あまり前篇の評判がよくないのですが、兵庫リレーカーニバルの話の続きです。
女子10000mでは新谷仁美選手(ユニバーサルエンターテインメント)が初10000mとしては日本最高タイムとなる31分28秒26で優勝。五輪のA標準も突破。
2位には吉川美香選手(パナソニック)が31分58秒73で入り、日本選手としてはこの大会ちょうど50回目の31分台パフォーマンス。
というわけで兵庫リレーカーニバルの女子10000mの日本選手の31分台のパフォーマンスをまとめてみました。
兵庫リレーカーニバル 女子10000m 日本選手パフォーマンス歴代50傑
31:05.68 福士加代子(ワコール) 2004年2位
31:15.34 羽鳥智子(第一生命) 2004年3位
31:19.73 渋井陽子(三井住友海上) 2008年2位
31:21.03 野口みずき(グローバリー) 2004年4位
31:23.55 阿蘇品照美(京セラ) 2005年2位
31:24.33 原裕美子(京セラ) 2005年3位
31:28.15 千葉真子(旭化成) 1996年1位
31:28.26 新谷仁美(ユニバーサルエンターテインメント) 2012年1位
31:29.03 福士加代子(ワコール) 2010年1位
31:30.92 吉本ひかり(佛教大) 2010年2位
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31:31.95 中村友梨香(天満屋) 2008年3位
31:34.15 小崎まり(ノーリツ) 2005年4位
31:35.27 絹川愛(仙台育英高) 2007年2位
31:36.54 赤羽有紀子(ホクレン) 2008年4位
31:39.32 脇田茜(豊田自動織機) 2007年5位
31:40.38 真木和(ワコール) 1992年1位
31:41.32 小鳥田貴子(デオデオ) 2001年1位
31:41.60 宮井仁美(豊田自動織機) 2005年6位
31:43.01 川上優子(沖電気宮崎) 1999年1位
31:43.02 大平美樹(三井住友海上) 2005年8位
----------------------------------------------------------20
31:45.48 小崎まり(ノーリツ) 2006年3位
31:45.82 吉本ひかり(佛教大) 2011年2位
31:47.23 尾崎好美(第一生命) 2005年9位
31:47.25 高橋千恵美(日本ケミコン) 1999年2位
31:47.28 川上優子(沖電気宮崎) 2000年1位
31:47.82 藤永佳子(筑波大) 2001年2位
31:48.11 大島めぐみ(しまむら) 2006年4位
31:48.73 渋井陽子(三井海上) 2001年3位
31:48.89 渋井陽子(三井海上) 2000年2位
31:49.44 千葉真子(旭化成) 1997年1位
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31:50.13 野口みずき(シスメックス) 2006年6位
31:50.45 宮内洋子(OKI) 2007年7位
31:50.53 松岡範子(スズキ) 2000年3位
31:50.93 山岸万里恵(天満屋) 2006年7位
31:53.57 橋本歩(三井住友海上) 2004年5位
31:54.41 佐藤由美(資生堂) 2005年10位
31:54.44 大平美樹(三井住友海上) 2004年6位
31:54.56 竹元久美子(NEC) 2000年4位
31:54.59 杉原加代(パナソニック) 2007年8位
31:55.08 永山育美(京セラ) 1999年3位
----------------------------------------------------------40
31:55.15 渋井陽子(三井住友海上) 2007年9位
31:55.59 福士加代子(ワコール) 2002年1位
31:56.81 小崎まり(ノーリツ) 2004年7位
31:57.58 大南博美(UFJ銀行) 2004年8位
31:57.77 小鳥田貴子(デオデオ) 2002年2位
31:58.05 小崎まり(ノーリツ) 1999年4位
31:58.73 吉川美香(パナソニック) 2012年2位
31:58.93 藤永佳子(筑波大) 2000年5位
31:59.87 高橋千恵美(日本ケミコン) 2001年4位
31:59.91 坂下奈穂美(三井海上) 2001年5位
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残念ながら五輪の年としてはあまり記録が出なかったということになりそうです。
今回は最初にエントリーしていた有力選手のうちの何人かが結局出場しなかったのが大きいかもしれませんね。
3位はチェピエゴ選手(九電工)で32分05秒04.
小原怜選手(天満屋)が自己新となる32分30秒45をマークして4位に入りました。
また全日本実業団ハーフを制した田中智美選手(第一生命)が32分36秒45をマークしていますね。
あとは平井恵選手(スズキ)が32分38秒59と自己記録を大幅に更新して7位に入っています。
学生では森知奈美選手(佛教大)が32分50秒74で10位に入ったのが最高でした。
この大会では2年連続で31分台をマークしていた吉本ひかり選手(ヤマダ電機)は32分55秒82で12位でした。
男子3000mSCは昨年の日本選手権を制した武田毅選手(スズキ)が8分42秒77で優勝。
2位には松本葵選手(大塚製薬)が8分43秒15で続き、3位には昨年の日本選手権4位の菊池昌寿選手(富士通)が8分45秒10で入りました。
女子1500m1組ではW.ムルギ選手(豊田自動織機)が4分18秒12で1位。R.マランガ選手(TOTO)が4分18秒43で2位。
2組でこれを上回るタイムが出なかったため、ムルギ選手が優勝。
2組では陣内綾子選手(九電工)が4分22秒64で1位でした。
昨年のインターハイを制した福田有以選手(須磨学園)が4分29秒23でこの組5位、全体では8位となり、高校生ではトップ。
昨年インターハイ3位の武田志帆選手(常磐)が4分31秒52でこの組6位、全体では9位。
昨年の日本選手権を制した小林美香選手(須磨学園)は4分31秒63でこの組7位、全体では10位でした。
男子砲丸投では昨年の日本選手権を制した村川洋平選手(スズキ)が17m96で勝ちました。
畑瀬聡選手(群馬綜合ガード)が17m40で2位、山田壮太郎選手(富士通)が17m35で3位とレベルの高い争いでしたね。
女子走高跳は昨年の日本選手権を制した福本幸選手(甲南学園AC)が1m80で圧勝。
2位には京谷萌子選手(北教大岩見沢)が1m71で続きました。
昨年のインターハイを制した上島みどり選手(花園)が1m68で3位に入っていますね。
昨年の日本ジュニア選手権を制した苅田萌選手(福岡大)や昨年の全日中を制した津田シェリアイ選手(東大阪大敬愛)など、全体的に記録なしの選手が多かったのが残念ですね。
女子走幅跳では桝見咲智子選手(九電工)が6m35(+1.7)で優勝。
2位には井村久美子選手(iDEAR)が6m30(+1.0)で入りました。
学生では昨年の日本インカレを制した高武華子選手(福岡大)が6m20(+2.7追い風参考)で3位に入っていますね。
女子砲丸投では昨年の日本選手権2位の白井裕紀子選手(滋賀陸協)が15m21で勝ちました。
グランプリ以外の種目
女子やり投では井戸梓織選手(武庫川女子大)が48m32の大会新で優勝。
2位には昨年の日本ユース選手権2位の中島美穂選手(市尼崎)が46m52で入りました。
また弦田れい愛選手(夙川)が45m33で3位に入るなど高校生が活躍しましたね。
高校男子5000mでは中谷圭佑選手(西脇工)が14分19秒10で優勝。
2位には廣田雄希選手(西脇工)が14分20秒16で続きました。
3位の井戸浩貴選手(龍野)が14分30秒73ということで、2位と3位との差が大きかったようです。
時間が遅いので今日はここまで。

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