位。
その4秒差の3位に九州学院。中上恒也選手は区間3位にまとめました。
小林が4位に浮上。河野誉選手は区間4位。
九国大附が5位。
6位に鹿児島実と続き、7位に千原台。
そして1秒差の8位にあがってきたのが大牟田。古賀裕樹選手は区間2位と好走。
5区
トップを行く大分東明は、後ろから追い上げられたもののトップをキープ。
後方では鳥栖工の坂本湧太選手と九州学院の山下賢明選手が激しい2位争い。
山下選手が区間賞、坂本選手が区間2位というすさまじい争いで同タイムの中継。
トップとの差が一気に17秒にまで縮まります。
順位は鳥栖工が2位、九州学院が3位。
小林が4位キープ。トップからは50秒差。
鹿児島実が5位浮上。
九国大附が6位。
この後ろでは先ほど1秒差だった大牟田と千原台が激しい争い。
千原台が7位。西山亮生選手は区間3位タイと好走。その1秒差で大牟田が通過。つまり徳永晃希選手も区間3位タイと好走し、1秒差のままの中継。
6区
鳥栖工は福田勇樹選手が区間賞の快走を見せ、トップを奪還。
しかし九州学院の近藤修一郎選手も区間2位と好走し、4秒差の2位で中継。
小林が3位浮上。鹿児島実が4位浮上。
大分東明は5位に。
その同タイムの6位に千原台が浮上。大手敬史選手は区間3位と好走。
ここで千原台からは離されたものの、九国大附をかわして大牟田が7位に浮上。
7区
九州学院はアンカーの内田翼選手が区間2位に20秒差をつける素晴らしい走りを見せ、2時間08分11秒で見事優勝。
2位には鳥栖工が2時間09分09秒で入りました。
3位は小林。2時間09分46秒と2時間10分を切ってきましたね。
また千原台もアンカーの上野翔太選手が区間2位と好走し、4位に浮上。2時間09分49秒とこちらも2時間10分を切ってきましたね。
鹿児島実が2時間10分04秒で5位。1区、2区でいい流れを作り、後半もしのぎきったという感じですね。アンカーの上野巧真選手も区間5位にまとめています。
大牟田が6位。アンカーの大山憲明選手は区間3位と好走。
1区以外は全員区間一桁順位で走り、意地を見せました。
7位は大分東明。主要区間の1区3区4区は好走、アンカーの廣瀬俊輝も区間7位とますまずの走りを見せましたが、やはりコマ不足のような感じでしたね。しかし補強がうまくいけば、年末までには面白いチームになりそうです。
8位は九国大附。前半戦のいい流れを生かし切りました。
時間が遅いので今日はここまで。

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